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リエージュのラ・バット市 ヨーロッパ一規模が大きい、とも言われているらしい。ヨーロッパ一かはわからないけど、確かに規模が大きかった。食用と思われる鳥やペット用の鳥、洋服、ペット用品、チーズ、パン、野菜などなど何でもそろいそう。 朝食を食べずに行き、おばあちゃんの焼きたてワッフルを食べ、ホットドッグを食べた。 シンプルなワッフルはふわふわでとてもおいしかった。 (2010年8月 肉球ぺったん 様) |
乗車するタリスが通るので行ってみようというだけで、あまり期待はしていなかった。 中心地をぶらついていたら、買い物かごをぶらさげた人がたくさん行き交っていた。その方向に歩いて行ってみた。するとムーズ川沿いに店がずらり。日曜の朝市か、と覗くことにした。 有名だということはガイドブックでも知っていたけれど、スリに遭遇したらいやだし、中心部からバスに乗らないと行けないと思っていたの、で訪れるつもりはなかったが、予想外の展開。 最初に目に入ったのはペットにするのか、食用にするのか家禽類のスタンド。 鳴き声がすごい。食物や飲食用のスタンド、衣料品のスタンドもずらり。 リエージュ風ワッフルを食べようとその日は朝食を抜いてパリを発った。探してみたら、発酵させた生地をワッフルメーカーで焼いているスタンドを、発見。 メーカーから取り出したてのものをもらった。まず日本で売られているものより大きく、食べてみると、しっかりめの生地で最後まで噛んでいるとあごが痛くな るようなもの。粉の味が感じられて、大満足。もう一軒その場で焼いている店を発見したので、そこでも購入した。 日本で食べていたものは全体に甘みが強いが、当地のものは、生地部分はそんなに甘くない。砂糖がちりばめられてカラメル状になった部分が甘く、アクセントになっている。日本のワッフルっていったい何だったのか、とびっくり。 私の職場の回転モップと同じものを売るスタンドを発見。世界中で今ブームなのか、と一人でウケた。TVショッピングの実況中継さながらのことをやっているスタンドに人だかりがあるのを見て国境に関係なく人間ってこういうものなんだと、とても楽しかった。 このようなイベントを観光客も楽しんでいて、女性3人組が水着や下着のスタンドのにわかセールスレディーになっているのを発見。その中の一人は、スキュー バダイビングスタイルで背中に段ボールに手書きで「夏はまだまだ終わらない、水着を持って海に行こう!」と書かれたものを 引っかけたサンドイッチレディーになり、最初は水着屋の前で、次は下着屋の前で大声を出して、客寄せをしていた(通行人が立ち止まって買うと、ギャラリーは大受け)。 価格は安いが、食料品の品質自体は高くない。食料品市場巡りが大好きなので、すごく感動した訳ではないが、エンターテイメント性は今まで海外で訪問した市場の中でもダントツだった。 フランス語でいろいろなセリフが書かれたTシャツを売る店があり、ずいぶん迷った。でも、こんなの着てパリを歩いたら大変なことになりそうだ、それにこういうものを着る歳でもないし、と結局あきらめた。今、買わなかったことを激しく後悔している。 昼食に入ったカフェで、にわかセールス3人組に再会、互いに思わず声を上げた。よく売れたか?と聞いたら、もちろん、と誇らしげに、商品の入っていた空っぽの袋を見せてくれた。「優秀な売り子さんねえ」と声を掛けて、互いに大笑い。 そのカフェは大混雑で、マスターがてきぱき人をさばいていた。「一人か、20分待たなくちゃだめだよ!」などと言いながら、5、6分後には席に案内してく れた。店員たちも客に気配りしながら気持ちいいほどテキパキ動いており、昔ながらのカフェってこんななんだ、と楽しいひとときを過ごした。 朝市を隅々まで見たので、結局観光らしい観光をしておらず、ワロン博物館に向かった。その途中で自転車に乗ったカップルに警察はどこか、と聞かれたので観光案内所で購入した地図を見せながら途中まで付いていってあげた。 自動車のことで警察に行かなくてはいけない、という彼らはマーストリヒトからやって来たと言う。「もしかしたら、マーストリヒトからリエージュまで自転車 で来た?」なんて冗談を言い合いながら市庁舎まで案内してあげたので、博物館へは行けずに電車に乗ることになった。でも、こんなやりとりができたのもよい 思い出。 (2010年7月/8月 Bera@サンジャン 様) |
タリス パリ北-リエージュ 2等 (出発駅) = パリ北駅 (出発駅の様子) = 地上階コンコース階にはパンやケーキ、ドリンク類のスタンドやタリスの案内所、 さらにあがった1階には、カフェ、ホームに向かって後方左手にはユーロスターの切符センター、その奥にチェックインカウンター。 喉が渇いたので、1階のカフェ Alize のテラスでカフェ・クレームとオレンジジュースを注文。 コンコースが見渡せて眺め良し。オレンジジュースは、紙パック入りのトロピカーナとグラスがきた。カフェのトイレは、店内の螺旋階段を下りた中階にあり、有料1ユーロ程度。 (到着駅) = リエージュ・ギーメン駅(列車はその後アーヘン経由でケルン行き) (到着駅の様子) = 駅は築浅と思われ、白を基調とした新しく、モダンな造り。プラットホームは上の1階。地上階に下りるとカフェ、ベルギーらしくゴーフルやケーキ類も並んでいた。 ベルギーの比較的新しい駅舎は、プラットホーム間の乗り換えはエレベーターやエスカレータで ホーム階より上の連絡通路に上がり、停まるホームに設置されたエレベーターやエスカレータでホーム階に下りる仕組みになっているようだ タリスが停車するリエージュ・ギーメン駅は中心部から離れており、駅前のロータリーからバスに乗る。 市内中心部にはリエージュ・パレ駅があり、そことは列車でも結ばれている。行きは中心部へはバス、帰りはパレ駅から列車を利用した。 (車両) = 2-2列。赤を基調としているが、ところどころ同じ赤でもボルドーがかったもの、 朱っぽいものとニュアンスが異なっており、センスを感じさせた。 トイレや洗面台、客室自体も車両が新しいのか、それとも清掃が行き届いているのか、清潔感あり。TGVの旧車体や出発地からだいぶ時間がたってからの洗面所・トイレと様子が違って、 さすがヨーロッパの北を走る列車からなのか?とおもしろかった。 (切符の入手方法と時期) = SNCFのサイトから3ヵ月前に予約。 (価格) = smoove券。25ユーロ。 (2010年7月/8月 Bera@サンジャン 様) |