カフェのメニュー 大解剖
カフェのおきて(掟)
席
photo by takabo ![]() 外のテラス席(Terrasse)、なかの席(Salle)、カウンター(Comptoir
こんとぅわーる)での立ち飲み と だんだん安くなる。たとえば 一番フツーの キャフェ は カウンターだと半額ぐらい。
あいさつさえすれば、好きに座ってよい。またいやな席なら はっきり希望を言う。 昼・夜は ドリンク席と、食事席にわかれる。(テーブルセッティングをみればわかる)
1つドリンクをたのめば、外で買ったものを食べてもよい。また、手紙をかいたり、本を読んでもよい。 防犯には注意。置き引きもいる。
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メニュー
一部の店をのぞき、ほとんどがフランス語だ。英語があるところは少しだけ。
Entrees アントレ=前菜
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支払い
席で: |
あいさつ
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店員
店員によびかけるときは、男性なら ムッスィユー、(ムッシューだと”ハエ”という意味なので注意) 女性なら、”マダム”という。 |
すり すり、置き引きはどこにでもいるので、注意。荷物は 脚ではさむとか、ひもを脚にかける、など。背中や椅子の足元におくと、もっていかれる(とくに観光スポットのちかくで、日本人をねらっている) |
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左岸の名門カフェ・ドゥ・マゴの実際のメニューより。 無許可なので、フランス人には、みせないでくれたまえ。 |
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![]() Photo by helene pop 2005年版。コーヒー、オレンジジュース、 |
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左はコンティナンタル(大陸風・英語でいうコンチネンタル)
これが一番普遍的。夜どかぐいする国民なので、朝からあまり食べないのだ。 コンチネンタル朝食セット 13.70euro
追加オプションで
(解説) ドリンクは、4つからどれか選ぶ。 cafe キャフェ
イングリッシュ朝食セット 13.70euro
追加オプションで
解説 ふつうは 英国風のほうが当然高い。キーワード
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メニュー解析
Cだから Coldね、と 思ったひとは 欧州やロシアで、風呂場でやけどする可能性が高い。
カフェ・デ・デューマゴ カフェ名のついた オリジナルコーヒーだ。イノダコーヒーとでもおもっておこう。1杯3.80euroとは またぼったくった値段である。歴史をうたった 老舗だからしかたない。普通はもっと安い。カフェ・クレーム ショコラ フランス・ベルギーで寒い地方ではこれがすきな人が多い。テ 紅茶。前掲済み。ま、ちゃんとしたものを飲みたい人は サロン・ド・テ(紅茶系のカフェ)にいきましょう。
濃いい、ちょびっとだけ入ったコーヒー。ダブル(ドゥブル)は 倍量。カプチーノ ご存知、あわあわミルクがのったもの。上から砂糖をたんまりかけて、沈ませて飲む人が多い。カフェ・デキャフェイン カフェインレス。カフェインがないので、夜もねむれる。あまりここまで置いているところは そうは多くないが あるところでは ある。カフェ・アメリカーン いわゆる薄いアメリカンがでてくる。観光スポットちかくには あったりする。
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レ・ショー
レは milk、ショーはhotだから、ホットミルクアンフィズィオン ハーブティグロッグ ラム酒と砂糖、レモンのお湯割ヴィアンドックス アルコールのないグロッグ、というが。
ヴァンは wine、おなじく、 あたためた赤ワイン。冬場のアルザスなどで飲む。砂糖がついてくる。普通のワインがいいなら、 単位 アン・ヴェール(グラス1杯)、ユンヌ・キャラフ(キャラフ1本)、ユンヌ・ドュミ(ハーフボトル1本) |
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あたたかいものが飲みたいときは Cだ。
プレッセ 絞ったもの。プレスしたもの。シトロンはレモン。ジュ ジュース。ノン・アルコール派はこれが死活キーワードだ。オー
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アルコール、ワインなどを昼間から飲んでいる人は、ふつーに多い。運転はどうした! 仕事はどうする! ということはどうなっているかは わからない。
が、日本の夜の居酒屋のような、かなしい、あるいは 迷惑な酔いかたをするような人は、ほとんどみかけない。(体質的にもアジア人にくらべて アルコール分解能力が高いそうだ) ただし 安宿街や、安い定食屋、労働者の多い地域、ある種の雰囲気のバーなどでは、アル中的なおじさん、からんでくるような 若い男性、もいる。油断はならない。 ホテルのマダムによると、欧州でかなりひどく酔っている人というのは、社会的にも物理的にも度をこしていることが多いので、日本人なぞは、なんらかの警戒をしたほうがいい、とのことだった。 逆にいうと、旅行者のわれわれが はめをはずしたり、日本の居酒屋のような気分で酔うと、場違いなこともある。雰囲気にあわせて、また 分や状況をみきわめて、酔ってみよう。
ビールのブティユ(ビン)は すごく小さい。プレッスィオン(半パイントグラス)のほうが量が多い。 パナシェ ビールとレモネードをまぜたもの
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フランスにかぎらず、ランチやディナーの際は、ながながと相談しながらメニューをきめるお国柄だ。
ディナーなどは、メニューがきまるまでに、20分、30分という場合もある。 ウェイター(ギャルソン)らと相談しながら、今日の プログラムをいっしょに組み立てる作業だ。 そんなとき、最初にたのんでおくのが、食前酒。
また、アペリテイフは、日本の最初の梅酒などとおなじで、胃腸を刺激する。食事をスムーズにするはたらきがある。 レストランで教えてもらったのだが、食前酒でまよったら、男女とも、キール、にしておくと まぁはずれがないし、かっちょいい。(かつ 安い!)
注意は、
夕方にカフェでアペリティフ1つ頼んで、誰かをまっているらしき人をよくみた。かっこよかった。 必ず絶対たのむというわけではないが、、、、
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カフェで軽食もとってみよう。
1時間以上 時間が無いなら、カフェでの飲食をすすめる。また12時になるとあっといまに、店がうまるから、昼時はのがさないように。この時間にすいている店は はずれだ。(日本の昼定食と同じ) 日本と同じで おすすめ定食をだしているカフェが多い。たいてい なぐりがきの 看板がでているのでがんばって読み取ろう。 読めなくても、魚か肉かだけいえたら 大丈夫だ。 気さくなカフェなら、相手のものを多少とりあったり、皿数が人数分なくても 眼をつむってくれたりする。
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だいたい、ビストロでも カフェでも レストランでも、セットをだしている店が多い。
昼頃になると
人の皿にてをつけたり、シェアするのは、基本的にはやめたほうがいい。(さばけたところでは
上のメニューは 差し替え式になっており、本日のおすすめは、それぞれ単品ではあるが、前菜、メイン、デザートとなっている。
アスペルジュ(アスパラガス)のヴェルト(グリーンサラダ)、ヴィネグレットソース ラパン(うさぎ)のテリーヌ(日本でいう 練り物の お肉版。惣菜の代表。)、フォワグラ(がちょうの肝臓) 美食家のサラダ(マッシュルーム、ソーモン鮭の燻製、フォアグラ) プロヴァンス風オムレツ 2種類のソーモン(鮭) と ムース・オ・ショコラ(チョコレート・ムース) フルーツ・サラダ フレーズ(イチゴ)の砂糖がけ
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サラダは 2種類にわかれる。具が多いのと、多くないの。
具の多いのを選ぶと、けっこうなボリュームであったりする。 サラド・ヴェルト(グリーン・サラダ)、 ウフ(卵)をしっておくと かなり役立つ。 あとはどうあがいても サラダだから 適当にきめるとよい。 きらいなもののフランス語は覚えておくこと。
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パン。食事にパンはつきものだが、この店のように 有料のところもある。
タルティーヌ バゲットをぶったぎったもの、をいう。お菓子のタルト、ではない。 |
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チーズだ。わからなければ、アソートマンが いろいろミックスセットなので。 |
松: 好きにアラカルト(単品)で頼もう
ただし、セットより割高になることもある。 レストランや町の定食や、ビストロでも、昼はかるく1時間、夜なら90〜2時間はかかる。
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クロワッサン、ブリオッシュなど日本のパンやに いったことのある人なら説明不要だろう。
レーズン、チョコチップいりなどは高くなってくる。 パンやで買うよりは、やはりちょっと高い。 パンにこだわっている店は、「◎◎のパンを仕入れています」というシールが、カフェの入り口ガラス戸にはっていたりする。
たるてぃーぬ フランスパン(バゲット)を 25センチぐらいに切ったもの。普通はバターをぬっただけだが、温めたものなどもある。ブール beurre あまり日本人になじみがないが、バター。輸入もののバターにもけっこうかいてたりする。発音がむずかしい・・・コンフィトゥール 果物からつくったジャム類をさす。買い物でもよくビンにかいてあるので、しっておくとよい。 |
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オムレットなどは キャベツなどもついており、けっこうな1皿である。
ジャンボン=ハム
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ちょっとだけおなかがすいた、、
クロックムッスィユー
クロックマダム
キッシュ
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