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updated 11 Jun.2007 審査結果発表

 
 
 
2007年5月 ルーヴル写真コンテスト
 

ひさびさに、テーマを「王道」にして、できるだけ広く、数年前いったきりの方でも応募しやすいようにしてみました。
 
選考方法
過去写真提供いただいたユーザから、無作為抽出で40人ほどにメール。先着回答者5名が審査員に。各自3枚選出、それぞれ、5点、3点、1点の配点。もっとも点が高かったものを大賞として、賞品をおくる。

管理人は審査に加わっていないが、管理人が(個人的に)ツボだったものに、敢闘賞がでることがある。
(でない時もある)


審査員総評(50音順)
◆ソフト面のみならず、ハード面でも見るべきものばかりのルーヴルで、常に混雑していて最適なアングルで撮影することなど願うべくもないであろうにも関わらず、それぞれの写真が、歴史、その現在、美術館としての姿、パリの代名詞としての横顔を切り取っている。初めて訪れたときののときめき、あまりの規模に圧倒されっぱなしの中、ほっと一息つく瞬間、知れば知るほどはまり込んで行く奥深さが伝わってくる写真。 

自分の選考基準は、「自分の旅のアルバムに入れるなら、どの写真だろうか?」。

惜しむらくは、もう少し良い位置から撮れていたら・・・、と思える写真が多かった。今回、審査のため、いつも以上にじっくり写真を眺めた。自身も訪れていることから、撮影当時の撮影者の様子を想像してみたりと、審査は想像以上に楽しい作業だった。
(ainhoa-manech様)
 

◆私は地方への旅行ばかりなのでルーヴルには行ったことがない。というより、パリに行ったことがない。

まず全体を眺めて思ったのは、光が綺麗な作品が多いこと。あとピラミッドが多い。構図や時間帯などじっくり準備したと思われる作品もあれば、偶然の遭遇をうまく収めた作品もあって、楽しめた。そんな中、「ルーヴル初心者の視点」で、単純に素敵だなと思える写真を選んでみた。
(いしがめぴー様)
 
 

◆他ではお目にかかれないような個性的な作品が多く、見ているうちに「名所ルーヴル」の新たな一面に出会ったような気持ちになれた。どれも面白く、3点に絞るのは難しかったが、自分にとって「へえ、そうなんだ」という発見、それか「やっぱりそうだよね」という再認識が格別にあったものに、1票を捧げた。

本当は、自分は名所ではなく穴場志向なのだが、今回の審査で、名所の「懐の深さ」をしみじみと味わえた。やはり有名どころとは、何度でも、そしてだれでも楽しませてくれる器の大きさと質の高さを兼ね備えた「王道」であるのだろう。貴重な気づきの機会を与えていただいた。
(しじま723様)
 
 

◆多くの人々が訪れる美術館、誰もが必ず足を運ぶルーヴルということで、簡単なようで少々難しいテーマだったと思う。被写体となったルーヴルで、シャッターを押した瞬間、その場に立ち、その時心に感じるままにカメラに収められた写真から、それぞれの人の感動した気持ちが伝わってくる。あっ、ここ知ってる、と思うものや、ここは何処だろう?と思う写真もあり、素敵な作品ばかりだった。
(Cheese on toast様)
 

◆こんなに色々な角度からの作品が集まった事に驚き、一作ずつ実に興味深く拝見した。もちろん、美術館は作品を鑑賞する所だが、撮影場所には個人の視点というのか、こだわりを感じた。

個人的には、若かりし頃にルーブルへ行き、当時の印象は「これがモナリザかぁ。。」と感銘したのが、ツアーの過密スケジュールで、駆け足でグルッと巡り、丁寧に見られなかったのを記憶している。回訪れる機会があれば、この写真の一場面を探し、「ここだよ、ここ・・」と私も共鳴し、共感したいものだ。 
(りっききのきっき様)

管理人雑感 (審査には加わっていません) 
 

帰国後で手持ち無沙汰・・・感動も出がらしや・・・といったユーザさんにと開催した写真コンテスト。おかげさまで恒例となり、嬉しく思っております。

応募開始はいつか、とせっついてくださる方、応募開始とともに10数分で応募くださる方、自分のなかでも選出に苦しんでおられる方、うまく撮れなかったけど思い出を一生懸命コメントに詰め、そちらがいい味をだしておられる方、など、毎回、とても楽しませていただいております。


ちなみに、私が毎回おもしろく拝見しているのは、審査員が3位(1点)をつけるものです。
1,2位を相当頭をつかって選んだあと、似たランクの写真の中から、最後にこれかなぁ、、と選ぶ1枚は、すなおに心に響いたものだったり、気がゆるんでおもいっきり審査員の好みやツボがでやすい傾向にあります。

1点作品はほぼ票が割れる・・・そこが自分の眼とちがって、楽しい。そういう意味で、票のわかれる「1点作品」は 惜しい、ではなくて、オイシイ作品といえますね。


さっと食べたらおわりではなく、干物のように、かんでじわっと味がでる、昔のことを思い出すのが旅写真のよさ。

ここは展覧会場と思っていただき、さっと巧拙だけをみるのではなく、すべての作品とそこにあふれている思いを、じっくりと楽しんでいただけたら・・・と願います。

 

 
 
 
大賞 21点 014 (各停ムラン行き 様)

賞品: パリ・フランス関係の雑誌特集数冊から、ご希望を1点チョイス。
 

 「パリってこんなに建物きれいだったっけかと感嘆しまくって撮っています。重なり具合は狙っていますが、おばさんは計算外。ここを抜けて、チュイルリー公園方向を見ると、陽が沈むころでした。」
 

受賞者の感想

十数年前の冬はじめて行った憧れのパリ、着いた早々靴の踵をこわし、高い靴を買う余裕もなく、すっかり負けた気分になって、それからずっと行っていませんでした。そろそろいいかなと一昨年覚悟を決めて行ったけど、やっぱり負けました。

路地の間のせまい空、橋の上からの広い空、見上げた窓、曲がった階段、白く続く街並み、何気ないものが泣けてくるほど素敵。ここに生まれていたら眼が違ってただろうなと思いました。まだちょっとよそゆきの街です。
 
 

◆前面に近未来的な雰囲気を持つ現代建築のピラミッド二つ、その向こうに歴史的建造物、という重なり具合が印象的。小ピラミッドから大ピラミッド、そして巨大な歴史的建造物という「流れ」のある重なりから、未来を意識しながら過去への向き合い方が進化し続けているルーヴルのあり方がうかがえた。その進化する場所へ、薄暗い門を抜けて向かうおばさんの後ろ姿が、妙に目にしみた。(5点)

◆いつもは観光客で賑わっているであろう場所の静かな一面に趣を感じた。ピラミッドや建物を少しずらす構図にすることで、立体感と奥行きが出ている。おばさんは計算外とあるが、全体的な静の中に僅かな動があって、絶妙なスパイスとなっている。(5点)

◆古き時代と現代との新旧の建築が見事に融合した建築物のひとコマ。 古いモノを活かしつつ、斬新な建造物をマッチさせているのは、さすがは おフランス。(5点)

◆撮影者は計算外だったようだが、左肩下がりの女性がアクセントになっている。もの言わず時を刻む建築物と、市民の日常の対比。 コンテストへの応募作品として、説明が全く不要な1枚。意外性はないが、この美しさは外せない。(3点)

◆閉館後のルーヴル。昼間とは別の顔をのぞかせる、夕暮れ時の一枚。あの女性が歩いている姿を見て一層閑散とした雰囲気伝わってくる。今日も一日ありがとう、とルーヴルに言ってあげたくなる写真。(3点)
 


初の「審査員全票」獲得! おばさんを指でかくしてみると、かなり違う作品に・・・。アーチの上部分を切ったことで、ヌケ感がうまれ、ピラミッドに高さがでた。人物とピラミッド上とに視点のバランス。おばさんがいないと視点が右上だけでバランスが悪い。おばさんが画面を崩すようなすごい満艦飾の服装や、ばりばり観光客な動きをしていないこともよかった。・・おばさんに大賞?!(管理人)

次点 8点 003 (ぱんだぷりん 様)

カフェ・リシュリューのテラス

「カフェの写真、というよりも食べものの写真じゃんって感じではありますが、ルーヴルの外観とかピラミッドとかバッチリ見えてすっごいよかった。

私自身あまり美術とか芸術はわからないのですが、ココのカフェは行ったかいがあったと思わせてくれました。」

 
◆今度行ったらあのカフェで、あのサンドイッチを食べよう、と思わせる一枚。そして、ワイン片手にルーヴルの余韻に浸るひと時が、いい。
(5点)

◆やっぱり芸術の都と共に、美食の国は外せない! 水代わりのワインと共に、食事は欠かせない。バックにルーヴルがチラリと見えるのが、心憎い。(3点)


名所をおもいきって背景にするという、
贅沢な1枚。(管理人)
  
012 中世の要塞跡 (mizuの一人旅 様)

「ルーヴルは、もとはパリ防衛のために作られた城砦でした。

上階部分は絵画や彫刻が展示され華やかな雰囲気がありますが、こちらは中世にタイムスリップした気持ちになります。」

 
◆ブレて写っている手前の人物が、そのブレの故、あたかも中世からタイムスリップして現れたかのようで、一瞬ドキリとした。もしくは、マルセル・エイメの「壁抜け男」の登場かと・・・。撮影者の狙い通りなら見事、偶然であれば不思議。(5点)
 
004 (vivianne 様)
「ルーヴルに当たっている後光が最高に綺麗」
 
◆第一印象でこれ!と思える作品。光と影をうまく捉えている。じっくり見るとピラミッドの輪郭も一段深い影になっているあたり、味わい深い。(3点)

◆まるで後光が差しているかのようで、神々しい印象を受けた。その昔、歴史で習った太陽王といわれたルイ14世を、思わず彷彿とさせる。宮殿だった頃の、厳かな感じが出ていると思う。(1点)
 
 

  
002 ルーヴルのエジプト文物  (にゃん429様)

「2500年間連綿と、親子あるいはカルテットに姿を留め、生き続けてきた、愛すべき猫たち。

殊に親子像に、いにしえのエジプトびとの慈しむ心が伺えて、時を越え東西を隔てぬ普遍性に感動でした。

モスピンクの敷物にブロンズが生き生きと映えて、そのセンスにも脱帽です。」

 
◆ルーヴルがどれほど大切にいにしえの心を愛し、守ってきたかがうかがえる作品。細やかな配慮のある展示が、親子猫像の慈愛に満ちた姿を際立たせている。

そこにさらに撮影者の温かい眼差しがにじみ、写真を見ているうちに、時を隔てても色あせない(色あせてはいけない)優しさがあることに、改めて気づかされた。忘れてはいけない気持ちを思い出させてくれた猫たちに、感謝。(3点)

  
001 ルーヴルのエジプト文物  (にゃん429様)
 
 
◆見ニャイ、言わニャイ、聞かニャイ、そして4匹目は??? 古代エジプト人がネズミ穫りのため、または守り神として、リビアヤマネコを家畜化し、イエネコが誕生したという、その歴史の証人。焼き増しして分けて欲しい1枚。構図に工夫の余地がありそう。(1点)
  
011 逆さピラミッドの秘密!! (MoreGreen様)

「カルーゼルの逆さピラミッド。ガラス部分の点検中だったのかもしれませんが、観光客の目の前で、下のピラミッドの秘密が暴かれてしまいました!
がっかりした人もいたかも。」
 

◆逆さピラミッドはこうなってたんだ。前年私が偶然ここを通った時には、想像せず。まさか、下の三角が動くとは・・・。(1点)



 
 

管理人ツボでした。。。敢闘賞 
(粗品さしあげます)

これは作品のファイルを開いた瞬間、うわちゃぁぁぁとハムレットのように 相当悩みました!
たぶん相当の数の旅行者をがっくりさせた1枚。
本誌にも載せるべきか載せないべきか・・・  まだまだ悩ませていただきます。

紅白のテープが効いている。
(管理人)

  
010 ピラミッドに入った所からシュリー翼をみる

「ピラミッドのひし形の骨組みに囲まれた、フランス国旗。なんとなく中世の牢獄の鉄格子を思い浮かべる。」
 
 

◆ピラミッドの格子と建物とのシンメトリーなバランスが、美しい。左右対称なだけでなく、上下の位置関係も並行を保っている。ここまできたら若干右にずれているもう一つのピラミッドも中心位置にもってきても良かったかな。(1点)
  
005 カフェ マルリーにて  「ルーヴルのChun」
(matt-frafra様)
 

「カフェ・マルリーでお茶していたら、肥満系のChunが飛んできました。

どうも、お客のお下がり(これが、だけじゃない)を狙っているようで、かついただいているようで、日本のChunに比べると明らかに肥りぎみ。

また、態度もでかい。

カフェ・マルリーでお茶および食事される際には奪われないよう、かつChunのモノにも注意されたし。」

 
◆正直言って写真としてどうということではなく、人々が「崇高な美の殿堂」として持ち上げる場も、小鳥たちにとっては「したたかな生活の場」なんだなあという「不都合な真実(?)」に気づかせてくれたという点で、1票。

先入観がなく、物を見る目がおおらかな人でなければ撮れない作品かも。狙っていないものも楽しめる包容力、同時に小さなものの動きを見逃さない観察力は、尊敬に値する。(1点)

  

 
 
 

その他の応募作品  ありがとうございます! 本誌随所でありがたく使わせていただきます。



 
 
 

006 ルーヴル内にある修理工場

「館内に、チラっと見える箇所があります」

007 

「ここに辿り着くまで苦労しました(笑)。数年前に一度見た記憶を便りにウロウロ、辿り着いたら人、人、人...。

で、閉館後にもう一度足を運んだら人も疎らでやっと全体像が撮れました。」

008  ピラミッドの内側から「この翼は?」
 

「 ピラミッドの内側からX翼を望むというクイズになっています。 屋根の彫刻、階段の手すりなどから撮った位置はルーブル通の方にはわかるはずです。

ヒントは1つ、撮影時間は午前中です。

と言って、自分で問題を作って答えは  誰か教えて・・・」
 

 


 
 
 
009 ドゥノン翼 2階バルコニーの手すり

「小雨の中、健気に太鼓を叩いておりました。午後、私たちが帰る頃には体力(電池)を使い果たしたのか、動くこともままならない様でしたが、ちゃんと回収されたのでしょうか。」

013 

「あまりの人気スポットぶりが可笑しかったです。」

015 左岸からポンロワイヤルを渡って

「バスの中から撮った割りにいい感じだなぁ」


 
 
 
 
 
 



 
 
 
 
 
応募期間 2007/5/20(日)〜5/26(土) 23時ごろまで (少ない場合延長あり)終了
制限 一人 2枚まで。本人あるいは同行者の撮影。

携帯電話で撮影した写真は、画質の問題で使えない場合があります。

家族など人物が入った写真不可。

テーマ 年月とわず
「ルーヴル」  外観、内部 etc.
 

ふらつーに過去にご投稿済みのものでも可です。該当写真の載っている頁(URL)をご連絡ください。

応募方法 メール1通に 写真1or2枚添付して、送信してください。

応募後の写真差し替えは ご遠慮ください。

メール件名 下記厳守 (メールの自動振り分け処理のため ご協力をよろしくお願いします)

「2007年5月 ルーヴル写真展応募 ○○○」 

            ○○○には ハンドルネームをいれてください。
 

メール本文 本文に 下記を もれなく記載ください。
・ハンドルネーム

・ご自分のメールアドレス (携帯不可)

・撮影年月(例 2006年4月)

・撮影場所(例 ルーヴルのどこどこらへん)

・写真についてのひとこと (5〜10行程度)
 

あて先
上記クリック。
選考 無作為抽出・先着応募ユーザ5名が選考委員となります。
発表 6月ぐらいに掲載します。
発送 大賞の方に、本、雑誌などご希望品。1,500円相当。

→ フランスに関する雑誌特集号から。提示した中からお選びいただけます。(新品)

注意 作品は 

・すべて ハンドルネームいりで HPに掲載されます。世間に公表されたとみなされますので、他の写真コンテストに応募する場合、注意してください。

・ふらつーHP関係ページに 後日使わせていただきます。


 
 
 
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