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ロジ・ド・フランス連盟の宿 Logis de France
            
1 Nov.2008

 
もくじ
ロジ・ド・フランス連盟とは
料金形態
評価基準
問い合せ・予約
http://www.logis-de-france.fr/

ブラウザの「文字コード」を「欧米」にしてください。フランス語の綴りが、なおります。

加盟一覧の小さい本(緑色)を、空港書店コーナー(キオスクみたいな)や、書店で売っています。

大きめのとりはずし可能なフランス全土地図がついています。(ロジのマークと、道路、鉄道がのっているので、単純な旅行計画にも使ます)


 
 
 
ロジ・ド・フランス連盟 (協会)とは
おすすめの、安価なホテルが登録された、連盟。ある程度の 庶民的なおいしいレストラン(郷土料理や、美食など)を不随した宿を登録したもので、フランス全土に4000軒以上ある。
他国バージョンは ロジ・ド・イタリー、ロジ・ド・ベルギーもあり。
フランスのものすごく小さな、ほとんどの小さな街・村にもあるのが利点。ちょっとガイド本にないような村にいくときに、宿のあたりをつけるときに、本当に便利。宿の数が多い街でも、あれもこれも全部ホテルを検索しているとすごく時間がかかるので指標に便利です。
チェーンではないので、宿ごとにあたりはずれ、質の上下はある。本業がビストロで数室の部屋を設けていたり、名だたるリゾートホテルであったりする。品質や味、内装には かなりのランク差があるから、ロジだから全部あたり、というわけではなく(笑) アタリが見つかるとうれしい。
全般的には若干簡素系が多い。が、ちょっとした気軽なレストランがあるのが特徴。
 
日本の色々な記事で、民宿、と説明されていることがあるが、れっきとしたホテルが多い。民宿、というには正解とはいえない。民宿に近いものには、別の ジット・ド・フランス という連盟がある。
 
登録ホテルはかまどマークで1〜3に ランクわけ。内装や宿泊部分はあまり評価に連動していない。よって、ロジからまず加盟ホテルをさがし、それからホテル直営サイトやその他サイトで中身や場所をチェックしてから、申し込まれるとよい。
 
ロジはフランス全土にあるので、ものによっては街の名前は付いていても、郊外にある。車で5分、とかいうところに有ったりするので、アクセスは要注意。

 
 
 
 
 
 
料金形態
基本は普通のホテルだが、レストランがあることで、メシつき設定がある。
 
ルームチャージ(室料) 日本でいう 素泊まり。シングル(ORダブルのシングルユース)、ツイン、ダブル、トリプル など。
European Planと同義語。だが、普通の予約ではこういった語は登場しないし、ほとんど使わない。まれに英国のホテルで表記がみられる。
朝食つき 室料+朝食。
Continental planも同義語。こちらもまれに業界や英国で表記をみかける。 
with Free Breakfast  朝食無料、という表記でもあらわされる。

別料金のメニューもあるので、料金込みの場合、どのような朝食か、注意。

夕朝つき demi pension デミ・パンション (デミ・ペンション)、half board ハーフ・ボード、modefied American plan モディファイド・アメリカン・プラン  ともいう。
夕食+室料+朝食。

夕食は決まったメニューがほとんど。ドリンク別料金。「日本の旅館」がこれにあたる。

夕朝昼つき 3食ついている。あまり見かけないが all inclusieve に近いホテルでAmerican Plan などともいう。
 直営から見られるプロモーションの他、Logis に加盟しているなら、そちらのプランもチェックした方がよい。意外にお得なレートが出てくることも。
(2005年6月 とりcacao 様)
 
さらに、、 夕食+朝食つき(ーフボード、仏:デミ・パンション、デミ・ペンション) 夕食+朝食+昼食(フル・ペンション)
夕食つきは、決まったメニューだったりする。また味の面ではずすことももあるので、経験談などで必ずチェックをすすめる。危ない(あやしい)ときは、ハーフペンションにしないほうがいい。
レストランが席数が限られていることもある。先に予約をすすめる宿もある。
食事時間が決まっていることもある。予約時に定休日とともに、よく確認。(田舎のスタッフだとわざわざ時刻を教えてくれないこともある)
レストランに入ると、料金こみの客かそうでないか、店員にわかりづらいため、必ず予約内容を伝えます。渡されたメニューから勝手にえらんでしまうと、ア・ラ・カルト料金になることがあります。
なんでも、確認!確認!ですね。

 
 
 

評価基準
かまどマークと、ホテルの★の数、ミシュランの★の数、はどういう関係か
 
ロジ・ド・フランスの緑と黄色のかまどマーク:

連盟(協会)の独自基準。

かまど3 とても美味でおすすめ ホテルとしても非常に快適
かまど2 まぁまぁおすすめで 快適
かまど1 まぁおすすめ
 
ホテルの★の数:

フランスは★1〜4、4Lまである。観光局が認定する営業ホテルの基準。ホテル予約の基礎知識 に説明を記載しているが、あくまでハード整備面での基準で、質とか豪華さではない(日本人や日本の旅行業界の書き方で誤解をしている人が多い)
 

ミシュランの★の数:

タイヤ会社ミシュランがレストランを★1〜★3で区分。これもミシュランの独自基準

以前泊まったロジ加盟のホテルのレストランが美味しかったので、かまどマーク2つという点
にも魅かれた。

ロジ・ド・フランスのかまどマーク2つなので楽しみにしていたが、予想以上に美味しかった。気取らないカジュアルな雰囲気で、素朴でおいしい料理が低価格で楽しめる。

名産のフォアグラ料理は種類も豊富。まだ食べたことのない鵞鳥のフォアグラがアラカルトにあったので頼んだが、今日はブロックがないと言われ、残念。16.5euroのMenuに変更したが、前菜の鴨のフォアグラは、この値段とは思えない大きさと美味しさ。メインの鴨のコンフィも、ガーリックが効いていて香ばしく、美味。
田舎パンもおいしかった。

スタッフは英語のできない人もいるが、担当してくれた若い女性は英語が話せた。感じも良かった。

ディナーが美味しかったので、翌日のランチにも利用。
セップ茸のオムレツ(15euro)を頼んだが、これでもかというぐらい贅沢にセップがぎっしり
入っていて、これもまた美味しかった。

( 2005年10月 etsu et nino 様)
 

ロジ・ド・フランスのかまど3。

ブルゴーニュ料理が食べられるレストランで、白い布のテーブルクロスだが、安くて、宿泊客以外の人も、たくさん食べにきていた。レセプションにいた若い女性がサービスしていて、親切で、居心地がよかった。

ステーキを食べ、名産の3種類のマスタードがついてきた。ほかに生ハムのサラダ、グラスワイン、デザート(大きなクリームブリュレ)、コーヒー、で 23ユーロ。

ホテルのレストランで食事ができることが、便利だった。こういう下宿部屋のような小さな部屋が、とても好き。
(2005年10月 さくらさけ 様)
 

私の過去の経験ではハーフペンションでは失敗することがあるので、カルトで好きなものを頼んだ。

ロジのかまど2ということで多少期待していたが、感想は、5段階評価の下から2番目という程度。

ムール貝のクリーム蒸しは、ワイン蒸しに直接ホワイトソースがかけられており、ちょっと大味だった。(食べにくいし、クリームがなじんでいない) プレサレも味付けが変わっていた。が、肉の塩味はよく感じられた。特に感動はなかったので、食事を基準にこのホテルを選ぶ必要はないと思った。

ロジ・ド・フランスに加盟のホテルに泊ったことがなかったので、一度、経験してみようとも思った。
過去、他の町のロジのかまど2レストランが美味しかったので、食事に期待できるかもと思った。(結果はちょっとハズしたが)

( 2005年4月 azumi@az 様)

 
 

問い合わせ、予約
ホテルに直接、メール、fax、HPから申し込みなどができる。
別に、ロジ・ド・フランス連盟のHPからも申し込みできる。
問い合わせ方法によって、料金や応答が違うことがある。だめだったら、すぐ他の方法を試そう。
メール回答は田舎の宿では、遅いことがある。FAXも活用すべし。
英語が通じないところもある。

 
 
 
ロジのHPから問い合わせ・予約する 
メリット とりあえず加盟ホテルから探しやすい。地方にいくときとりあえず探しやすい。メシつきである。
 

デメリット ホテルとしてはあたりはずれがある。価格などの更新が遅い。こまかいリクエストを伝えにくい
。ホテルの直営サイトや その他扱っているサイトと併用して調査。こまかいことはホテル直のほうがよい。
 
 

1)センターに連絡をします(これはあくまで空室確認)

2)センターから、24h以内に空室・料金回答がメールorFAXで来ます。

3) 2)に載っていた問合番号とともに再度、正式予約をします

4)確約書がとどきます。
 
 

ロジ・ド・フランスにリクエストをしてみた。

2食付き 不気味に安かった107ユーロという料金は、やはり朝食のみの料金であり、2食付きは148ユーロだとチェックアウト時にホテル側から言われた。結局その料金をカードで支払った。

同時期にこのホテルを予約した方々の話からも、多分間違いであるだろうと薄々感じていたのですが、一応ロジ・ド・フランスに出発前にメールで料金を再確認していたので、帰国後にことの次第をロジへ報告し、どこでミスが生じたのか調べて欲しい旨メールした。

すると約10日後に、ロジ・ド・フランスからエアメールが送られて来た。中にはお詫びの言葉と、ホテル側から誤った料金がFAXで連絡されたために生じたトラブルである旨書かれた便箋、その証拠としてホテルからの予約確認のFAXのコピーが同封され、ホテル側から後日差額41ユーロの返金がされだろうとのこと。

また、お詫びにロジドフランスの昨年版のオールカラーCooking Book(78Fr)が同封されていた。

ロジ・ド・フランスの対応は本当に素早く、信頼できるサイトだと改めて感じた。それから約1ケ月後、ホテルから41ユーロの小切手が送られてきた。本当は小切手ではなくカード口座への返金の方が有難かったが、ミスに対してきちんとした対応に満足。 

(あやりん様VZA 2002年8月)
 

ロジ・ド・フランスのサイトから。1日ほどで、返事がきて、宿泊可能なら、カードデータなどをいれて、予約。ホテルへ直接メールを送って問い合わせも可。
(2005年10月 さくらさけ様)
ロジ・ド・フランスのサイトから予約。
サイトから問い合わせ後、メールで、空室状況の回答が来た。
その後、カードデータを入力して、予約する場合と、
サイト上で、すぐに空きの有無がわかり、即予約できる場合がある。後者。

(2005年10月 さくらさけ 様)

ホテルに直接メールしたところ「満室」と素っ気ない返事があったが、ロジ・ド・フランスのHPからはOKだった。実際に泊まる時も問題なかった。

ロジ・ド・フランスは今回の旅行で初めて利用したが、HPの予約システムはよくできているし、レスポンスも早く、コストパフォーマンスがとても良く大満足だった。

レストランの雰囲気がよく、おいしかった。最初は食事なしで予約したのだが、街の中のレストランで夕食が摂れる所がほとんどなかったため、2泊目をハーフボードに変更した。

レストランは川に面して大きな窓があり、壁際には暖炉もある、なかなか良い雰囲気。窓側のテーブルを予約してくれていた。食事はそんなに期待してはいなかったのだが、盛り付けも凝っていて味も良かった。あの料金でこの味なら何の問題もない。

ほかに夕食をとれるレストランがあまりないためか、宿泊客以外で食事だけに訪れていた人も結構いたようだった。

本当は1泊だけをハーフボードにしたかったのだが、ロジ・ド・フランスのHPでそのような選択ができなかった。
(2008年6月 martin bk 様)

ロジ・ド・フランス経由で予約したホテルが、予約されていなかった。

14時くらいにホテルに行ったら、門も閉まっているし、インターホンを押しても誰も出なかった。
嫌な予感がしたが、17時に改めて出直してもやはり門がしまっていた。かなり焦った。幸いインターホンを鳴らしたら出てくれたが、予約が入っていないと言われた。(相手はほとんどフランス語しか話せないし、私は英語のみなので、かなり焦った)

部屋は空いているので問題ないが、ロジからはデポジットを取っているというところが問題だった。結局ホテルがロジに電話し、ロジが私に英語で説明してくれた(要は、ロジ側が手配を忘れていただけだった)のでよかった。

ホテルの人は、とてもいい人だったからよかった。
(2006年5月 ドルチェヴィータ 様)
 

ロジ・ド・フランスのHPに、ホテルのHPにのっていないBusiness Stop Overという特別料金があった。IDとパスワードが必要なので、ホテルにメールをして、直接申し込んでも、これと同じ料金で泊まれるか尋ねたところ、可能だとの返事をもらった。

お得な料金(シングルは部屋代のみで79ユーロ)なので、予約前に1度、ロジ・ド・フランスのHPものぞいてみることをお勧めする。

(2007年6月 maison violette 様)

 

ロジ・ド・フランス のHPで、各ホテルの詳細ページで、ホテル名の横の、赤い RESERVEZ(RESERVE、予約)ボタンを押すと、予約フォームがでる。任意の日付で予約することにして、赤いCONTINUER(CONTINUE、続ける)ボタンを押す。

すると、空きのある部屋が出ますが、各部屋のところで、アンダーラインが引いてある Description(詳細記述) のところを押すと、その部屋の詳細が出る。(予約日がうんと先の方が、出てくる部屋の種類が多いかも)

さらに部屋レートの横の、黄色い RESERVEZ(RESERVE)ボタンを押せば、ここから予約できる。

なお、ホテルが直営サイトを持っていれば、Logis のページ内にリンクがはってあると思う。
( とりcacao様)

ロジ・ド・フランスのサイトから。オンライン予約ではなく、1日後くらいにメールで結果が届いた。
( 2005年4月 azumi@az 様)
ロジ・ド・フランスのHPからの予約にチャレンジ。   (いくつかサイトを見て朝食付料金は見つけたのですが、ハーフペンションはどこでも発見できなかったので・・・)

希望日と希望のタイプ(部屋/食事)を送ると、24時間以内に返事がきて、そこで初めて料金が提示されます。それで納得すれば正式予約。納得いかない場合は勿論取り消しができます。
(くまちゃこ様 2002年8月)

ロジ・ド・フランスの予約は簡単で、確実に予約確認書が届く。
(2005年8月 田中ぽんた 様)
ロジ・ド・フランスのHPで  Hotel Du Guesclin (モン・サン・ミッシェル)を予約。あまりに簡単だったので、ホテルにも確認のメールを送ってみたが、"O.K"と、簡略な答えが返ってきた。
(まいけるもん 様 2004年8月)
ロジ・ド・フランスから Hotel de la Digue(モン・サン・ミッシェル)を予約。 (ホテル直営のWebSiteは、セキュリティがなかったのでクレジットカード番号を送るのが怖かったため)。その後、ちゃんと予約が取れているか、ホテルにメールした。返事は英語ですぐに来た。 
(ボストニアン 様 2003年7月) 

 

加盟ホテルに直接メールする、ホテル直営のサイト、このホテルを扱っている予約サイトから
メリット: ときによっては情報が詳しい・新しい、安いことがある。

デメリット: 知らない土地で1軒ずつロジかどうか探すのは大変なので、連盟HPと併用しながらがよい。

  
 

初めロジ・ド・フランスから 予約を入れたら満室との回答。だめもとで直接メールをしたら空いていた。部屋代は90eurosですが、ハーフペンション78euros/per paxの方がおすすめ、という返事。夕食代、朝食代を計算しお得だったのでハーフペンションで予約。

コンファメーションだけはなぜかFAXで送られてきた。非常に迅速な対応。
(プルポのくつした 様 2005年1月)

ロジ・ド・フランスのサイトから宿を選んで。メールで申し込むのは確実
(2005年8月 田中ぽんた 様)
 ロジ・ド・フランスのHPで探して、直接メールした。返信は翌日、提示料金はロジのHPと全く同じ。

ホテルの直営HPでは所在地がよくわからなかったので大きな地図を送って欲しい、と依頼したところ、メールに地図のファイルを添付し、英語で道順を説明してくれた。HPではフランス語のみだった。でも道に迷った。

2つ星、ロジ・ド・フランスでかまど2以上ならそう酷い外れはないだろうということで目星をつけて問い合わせた。

(2008年6月martin bk 様)
 

予約時に、ホテルのHPから直接メールをしても返事か来ないところが2軒あった。そのうちの1軒が「ロジ・ド・フランス」グループに加盟していたので、ロジのサイトから予約したら一発でOKだった。
いろんな方向から攻めるべきだ、と再認識。
(2004年6月 ハナクロにゃんち 様)
モン・サン・ミッシェルのAuberge Saint Pierre 泊。湾ビューを希望なら、ロジ・ド・フランスからではなく、
直接ホテルにリクエストして予約する方が確実です。
(とりどしhenmania様 2003年12月)
ロジ・ド・フランスのサイトで検索。 Hotel de la Digue (モン・サン・ミッシェル)。ホテル直営URLを持っているので便利でした。
(Etienne et Pomme様  2003年8月)

 
 

 

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