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ふらつー読者のための松竹梅マナー講座  

フランスでのお買い物 〜入門編〜
一般小売店から ブティック攻略法まで

            
5 May 2008  / 26 Apr.2009一部追加
 

旅行者から、ほかの日本人のマナー違反が気になるとの言。複数きてます。

100%はいえないんですが、まぁこう思ってると 失敗はしにくい、という意味で  主力ラインをかいてみました。

とくに欧州になれない日本人がヤリガチな失敗を書いています(店によるので、絶対ダメということはありません。
なんでもそうですが ”きっちり目”を知っておいて、あとは各自、調整してくださいね)
 
 

日本で普段やっていることも まぁ 相当行儀悪いわけですね。

外国にいくと 「日本人は困る」「きらい」 とか 国民レベルで判断されちゃうので、
是非ひとりひとりが 行儀よく、日本人の代表である!と ココロして いってください!!!
 
 
 
 
 
 
 
 

これは最悪!
ほか日本人旅行者も 困ってるよ!
日本人の若い女性(特に2,3人のグループ)の態度。
入店時、出る時に挨拶をしない、順番をぬかす、グループで押しかけて傍若無人なふるまいをするなど、かなり目についてしまいました。

例えば、アンジェリーナでは、昼時など、入口で食事かお茶か買い物かを尋ねられるのですが、それを無視して、ショッピングコーナーで商品を手当たりしだいに手にとって、キャッシャーに持って行く(しかも並んでる人の順番を無視して)というグループを何組も見た。
(H様)
 

日本人にであうとイヤという人がいますが、どうしてでしょうか。。。。自分がパリを占有できるわけではありません。 お互いにっこり こんにちは、楽しいご旅行を! ぐらい言っておきましょう^^
聞きゃいいってもんじゃない、助けは相手が自発的に助けるもの。

デパートや道を歩いている時に、いきなり腕をつかまれて「○○はどこ?」とか 尋ねられたり、通訳させられたり(私はごく簡単なフランス語なら話せますが、会話集を必ず持ち歩き、必要なことは予め紙に書いて見せているレベルです)が 何度もあって、ちょっとまいってしまいました。

困ってる人のためになりたい、とはいつも思っておりますし、 自分でできることなら、なんでもしたいと思いますけど、今回のはなんか違うなぁ・・・・・って感じで。
(H様)

切り抜けていくのと、聞けば教えてもらえる他力本願とは ちょっと違いますね。少なくとも助けをもとめるときは、ある程度の礼節をもって。
ヴィトンの本店にて。
店内へ子連れの日本人女性が入ってきました。
 
入ってきて早々、ソファに子供(小学1年生くらいの男の子)を座らせ、他で買ってきたらしい大きな数個の紙袋を子供の股の間に挟ませて、「ここで待ってるのよ!」と言い残し、店のスタッフに一言の断りもなしに置き去りにして、一人で買い物へ・・。

またその少年は周囲に目もくれず、持参しているゲームボーイに釘付け。4〜5人のスタッフが呆れた顔でその少年を見つめていました。同じ日本人としてマナーの悪さに恥ずかしく、いたたまれませんでした。
(M様)

パリの方達は、ヒトに迷惑をかけることを何より嫌います。買い物袋が体にぶつかってしまうことも嫌います。
ヒトの体になるべく触れない、という基本的なことをもうちょっと知って。
(A様)
日本人のマナーのなさ。もちろん、きちんとしている人もたくさんいますが、店に入るとき、でるときに、何も言わないとか、マナーを守れない人も多く見かけた。
(P様)
モンマルトルで会った日本人女性二人組は、モンマルトルの歓楽街で新しいヴィトンのかばんを手にもち、膝をまげてヒールを音たてて歩いていた。横で休憩していた外国人観光客が、おそらく私たちが英語がわからないと思ったのであろう、「また日本人か。ほんと、ブランドもの買いにきてるのかしら。うんざり」と言っていた
 

日本人女性が集団になるとおそろしかった。特に、なんでも日本語で押し通そうとして、相手がわからないというと怒る。さらに、列で並んでいて、前の外国人観光客がすこし進むのがおくれたら、その人の腕をいきなりつかみ、
早くすすんで!と日本語で言った。

ルーヴルで見た25歳くらいの女性3人連れは、有名な絵の前で、ほかの外国からの観光客が絵にみいっているにもかかわらず、日本語で、邪魔です。どいて、といって、その絵の前でフラッシュをたいてポーズをつけて写真撮影。
現在モナリザの前で写真は禁じられているのに、写真を係員がだめといっても、他人を注意しにいっているすきに撮影したりしていた。ほかの外国人観光客から、かなりひんしゅくをかっていた。

同じ日本人として恥ずかしく、注意したところ、逆切れされ、反対ににらまれ、さんざんな思いをした。 
(K様) 

 
もくじ
はいるまで
ウィンドー 店の顔! まず じっくりチェック。
服装で対応は違う! → 準備 > 服装参照
 
入店
挨拶 パスポートと同じぐらい必須
”なにを探しているか” 言えるように。
店員は対等
ときによっては 客より上! お客は神様、、、を外国でまで押し通すのは間違い。ステイタスとお金と品格があるそれなりのランクでお金をだせる人だけが神様。
店員は順番対応。専任制。
店員の ”提案”力を たよろう!
だしてもらったものを 気に入ったか気に入らないか
はっきり即座に答える。 
支払い
キャッシャー 会計 レジの方法
ラッピング
帰路は ときによっては タクシーで
頼ることと、甘えすぎないということの区別
 
フランス語しか通じない、 口でいわないといけない店も 多い
商品はさわってはいけない大原則
その店のものを身につけていく
日本とちょっと違う、、、スーパー形式
屋外マルシェ(市)編
 
 
ちょっとだけ旅行の前にフランス語を勉強していきました。

へたくそな片言でも、フランス語をしゃべるだけで、店員やホテルスタッフ の対応がまるで違う事を実感! 言葉の威力ってすごい
(ミストラルPEPO@暴風の街 様)
 

ヴィトンで。やりとりは仏・英・日のチャンポン。店員は、私が英語も通じないと解ると日本語を話してくれるが(これがまた上手いのだ)、私はなんとかヘンテコリンなフラ語で返事をしようとして、お互い大笑い。それでもちゃんと買えて、最後は「よくがんばったわね」みたいな顔で送り出してくれた。そこでのやりとりがいい経験になって、その後のショッピングは場数を踏むごとにスムーズに出来るようになった。

感じたのは、不自由なく英語が話せるなら問題ないだが、フランス語も英語もダメで日本語で通そうとするなら、それなりの対応しかしてもらえないだろうということ。

特に、日本人の行くブランド店は向こうが日本語を話してくれるけど(たぶん、向こうが話さないと成り立たないから)、少しでもフランス語で伝えようというところを見せるのと見せないのとでは、全然違った対応をされるんだ、と実感。

単語を並べただけでも、向こうはなんとか理解してくれるし、通じたと思うとこちらもうれしくて、自然に笑顔になる。お互いに「メルシー」と言い合って店をあとにできる。これはとても幸せなことだ。
(モガバニラ様)
 
 
 

すごく楽しみにして買ったものが、ホテルに帰って見たら、違うものが入っていた。
店員が渡す時に、他の人のものとまちがえたらしい。買ったら必ずその場で確認すべきだなあと思った。
(ぱんぱんだ様)
 

ヴィトンで目当ての商品が飾っておらず、
何も買わずに出た。店員に声をかけて確認してもらわず、棚にある商品を確認しただけででてきたので、ドアマンに舌打ちされた。
(2005年5月 ユン・アスカ 様)

 ※いって奥から出してもらうシステムです

 
 
 
 
 
ウィンドーは店の顔! まず じっくりチェック。

前提条件
有名無名店にかかわらず、ウィンドーは店主からのメッセージ。うちは これが主力、これを売りたい、こんな価格。入ってから高かった、、は 自分のウィンドウチェック不足。まず、しっかりみておくこと。これは 最低マナー。

とくにパリは流行の前線なので、ウィンドーのやつが 後日 日本ではやる場合あります(思えば 先年のバンブーハンドルブームがそうでしたわ、、、) おすすめ前線商品、価格帯がわかります

とくに、欧州では大原則が「買うものがあるから入る」 「ウィンドーを見て、価格帯・コンセプトに惹かれるから、入る」 。

もちろん 見るだけ〜という入店も不可ではないのですが、日本でなんとなくぶらぶらして ひやかす、というのは、高級店では、とくにあまり好ましくは思われません。

パリでは通勤途中に網目シャッターのすきまからウィンドーをじっくりみている老若男女を よくみかけます。普段からみておくのですね。
 

やってはいけない
店、美術館のウィンドー、ショーケースに べったり手・指をくっつける。×
かなりひどいマナー違反です。店員が不機嫌になったり、これ見よがしに拭かれたり、触らないで、ときつい口調でいわれることもあります。
 
アルルのインテリア雑貨ショップに入ったら、いじわるそうなおばあさんが、何も買わない私たちに向かってフランス語で、はげしく罵っていました。
(こまこリズム様 2002年5月)
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挨拶は パスポートと同じぐらい必須  フランス語で
やるべきこと
 
まず、入るときは、 すぐ 大きな声で にっこり ぼんじゅー!(昼) ぼんそわー!(夜) といいます。男性店員なら、むっすぃゆー、 女性店員なら まだーん をつけます。

そして にかっ! と笑います! 日本人はのっぺり顔なので、口角あげて、満面でどーぞ!

 
チケット売り場や、レジで番がまわってきたときも。これは必須。

ブランド店の場合、ドアをあけてくれるガードマンがいる店では、とくに優雅に(演技演技・・・)
 
 

やってはいけない
 
挨拶をぜんぜんしないで ぬっと黙って入る。ぬっとものを差し出すのは すごく無礼!!
 
ひいては、とても心象を悪くして、冷たい扱いになることもあります。(多くの日本人観光客が無礼なので、これで日本人を悪く扱う人が増えたりします。ひとりひとりが日本人代表ですから、気をつけましょう!)

ドアの横のガードマンに品物のことは聞かないで!! (守衛のおっさんだってば!) 彼らはあきてれいます。
 
 

「ぼんじゅー」「しるぶぷれー」「めるしー」の3語は惜しみなく!

フランス(特にパリ)で、現地の人にイヤな思いをさせられた、とか、 ケッふらんすぢんなんてお高くとまって、ヤーな感じ!などと言う人に、 よぉくよぉ〜〜っく話を聞いてみると・・・その問題に帰結する確率が 高いような、気がしますよ。

この前、初フランスの友人とパリに滞在しましたが、「ぼんじゅー(にっこり)」 「めるしーおぉぼわー(にっこり)」で通してもらった結果、不愉快なことは 一度もなかったそうです。 それどころか、「何だーフランス人、愛想いいじゃない」とまで。

まあ、たまに機嫌の悪い人にあたったり、こっちもあいさつしたつもりになってしまった、ような時もありますから、そんなこんなでイヤな思いをした時は、厄落し厄落し、さー次いってみよー、くらいで乗り切ってください。
(とりcacao様)
 

本店では、黒服の人たちはセキュリティーで販売員ではない。また、陳列専門の店員もいるので、混み合っている場合は、入り口前のコンシェルジュに声をかけて販売員を呼んでもらう。
カジュアルな服装で子供連れで訪れるのは、どうかと思う。ベビーカー押して入店しようとするのは恐らく日本人だけだと思う。
(2008年10月 国際会議のアマチュア 様)
ヴィトン。
入り口のドアマンににっこり会釈をして、サラッと見て回る。日本語ができる男性店員を見つけ、先客の応対が終わるまで何も触らず、子供を椅子にも座らさず、待つ。

「いかがですか?」と声をかけられてから、「ボンジュー、アンシャンテ」とにっこりあいさつすると、フランス語を話された。が、わからないとみると、上手な日本語で話してくれた。でもこちらもがんばって知っている単語はフランス語で話した。
 
先に 財布とキーケースを選び、名前を忘れてしまった商品を店内のPCで公式HPを見て選んだ。店内を見て気に入ったものを購入した。

「このバッグには、このミニポーチをつけるとステキですよ」とアドバイスもしてくれた。
 

30分以上かかった わたしの買い物の途中、さっと買い物していく日本人が3組いた。出て行くたびにドアマンが 「ボンジューも オーボワも言わなかった」と他の店員に話していた。やはりあいさつは大事らしい。

他にアジア系の男性店員も「ご用をお聞きしていますか?」と日本語で聞いてくれ、大事にされていると感じた。 ゆったりとした雰囲気で、いすに座って品定めする、優雅な時間を味わった。

(2008年4月 かおゆかごん 様)

フランス語で挨拶するとフランス人は親切にしてくれる。

モノプリで黒人店員に「エスカルゴは置いているか?」と聞いたら、わざわざ英語が話せる店員を連れてきてくれ、いろいろな売り場を一緒に探してくれた。

結局、モノプリにはエスカルゴは無かったが、店員は英語で「エスカルゴは庶民にとってクリスマスに食べる特別な料理だから、スーパーで見つけるのは難しいわ。プランタンやギャラリーラファイエットにはたぶん置いてあると思うけど、あなた場所はわかる? 品物がなくてごめんなさいね。パリを楽しんで行ってね」と丁寧に教えてくれた。忙しいはずなのに丁寧に対応してくれ、感動した。

礼節を尽くせば、ちゃんと対応してくれる素敵な思い出を沢山作りました。
(2005年9月 ゆみもっと 様)
 


現地の人の言動を見ていると、話し掛ける時は「ボンジューマダム(ムッシュー)」、最後に「メルシーマダム(ムッシュー)」も欠かさない感じ。小さい子も例外ではなかった。

それに対して、ギャラリーラファイエットで見かけた日本人の女性2人は、陳列棚の奥にいるマダムに対して、キッシュを指差してから「Un!」と親指を立てるだけ。言葉がわからないので仕方ない気もするが、現地の人と比較するとあまりにも無礼な気がした。
(2005年3月 あるまーにゅダイバー 様)
 

ふらつーで学習したとおり、ニコニコ挨拶すると、どこの店でも感じよく対応してくれた。ボンマルシェやラファイエットで、惣菜も臆することなく買えて、感激。
(2005年12月 11月のリス 様)
 フランス語をあまり勉強せずに行ったので、エルメスの店員と話ができず、英語でもじゃけんに扱われ、欲しいものが買えなかった。

パリについてすぐに、エルメスに。入るつもりはなかったんですが、主人が「入ろうよ」というのではいり、結婚の記念日にと思い、日本人店員に「ポリード(商品)ありますか?」と聞いたら、「さあ、ポリードあるかしらねえ?」といじわるく答えてきた。ものすごく落ち込んでいたら、閉店間際だった。添乗員に聞くと「お昼休憩前と閉店前は特に店員の機嫌が悪い」。

2回目は、なかなか店員が捕まらず、つかまえたとしても、またいじわるに(私が勝手に思っているので相手はどうか知りませんが・・・)答えてきた。

3回目は昼休憩の後に、やっと親切な店員にめぐり合えた。と言っても、私がエルメスの時計をしているのを見てからです。
(2003年7月 アリアーヌ 様)

日本人のマナーのなさ。もちろん、きちんとしている人もたくさんいますが、店に入るとき、でるときに、何も言わないとか、マナーを守れない人も多く見かけました。
(2004年2月 北時計 様)
人が優しかったのが嬉しかった。地元の人とのコミュニケーションで、不快な思いはほとんどなかった。片言のフランス語で話しかけると、店員もなんとか理解しようとしてくれる。英語だと、英語を分からない人は無視します。

あとは、やはり「笑顔」が大事。最初の挨拶と笑顔とアイコンタクトはすごく重要。
( 2004年6月 まりっぺは水玉模様)
 

「ショッピングマナー」のページにもある通り、挨拶だけでも仏語で言い、行儀よくしていれば店員は良く対応してくれます。「あなたのスーツ、とても綺麗な色ね!」なんて言ってくれて、店員のノリも良くなります。

決して店員に媚びる、という意味ではなく、マナー及びコツとして、ブティック、レストランに限らず、服装・態度共に、その店に”敬意”を持って接すれば、決してイヤな目には遭いません。子供の遠足のような服装で出かけ、メトロで帰ってはいけません。

買い物の日は買い物だけ、と割り切ってスニーカー以外の靴を履き、タクシーを使い、背筋を伸ばして歩き、上品に振舞う。それがイヤな人は高級ブランドが分不相応という事ではないしょうか?

私は、日本の一般的な中流家庭の人間ですが、ヨーロッパでお買い物をする時は、元貴族、はたまたスノッブになりきって、25ans(雑誌、ヴァンサンカン)な自分を楽しみます! そうすれば自分の目当てのバッグが売っていなかったとしても、少なくともイヤな目にはあわずに楽しく過ごせます。

( 2002年5月 ゆたぷーぷーわいわい 様)

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基本は ”なにを探しているか” 言えるように。
日本と違う前提条件
 
日本とちがって、”ほしいものがあるから、買うために入る” あるいは ”買う前提で下見にくる”という大きな考えが、根底にあります。もちろん店にもよるんですが。
見るだけなら、最初に じゃすと・るっきん おけ?  (みるだけOK?)と 英語でもなんでも断っておくといいです。

蚤の市でも ブティックでもおなじ! いえない人は かなり 後回しあるいは 扱いが悪くなります。あっても出してくれなかったりします。(ヴィトンなど)
 
 

準備しておくこと
だいたい考えておく、フランス語か英語で 単語をしらべておく。〜をさがしています もっと〜なものがいいです ぐらいは 覚えるか、単語集をみて練習しておく!!!
 
やるべきこと
入店したら、最初に挨拶とともに、「だれに・どんなものを・どういう用途で 探しているか」 を伝えます。
また 外国は プレゼント!という言葉がだいすきです。高価なブランド品ならとくに、こんなコムスメが、、、と思われがちなので、、、。プレゼント、というと 店員もがぜん張り切って探してくれます。

可能ならフランス語をかたことでも 覚えて まぜるといいでしょう。心象は異なります。

 
だれに:   自分の通勤用に。自分のパーティ用に、母へのプレゼントに

なんの: パーティ用のかばん、ビジネス用、など 用途。

予算: 

大きさ、かたち、色など好み:

見本やこのましいモデルがあれば 写真や型番を示しましょう。ただしソレで終わるといけないので、もっと大きいの、チャックはほしい、明るい色がいい、など しっかり 希望項目をつたえると店員がいろいろ提案してくれます。
応用編
この服にあわせてほしい、 または写真をしめして、この人(母)にあわせたい、など。
ご案内(ご説明)しましょうか? 何かお探しですか?
Vous voulez de renseignement ?
ヴ・ヴレ・ドゥ・ロンセーニュモン?
Can I help you ?
ちょっと見ているだけです。
Je jette un coup d’oeil.
ジュ・ジェットゥ・アン・クードゥーイュ
I’m just looking.
ご自由に見てください。
Je vous laisse regarder tranquillement.
ジュヴレッス・ルギャルデ・トゥロンキールモン

(‘tranquillement’は「静かに」。「私は声をかけない・邪魔をしないので、一人でゆっくり見ていいですよ」の意)
 

Of course. Please look around. / Please feel free to have a look.
質問があったら何時でも声をかけてください。
N’hesitez pas a` poser des questions.
ネズィテパ・ア・ポゼ・デ・ケスチオン
If you need help, just let me know.

 

やってはいけない

何か おいりよう?等と 話し掛けてこられて、見合わせて無言 ・・・ は 日本人に多い現象ですが、 たいへん よろしくない。型番や写真だけぬっとみせておわり、もよろしくない。なんでもいいから答える。
「ツアーだしぃ」「ワタシ外国語話せないしぃ」 っていうオンナノコをいっぱいみた。甘えないで!

ある程度 単語集やメモ、暗記など 予習・準備は必須だよっ!!!!

日本を旅行するとき、日本語も英語もゼロでは外国人が苦労し、のりきれないでしょ。店員やおなじ旅行客にたすけてもらえるかもしれないけど、それは むこうにも すごい負担。

最初から それを 全員が期待してたら 観光客の多い土地、日本人が嫌われる・バカにされるのも当たり前。あまえないでほしい。
(T様)

母にスカーフを買っていこうと決めていたので、デパートで買い物にトライすると言う目的もあってプランタンへ。

フラツーに書いてあった通り、「お母さんにお土産買っていきたいの」と言ったら、40代位の女性の店員さんがとても親身になってくれました。

「別の色はある?」と言って別の色を出してもらって、二つの色で迷った末に「母んは黒のスーツが多いの」とか中学英語レベルで言ったら、もう一人、二十代の(多分、より英語が話せる)女性の店員を呼んでくれて、一緒に考えてくれました。

最終的には、その二十代の店員の選んだほうを買ったのですが、プレゼント包装してくれて、包装しに行く時に「もどってくるからね」と一声掛けてくれたのも、嬉しかった。店員を待っているときに、もう一人の方を見たら、ニコッと笑ってくれたのも、嬉しかった。楽しい買い物が出来た。
(青アヒルーキー様 2004年9月)

ヴィトンで。プレゼントですか?と聞かれたので、はいと言うと、しばらく待って、厚手のきれいな箱にラッピング。メッセージカードもあり連れはなにも言わなかったので、普通の袋だけ
(2006年1月  森の子chaorin 様)
当たり前だがフランス語で話した方が対応が良くなる。上手に話せなくても話そうという気持ちが大切だと思う。何の目的かとか値段の範囲を言えば色々説明してくれるし。

(今日帰国したサッカー小僧様)

デパートの本屋で購入。
タイトルと作者名をかいたメモを握りしめ、店員にきいたら、棚まで連れていってくれた。
(2004年6月 ブッキー2号様)
エルメス本店で、友人分の赤ケリー購入。ディスプレイになかったので尋ねてみると、どんな色がいい?サイズは?等々尋ねられ、希望を言うと、ちょっと待っててと言って地下から出してきてくれました。すんなり買えてびっくりしました。
 
希望の品の在庫があり、購入できて大喜び。
(2003年9月 macky777様)
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 店員は対等の立場。ときによっては 客より上。
前提条件
 
■店員は 専門家。よって 判断によって、ある商品でも売らないといったり、この人に売りたくないと思ったら、売らない人もいます。また似合う人には すごくすすめます。

言わないとしない。あってもいわない・ださない。あるいは 客によって差別化する、これ フランスに限らず、よくあります。

客=神様 という意識を 持ち込む日本人がいますが、これは 欧米でも宝刀のように使えるものではありえません。対等のビジネス関係をもっています。
 

これを勘違いして、日本の風習をひけらかし、憤慨したり、いかったり、不快を訴える日本人観光客がけっこう多いのですが、この前提を理解していくと スベテノナゾが解けたりします。腹の立つことはめっきり少ないですヨ

うやうやしく振舞ってくれるのは お金をだす一流ホテル・レストランぐらい。これも、客にうやうやしくすというより、本来は 分相応なステイタス・位をもっている人が利用するから。あるいは 現在なら それなりのお代金をはらって サーヴィスをうけにきてくれている、という考え方です。

日本とちがって、過剰に払ってないのに サーヴィスはもらえません。サーヴィス・笑顔はゼロ円じゃない!
 
 
 

前提条件2
 
また、残念ながら、気に入らないあるいは分不相応な客に売らない、無視する、悪口をいう、態度のわるい、店員というものもゼロではありません。どうみても人種的偏見のことばをいわれることもあります。マナーの悪い日本人たちのせいで、嫌われているところもあります。こういう現実をしっておくと、出会ったときショックは少ないとおもいます。
前提条件3
店員が私語をしたり、ながら応対をするのは ごく普通。よく憤る人がいますが、日本とは根本的に違いますから、日本のこうあるべき、を求めるのはやめましょう。
やるべきこと
■お願いするときは 必ず 最低限のマナーとして 何でも すぃる・ヴ・ぷれ (please) をつけましょう。
いいにくい場合、「しもぶくれ」「新聞くれ」でも だいたい通じます。

 
■店員を呼ぶとき、呼びかけるときは むっすぃゆー(ムッシューだと ”ハエ”の意味なので注意、、、)、まだーん? とつけます。 マドモアゼル、は 青いオンナノコの意味なので、基本的によほど小さい少女以外は、使わないほうがいいそうです。(転じて、あなたが 人に まどもわぜる、って言われたら やや オンナノコ的、コムスメ的にみられています)
 
 

特にいやな目には会いませんでした。店で店員に無視(?)されたりはありましたが。
( 2004年7月/8月 のりまき1000 様)
パリのカフェで、女店員の態度が悪かった。メニューをなげられた。
(2004年7月 megmm21 様)
シャンゼリゼで買い物をした後、最後にメガストアでCDを購入。クレジットカードの使用にはパスポート提示が必要と言われ、財布とは分けて持っていた現金をごそごそと取り出しました。

それに少々手間取ったせいで、店員をイラつかせちゃったんでしょうね。買ったCDをバーン!!とカウンターに叩きつけられました。ちょっとシュンとしました。

フランス人はいらいらしやすい人も多いと聞いていたけれど、少し垣間見た気がしました。
(2004年7月 さぼてんの華 様)
 

パリの店で、ときどき、日本人に対して(?)少しイジワルな店員を見た。
でも、周りの日本人観光客の自己中心的な態度などを見ていると、ちょっと分かる気もした。
(2004年3月 wing0013様)
あるチョコレート有名店にて。
日本人店員が1人いたが、3人くらいのグループの日本人客についていた。他の店員にお願いしようとしたが、ちょっと待ってて、といったような仕草をされた。(他にお客はいなかったが)まあいいやと思い待っていたところ、
フランス人のお客が入ってきたらすぐに応対していた。

先にいた日本人客が買うものを決めかねていたようで、なかなか終わりそうもない気配だった。
( 2004年3月 アンナとラウル 様)

店員など、皆親切。感激しました。やはり笑顔と挨拶、英語でも頑張って伝えようとすることなどが大切なのかな、と思いました。
(2004年2月 momo@labo 様)
 
 

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店員は順番・専任制  
前提条件
 
■店員でも駅でも、順番に一人ずつ対応します。ずっと一人の客について、その客がおわるまで、次の客の相手はしないのが基本です。おわるまで じっと待ちましょう。そのかわり、自分の番になると、いかにうしろに人が並んでいようが、とことん相手してくれます。これは 嬉しいことですよ!

■たいていの店は、店員がプロ意識が強いです(日本の商店街の個人店とおなじ)

■女性客なら、男性店員をつかまえると、対応がいいです。
 
 
 

やってはいけない
■誰かに応対している店員に、「ちょっとだけ、、、」と思って 横から 声をかけてはいけません。

■さらに、先客のために出している商品を、横からひっぱったり、これください、とかいってはいけません。
 
 

我々がだしてもらった財布をみて、横から別の日本人女性が、「あ! あれ いいー」とか言って指差した。

我々が、それを横において検討中、 same one, please それと同じの頂戴とかいって彼女が割りこんだんですけど、店員がこわい顔して無視。
  
彼女がもっかいトライ ^^; したら、店員は びしっと 「これは こちらの方(=先客・我々)の! あなたのではない! 」というような 事を言ってました。

結局ワレワレはそのサイフは候補おちしたが、店員はそれを すっと奥に戻しにいってしまった。 
日本だったら例の別のお客にすぐ回しますよね? あくまで、要望がある客ごとに出す、というスタンスに感じられました。

あとで、彼女たちは、さっきの奥から出てきたやつがほしかったらしく、型番も分からないので、別の店員さんに一生懸命伝えていましたが、Non, そんなのナイとかすげなく、どういっても持ってきてもらえなかったのでした。 

やっぱ話の流れによって 客ごとに suitable な 応対するんだなーと思いました。
(管理人)

 ヴァンドーム広場にある宝石店のはしご。どの店も、一見さんの私にまでとても丁寧な対応で、感激。ダンディーな店員が、「こんなのが見たいわ〜」とわがままな私に「うい〜、まだ〜む」と、とろけそうな笑顔で答えてくれました。店を出てもまだ続く緊張感。思い出してもわくわくします。

(2004年7月/8月 nailoblige様)

 どこの店でも共通することだが、フランス人店員はこっちが呼ばなきゃ寄ってこない。
ボンジュールと言えば来てくれる。それまでは他の店員とおしゃべりか電話中。こっちが呼んでいても、電話が終わるまで来てくれない。次やるからちょっと待ってて、という感じ。

ただ、一度接客に向かったら絶対に手を抜かない。
私に似合うものを真剣に探してくれる! その差に驚いたのと感激した。

(2006年3月 マダムさくらんぼ様)

女性店員の態度の悪さに幻滅。どうも日本人ではないようだ。私達が日・仏・英語で声をかけてもひたすら無視し、携帯電話で話し続け、挙句の果てには売り場の外に出て行った。結局何も買わずに店を出た。
管理人補記
※日本と違い、フランスでは店員どうしが雑談を続けたり、あるいは店員が用事や電話をしているとき、他の人の相手をしているときは、完全に無視されることがよくあります。たとえ、雑談、私用などでもそのまま続ける傾向にあります(この店に限らず)。
(2006年6月 berryberry bun様)
 
 

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店員の ”提案”力を たよろう!
 
やってみよう
 
店員はプロなので、自意識で、その人に一番ベストなものを 責任をもってすすめてくれる人が多い。おもいっきり相談しましょう。
 

相談するのは

・だれが使うか (自分?  母? いくつぐらい?)
・いつ使うか (通勤? 夜のパーティ?)
・なにを 
・好みは 
・条件は
・予算は
・周辺環境は(ふだんの服や、あわせたいもの、すでにもっている色、など)
 
 
 

ケース1
 
たとえば ヴィトンで 
「財布の ○○番ください!」 とだけいうと 「NON ありません」 で終わります・・・・・撃沈。
 
だが!

「妹の誕生日に さいふを あげたい・・・・ 妹は 黒のかばんをもっている ○○ユーロまでだせる、彼女は小さめのかばんがすき。だから 小さめのさいふにしたい。素材はわからないが みせてほしい」   (注: 欧米人は 記念日 が大すき・・・!!!)
 

これぐらいなら、がんばれば 中学英語でなんとか? がんばろう! p^^q
 

とかいうと、店員はがぜん はりきります。彼女・彼の 能力をしめす格好のケースだからです。
また 店員の知識と経験、センスに頼られると、もう 嬉しくてはりきっちゃいます。
いろいろなものを ”提案”してくれたり、けっこうおくから在庫とかだしてきてくれたり、店員が考えられるすべてを総動員して 協力くしてくれます。
 
 
 
 

ケース2
 

「こんにちはー 母にはじめてプレゼントするんだけど
 (※誰が使うのか、は店員にとっては重要情報)
財布で二つ折りで ○○ユーロぐらいまでで 探してます^^;」
 
というと 店員は がぜん ノってきます。(まじで)

色は? 
「黒かな。でも普段つかっているカバンや靴は黒が多いです」

こんなのいえない、、とヘコまないでください。
ヘンなかたことでもいいんです。例えば 
 
Black one?  She usually uses black shoes and bags...every day. とか
でも十分です。(意味はわかる)

「じゃ、黒もいいけど、これは?」とかいって イロイロ提案してくれます。

もちろん型番や品名をチェックしてくることも スムーズな”仕入れ”には必要ですが、どれほどニーズにあうものを提供してくれるか、では 型番以上に要求する条件、が必要になってきます。

これはちょっと高い、、とか めがねが入る大きさがいい とかいうと、じゃ、と 意外な大きさのポーチだとか 別のものを提案してくれたりします。

 

ケース3
 
百貨店でも同じ。本人(母)などつれていきまして
「この服ににあう、5000円以下ぐらいで、金色系のブローチある?」
ときくと 店員は つきっきりでみてくれます。
 
たいてい 一瞬え・・・ 自分では選ばないヨォ と思うデザイン(笑)なのですが、
つけてみると 「とれびや〜ん! えくせらん!」 となります。 センスがいいです。

そすると、たいてい周りにいるほかのフランス人(とくにおばちゃん)も
「それ、マダムに似合うわよ」 「わたしもソレがいいと思うわ」
などと 言って介入してきます。

不思議なもので、ほかにもいくつか見せてもらっても、たいがい 最初のやつが似合うんですね。
 
 
 
 
 

ということで、この日本にも昔あったショッピング方式を、是非現地でも楽しんでください。
英語でもフランス語(かたことでもまぜるとベター)でも 単語をチェックしていく事が重要です。
一生懸命やると どの店員も 一生懸命きいてくれます。

   # 客がすくない、時間?のある支店にいくのも 手です。
 

次の入荷予定とか、次のをおさえといてあげる、とか はたまた 見本用だけど いいよ、とかいうのも 結構あります。にっこり、は とくに武器なので 忘れずに。

 
「母に中くらいの財布をあげたい」と話しかけたら、「モノグラムがいいかダミエがいいか」と言われた。2種類しか言われなかったが、母はダミエを希望だったので問題なし。

中くらいの財布を、6、7種類出してくれたので、触れていいか聞いてから選んだ(日本で選別済みだった)。(目的の)財布を購入。

会計の前に、店員から免税するか?やプレゼント用にするわね。などと言ってくれた。後は一生懸命フランス語を聞いて、対応した。

「コーヒーと紅茶のどっちがいい?」と聞かれ、包装を待つ間にヴィトンの小さいカップに入ったコーヒーとチョコをもらった。店員さんは終始笑顔で、とっても感じが良かった。

(2007年1月 灰色の猫 様)

ヒロコちゃんが免税手続きしている間、私は婦人服売り場でウロウロすることにした。
 
そしてラベンダー色の服がいいなーと見ていたら、ちょっとイイのがあるじゃありませんか
 
「もっと小さいのありませんか」と聞いたのだが、ない。まあこれでいいか、と試着してみた。おお〜、春だ。おケツのまわりだけ春が来たちょっちゆるいがステキ〜。
 
マヌカンのオバさんがジャケットも持ってきてくれた。おお?、全身春だ。すると「あー、そのセーターダメダメ」 と ピンクのタンクトップを渡されてしまった
 
私はその時深緑色の「TSE」のカシミアのハイネックセーターだったのだが、ラベンダー色の淡いスーツには限りなく似合っていなかった。
 
試着一つにも決して手を抜かないマヌカン、さらに「黒いタイツは暗すぎてダメよ、靴もね」と細部にわたってのアドバイスが心地よく響く。
 
上着は同じ生地のものが2種類あったが「貴方にはこっちの型」と速攻決めてくれた。本当にそっちの方が似合う、メルシーマダム。

(かまこ様 2001年2月)


ロンシャンのバッグ。プランタンで母への土産だと言ったら、混んでいたのに、とても丁寧にラッピング。リボンもかけてくれた。母も喜んでくれた。
(2005年10月 milktea2421 様)
プランタンでプッチのスカーフを購入。「あなたの肌の色なら、これが絶対似合う」と選んでもらった柄はとても素敵だった。会計でマゴマゴしても、全然嫌な顔せず本当に楽しく買い物できた。
(2005年10月 fun1194 様)
パリのブティックで店員のひどい態度にきれた!という話を聞きますが、
個人的には、 パリはお買い物をしてはじめて、他の街にない 素晴らしさがわかる と、思っております。

と言うのも、その評判の悪い店員のことなのですが彼ら、彼女らのセンスはプロのものだ! と感じることが度々あったからです。
  
彼らの「似合いますよ」の言葉は信じられます。

「これより、こちら」 というのも必ず当たりです。 

試着してみて、まずいところもあるけど、新作だしカワイイし、とか思案しているときには、まず無視されます。

日本だと「このへんおかしくないですか?」と聞くと、明らかに合っていなくても「大丈夫!」よくても「お直しできます」と言われてしまいます。お直しで形が変わっちゃうデザインでも!
店に入ると、「買うなら買えば」 の空気を感じます、たいがい。 

でも、ちゃんと自分に似合うものを見つければ、店員の態度は、激変します
急にあれこれ世話をやいてくれる。店頭に出す前の商品を持ってきてくれたり、どれがベストか仲間のマヌカンと相談しはじめたりする。

言葉がわからないので、当の自分が置いてけぼりってこともありますが。

私の体験が良すぎるかもしれませんが、P(イタリア)では大絶賛を受け店中のマヌカンを集められたことがあります。めちゃくちゃ誉められた。というわけで、パリのブティックでは、サービスはともかくセンスを買おうということが言いたかったのでした。

マヌカンたちは、一流ブランドを身に着けることでセンスを磨いています。(それで客の相手よりも、自分であれこれ試すのに熱心な子も多い(笑)) 
  
私は すごいおしゃれさんでもなければ、美人でもありません。 コケティッシュというのでさえない。 スタイルも一世代前の日本人並みです。 仏語も英語もろくにできません。 それでも、お買い物でよい思いをしています。

時計のオブレイで
あなたにこの時計を選んであげられて、ほんとにほんとにうれしい。言ってることわかる? 
ほんとにうれしいのよ!」と何度も手を握られたことがありました。店員はおばあちゃんの年令でしたが その道のプロでした。 
  
「手首見せて」と言ってしばらく待たせたあと、ぴったりのものをひとつ、デザインの好みがあるだろうからとさらにふたつ、見せてくれました。

もちろん、ひとつめのを買った。
(Marias様)

ギャラリー・ラファイエットのプチ・バトーで、Tシャツやタンクトップを土産も含めて10枚程買おうとしてレジに行くと、店員の女性がフランス語で何が言っている。
 
わからないので首をかしげていると、奥にひっこんで、私がレジに出したのと違う(店頭にもなかった)色を持ってきました。

どうやら「貴方にはこっちの色が似合う」 と言いたかった模様。実際、そっちの色の方が素敵だったのでそちらを買いました。店員魂に感動!
(2004年3月 大阪で生まれた女まゆみ 様)
 

エルメスでボリード購入  
ジョルジュサンクに行ったらガラスケースの中に発見。快く大小2つ見せてくれて、迷っていたら、あなたは背が低いし、小の方がバランスいいよと英語ですすめられた。ピスタチオカラーですごく可愛いねと言ったら、昨日入ったばかりで今年の新色よ と。

ホテルまでデリバリーしてくれ、他の新作も見せてくれた。

ヴィトン本店仮店舗にて、トラディショナルな形がいいというと、始めはトレンチを見せてくれた。どうも横のサイズに合わせると丈が長すぎる。

始めは直しをしようとピンを打っていたら、急にもう一人の担当者が、ナイスなコートがあるの思い出したと、紺色のマッキントッシュコートで、中の絵柄がマルチカラ?で大変可愛いものをだしてくれた。丈もぴったりですぐ購入。

( 2004年7月 黒和三あまんど 様)
 


ロンシャンのバッグ。プランタンで母へのお土産だと言ったら、
混んでいたのに、とても丁寧にラッピング。リボンもかけてくれた。母も喜んでくれた。
( 2005年10月 milktea2421 様)
 
 

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だしてくれたものを、気に入ったか、気に入らないか、即座に答える

→ 店員は新たな対応をとってくれる。

現地の人が 一番 ふしぎで 理解できないのが 日本人の無言・・・・だそうです。
 
ごしょごしょ自分たちだけで  「いいねぇ」「これする?」「えー」とか言ってると  店員さんも飽きてる。無言では 相手がむすっとして 対応をやめられることもあります。

自分も、食事にいくお店とか友人に提案したとき、友人が 無言だと、、、どう思いますか? 
 

出てきた品物をみて、ちゃんと「これはすばらしい。期待どおりだ」(笑)とか 「こういうポケットはありがたいが、もっと軽いのがいい」ときちんと気に入った・どこが気に入らない・ほかの 要望を伝える と専門店では、おもいっきり 力になってくれます。

だしてもらったものをみたら、  トレ・ビヤン!(すごくいいわ)  とか  大きすぎる(グラン)、小さいの(プチ) うーん あんまり、これじゃない。もっと小さいの、黒(ノワール)はない? など きにいったか、気に入らないか、
かたことでも 間違ってもいいから、 はっきり答えましょう!

待ってほしいとき、これもいいけど、ほかも見たい、など どうしたいのか、店員に指示をだします。

気に入ってもいないのに、おせじで 「これ すごくいい」 といいすぎるのも禁物。じゃ なんで買わないのさ となります。

気に入らない、買わないときは 理由もつたえます。高すぎて。やはり色が。大きさが。。。理由は なんでもいいです。もうすこし考えたい。また明日くる、など。 今回はやめる。日本より ビジネスライクなので、断ってもいいですよ! 理由ははっきりね!
 

 


シガレットケースを聞いてみると、在庫がなく、コンピューターで在庫を見てくれた。(モンテーニュ店とボンマルシェに1個ずつある。でも行きたくなかった)

「明日になればありますか?」と聞くもそれはわからないとのこと。(でもシガレットケースだけだと免税にならない価格だし、別々に買うのは損なのかな・・・)と悩んでいると、「何か問題ですか?」と言われた。

それを質問すると、「もしその時は今日の免税の用紙を破棄して、新しい合計額で免税用紙を再作成するから問題ありませんよ」と親切に説明してくれた。私も一安心。

黙り込むのは日本人のクセですが、欧米の人にはコレが理解不能となっています。待ってほしければ待ってという、問題点があるなら、口に出さないといけません。そうすれば相手は解決するべく がんばってくれます。(できないことは できないといいます)
 
買う決断がいまできないなら、そういえばいいですね。

黙り込みや 顔をみあわせて無言、などは店員にとって 前にも後ろにも進まず、一番困る状況なので、がんばって伝えましょう。

そのためにも、フランスの人たちは、普段から 自分がほしいものをウィンドーをみたりして、考えているんでしょうね。 (管理人補記)


(rindo21様 2005年9月)

オールドイングランドで、丸首のセーター。

最初は別のものを考えていたが、店で出してくれるものに、なかなか思うものが見つかりませんでした

そのことを伝えると、厭な顔もせずに

「まだ店に出す予定ではなかったんですが」と新着の秋物を、箱から更にいくつか出してくれた。

(マカロン・イノ様 2004年8月)

 
 

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 キャッシャー 会計 レジ の方法
テイクアウト(ケーキ、パンなども)百貨店、ブランド店、など キャッシャーが別にあることが多いです。多分 防犯もかねているのでしょうが。ま、そうでない店もあります。
 
 
 

■キャッシャーが 商品棚と 別の場所にあるとき

 
1)  まず、商品を担当する店員に、ほしいものをいう。

レシート(時には商品タグや走り書き)をくれ、あっちのキャッシャーにいけといわれます。(このとき、簡単にアゴをしゃくるとか、指差すぐらいで あっさりいわれますが、態度が悪いわけではありません。客におじょーずする必要がないからです)

方角わからないときは イスィ?(here、こっち?) と指さすといいです。
ラ(あそこ、あそこ) など よくいわれます。
 
 

2) キャッシャーにいって、支払う。
支払った証拠に レシートを びりっとやぶってくれます。はんこを押すときもある。(アバウト、、、)
 
 

3) また、1)の店員のところに戻る。支払い済みのレシートをみせる。すでに、つつんであった商品を 渡してくれます。

ここで、「あなたのおかげで、いい買い物ができた」「これ大事にします」「母がよろこぶわ」
など 気の利いた一言(飛行機でおぼえるんだー!)を言いますとbetterです。
 
 


小さい店では、ほんとに 店員にそのまま支払う場合もあります。
ま、ちょっと先の人のをみて、どこで払ってるか観察してみましょう。
 

キャッシャーの場所がわからなくて おたおたするとき

 
ウ (=where 、どこですか?)
イスィ (=here ここですか?)

お金みせて、 イスィ? (ここで払うの?)
あるいは財布みせて(あまり防犯的にはよかねーが) う? (ドコで払うの?)
 
これで 十分通じます。
 

なお、商品は よく確認してください。
 
 
チョコを買ったのですが、夜見てみたらメゾン・ドゥ・ショコラで買ったチョコが、 一つ入っていませんでした。かなり丁寧に接客されて、 ドアまで送られるので、確かめなかったんですね。最終日だし、店は閉まってるし。で諦めることに。がっかり。
(cherry様 2001年5月)

 
ラッピング
基本的には いきなりスーパーの袋にいれるだけ、が多い。
 
プレゼントなの! というと きれいにつつんでくれます。が かなり時間がかかります。
 

壊れ物の場合、「飛行機(アヴィヨン) にのって日本に帰るから、つつんでくれない?」とかいうと、新聞紙でつつんでくれたりします。 言わないとしてくれない店員、言わなくても聞いてくれる店員(概して後者は 日本人観光客になれている) いろいろです。
 

配布用に沢山 袋がほしい、という場合も 相談してみてください。
 
ただ まれに非常識な日本人客(ブランド店などで)も 見た事があります。ないならナイで なんとかすればいいのですから、あまり人数分・個数分 袋をくれ、といっていいか、考えてみてください。

ラッピングも小さいものを20数個もかって、全部プレゼント用に、などいうと混雑した店では迷惑になりますよね。

現地でフランス語の新聞をもってかえってくると 包んでわたすときに ちょっとおしゃれ(+安上がり、、)です。
 
 

梱包材をスーツケースにいれていくと、帰りがらくです。いらないと捨てて帰ればいいですね。
 

ロンシャンのバッグ。プランタンで母へのお土産だと言ったら、混んでいたのに、とても丁寧にラッピング。リボンもかけてくれた。母も喜んでくれた。
(2005年10月 milktea2421 様)
 
 

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帰路は 時によっては タクシーで 
 
前提条件
基本的にブランド=エレガントでお金持ちのマダムが買うという意識があります。
そういう人が そんなカネあるやつが、地下鉄にのってはフツー帰らね〜だろ、、、ということで、沢山かったのなら、友達とタクシーにのって ホテルに 置きに帰ることをおすすめします。

そのまま観光にでかけたり、、も ワタシ・オカネ モッテマース  防犯ナンカ カンガエテマセーン という 見本です。あなたが すりで生計をたてねばならなかったら こういう オキラク日本人を狙いますよね? ^^;
 

また、目立たないたためる大きいボストンなどもっていき、(ちょっとはずかしいですが、お店に断ってから、) 店内で そこに入れて外にでます。ま

たはタクシーをよんでもらったりします。
 
 
 

やってはいけない
 
店や街路、公共のバで、座り込んでいるワカイ日本人。これはマナー違反。ひんしゅくです。
 

いずれも ブランド紙袋は長距離は持ち歩かず(タクシーにも乗れないという恥をかいてるよーなもの)、なにか無難なカバンに入れ替えるほうが ベターです。とくに昨今すりが多いので。
 
 

ただし、ホテルの部屋でも、袋のまま置いておくと、物騒です 。スーツケースの中に施錠していれています。ご注意ください。

日本人観光客の方のマナーと、大きな紙袋(ご想像通りのブランド名ばっちりのヤツ)を
両腕にいくつもぶらさげての地下鉄・・・・できれば買い物のあとは タクシーをご利用頂きたい。
(A様)

ブランド品を買った時に入れる大きめの袋を持っていけば良かった。買った後すぐにタクシーに乗れば良いやと思ってたら、パリのタクシーは1キロ程度だと乗せてくれない。地下鉄に乗るわけにもいかず、LV本店からマドレーヌ協会付近まで歩く羽目になった。
(ざんぼんざん様)

オペラ座の近くで買い物をした。ブランドの紙袋を抱えてメトロに乗ったら、スリに会った。運良く未遂でおわったが、他人の買い物だったので、なんとなく寂しくなった。今考えれば狙われて当然だと思う。やっぱり大きなブランド袋を持って歩くときはタクシーにしたほうが無難だと思う。
(アンドレ氏と6円オカキ 様2002年4月)
注意点はやはり服装や立ち居振る舞いでしょうか…。
 
だぶだぶジーンズにスニカー、プラダのポシェット斜め掛けでヴィトンやエルメスの大きな紙袋を持ってよろよろと猫背に歩く人のなんと多かった事か!!!

その上フランス人は他国ブランドを持ってるのを反感買うそうなので、
ましてやプラダを持ってヴィトンを買うというのは節操なしで倍まずいかも…。

フォーブルサントノーレ通りでは、沢山の買ったばかりのブランド物をキャリーに乗せて、石畳をゴロゴロ運んでる買い付けにきてるような日本人男性二人連れみたいな人が何人もいました。これもなんだか買占めっぽくて恥ずかしかったです。

そんなキャリーに乗せるほど買うなら、リムジンか何かチャーターして、お店の前からすぐ車に乗るとかほしかったです。 
(いぬこ様) 

 
 

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頼ることと、甘えすぎないということの区別。
頼ってもいいです。多少甘えてもいいです。ホテルや店員、ほか通りすがりの人、、、
みな助けてくれることが多いです。

が! 

あきらかに 準備不足 なんも考えてないんかアンタ、
という人も最近多いです

「いけばなんとかなる」 と 「なんとかする」 は違います。
本来 なんとかなる と言ってくれる旅行経験者は みな 自分で ”なんとかしている” のです。

自分の意思で 外国旅行にいくのですから、なんとか向こうで乗り切れるよう、かたことなり、ガイド本を読んでいくなり、むりならツアーにするなり、店を調べておくなり、むこうのマナーや習慣をしるというのは 当然のことといって さしつかえないでしょう。
 
 

個人旅行、フリーがいっぱいのツアーがいい♪といいながら、 ブランド店で ひとことも英語も仏語も単語もでず  あいさつすることも知らず、 なんの準備もせず、ガイド本や会話集も すこしも努力せず、 他の日本人観光客にたよったり、日本語店員がいるから、と頼りすぎる のは  どうでしょう。

(しゃべれないのがダメという意味では 決してありません)
 

失敗して経験する のも大事ですが、しきたりやマナー、単語、、、いまはガイド本も多いので すこしだけでいいから目を通してみてください。

「行けばなんとかなる」、ではなくて、 「なんとかしよう」 で 対策をしてみてください。
 
 

パリは日本人観光客が多いです。来る日本人、来る日本人、みな誰もが同じことをやっていると、さすがに辟易し、日本人への態度を硬化させる店員もいます。

けして、しゃべれないとダメ!という意味ではありません。 自由行動があるなら、それなりの準備(ちょっとした単語でも)をして、すこしでもいいので、ガイド本、会話集などめくってみてください。^^ そうすると 買い物、レストラン、道をきく、なんて かたこと単語で 乗り切れるようになってきます。すごく楽しくなってきますよ。

 
 
 

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フランス語しか通じない、 口でいわないといけない店も 多い
とくに、パン、ケーキ、お菓子やさん、チョコ、惣菜やさんでは、店員は 商品ウィンドーの”むこう”にたっていますから、こまったことに、身振り手振りだけでは通じません(きっぱり)
口でいわないといけません。

また、英語通じない店員も多いです。

あまく考えずに、多少フラ単語を仕込んでいくのが最短の道です。
(できなさそうなら、、一番いい手は、友達にやってもらってアナタは会計・・・・)
 
 

下記のような段取りになります。

 
・大前提 買うもの・量、考えてきめておく。
・きまったら 列にならぶ。店員を呼んで確保する。(順バンや 早い者・強い者勝ちも多い)
・買うものをいう (ものによって店員担当が違ってたりする)
・店内で食べるか 持ち帰りかいう (場所が違ってたりする)
・ハコの大きさをいう
・いるものを、全部、g単位で言う
・キャッシャーにいく
・ものをとりにいく
日本のように、あれとー えっとー(考え) これとー んっとー
というと 「きめてないのに言うの?」的に 非常識に思う店員が 多いようです。
(ま、すいてたらいいんでしょうが、、)

チョコなどは 1個単位でなく、gやハコで いれたりします
普段から主婦やってなくて gなんてわかんない、、、という人は
いまから コンビニのおかずでも持って、おもさを量を みておいてください。

 #だいたい 惣菜でも 200g(どぅ・さん)っていうと丁度なんですけどね。
 
数字はいえるように。(自分が言う基本数字だけでもいい)

お札は大きすぎないように。
 

チーズなどは 残ってるのを、全部! っていったり

あとは、ガラスごしに、ら(あれ)、す(これ)だの 指示語はいるかな、って感じです。

オーダーが全部すんだら、せ・とぅ(That's all.これで全部です) って言わないと
わからないので。。。(これを習得するのに何度観察したか!)

応用力がつくと、パンやでは どぅみ(half)といって
長いバゲットをきってもらったり、、、
対面販売は だんだん単語マスターしていくと ほんと 楽しいですよ ^^

         すぃる・ヴ・ぷれ と 最後の めるすぃ・おーぼわ(ありがとう じゃ。)はお忘れなく。
 

 

混んでいる時間帯に手間がかかることになると(日本の夕方とおなじで)
ひんしゅくにもなりますので、がんばりましょう。^^
 
 
 

補足、
・店によって、ケーキ、パンなどでキャッシャーや店員がわかれていることがあります。
よく”観察”して 該当のところにいってみてください。

・袋をもっていったほうがいい店もあります。

スーパーで英語がまったく通じなかった。フランス語でバターがわからず、身振り手振りで説明したがまったく通じない。

何とかバターらしきものを買って帰ったが、食べてみたら無塩バターだった。翌日同じスーパーで探したら、無塩バターの横にかなりの種類バターがあった。なぜ気づかなったか、今でも不思議。

(アンドレ氏と6円オカキ 様2002年4月)

 
 

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日本とちょっと違う、、、スーパー形式
 
スーパー形式のところは、それでもちょっと方式がちがいます。
 
1.
あと一人になったら、黒のベルトコンベヤに  前のお客との境目 に 棒みたいなのを 自分で置きます。(するのを忘れてると、 店員や前の人に、ばん!と きつく置かれます、、、) 
 

2.
コンベヤに 自分で商品をならべます。(カゴからだす)
 

3.
レジをとおりだしたら、すぐ前にまわる。レジを通った商品は、傾斜をころがっていく。だーっと 先回りして 自分で袋にいれます。(袋は、 言わないとくれないところがある。また ひもでぶらさがっているのを とる) また有料の袋もある。前の人のをよく見る!

4.
レジがおわるので、お金をはらいます。
最近、レジでは 端数をだして、といわれることも多いです。
 

お金をだすとき、無言の空気がこまるなら、
にっこりして 「ほらこれ、はい!」  ヴォワラー♪  を言うといいです。
 
 


さっさとやらないと、結構どたばたします・・・・・
もう次の人の 商品がころがってくるので、 日本のスーパーみたいに ゆっくりあとでのたのた、、だと
えらいことになります。

 
たまに、せまいスーパーでは、通路がせまく、 すすんでいくと、”バックできない”方式とか
はたまた、レジをとおらないとイジでも店の外にでられない形式に なっていたりします。(駅のスーパーとかに多い)

買う気もないのに、やたら入ると 恥をかきます。万引きの監視員もいます。うろうろしていると、かばんを開けさせられます!

 
初めてリーダープライスで買い物した時。
 
買い物袋をくれないのを知らずに、売り物の買い物袋を勝手に取って 商品を詰め込んでしまったこと。 (今思えば、売ってるだけあって、しっかりしたビニールの袋)。

レジの人と周りの人に、慌てて説明された。みんな驚いてた(恥・・)
(りょん26歳旅狂 様)
 

 
 

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 商品はさわってはいけない大原則
前提条件
■ブランド店でも小さい雑貨やさんでも、蚤の市でも、基本的に 商品は、店員の許可をえてから触る、のが 大前提

ただ、安いお店などでは、フランス人主婦も平気でさわりまくったりしてます。(そこまでするかというぐらい、、、)   そのへんは周りをみて 判断してください。
 
 
 

やってみよう
■文章だめな人は  いい? May I? とコクビをかしげて、手をさわるマネをする、
これだけで店員は うぃ! モチロン!とか 言ってくれます。
やってはいけない
■ブランド店で、商品を勝手にさわったり、持って(キープのつもり?) 店内を歩き回る女性、たまにいますが、これは 最悪です。やめときましょう。ま、買う気がないなら、なおさら触らないほうがいいでしょう。
観光客のマナーの悪さにがっかり。やはり同じ日本人のマナーは、特に目につきますねー。おじ様おば様団体をよく見かけましたが、列へのわりこみ・通り道に広がっておしゃべり・店で店員に挨拶もなく、商品を触りまくってぐちゃぐちゃに・・・など。

クリニャンクール蚤の市のキーホルダーの店でも、若い日本人女性二人組が勝手に商品を
取り外していて、マダムがムッとしているのを見かけました。
(E様)


 
 
 

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その店のものを身につけていく
これはブランド店ですが。やはり使っているものがあれば、持っていくと マイナスにはなりません。

こいつ(客)は こういう系がすきなんだな、とか これは持ってるんだな、とか 判ります。(ムリに身に付けていく必要はありません。防犯の意味でも)

ただ、手入れしてくれたり、なんらかのサービスがあること”も”  たまには あります。
 

また、店員は その人の服装にあわせて アレンジ、提案をしてきます。ファッショナブルなものを買いたいならそういう格好で、優雅なものを買いたいなら、そういう格好でが ベスト。

 

3回目、エルメスの昼休憩の後にやっと親切な店員にめぐり合えた。と言っても、私がエルメスの時計をしているのを見てからです。
(2003年7月 アリアーヌ 様)
買い物する日はインナーをシフォンのピンク色ワンピース、パンツと重ね着にし、足元をルイ・ヴィトンの黒のパンプスにしました。少しだけ「ラグジュアリー感」を出そうと思って、個人的に精一杯頑張りました。

買い物した日は「マダム」って言われたんですが、Tシャツだった日は幼く見えたのか「マドモワゼル」オンリー・・・(ちなみに20代半ば)やっぱり見た目って大事なのねと感じた。
(2004年5月 きっす1238号 様)
 

シテ島〜サンジェルマンをぶらぶらした日は、夫はスーツ、私はツーピースにちょっとしたアクセサリーをつけちょっとおしゃれした(普段はしていない)。

ちょい寄りしたヴィトンやディナーをとったレストランで、ちょっといい扱いを受けたので成功だったかも〜と思う(思い込みかもしれないが)。
(2004年3月 ぽてぽてはっしゅ 様)
 

 
 

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13. 屋外マルシェ(市)、対面販売編
 
だいたい日本の商店街と同じ、とおもってください。
 
・基本的に、袋、カゴをもっていくのはあたりまえ
(ま、カゴやさんのあるマルシェもたまにありますが、全部ではない)
なければ入れてくれたりもしますが、スーパー袋のひとつぐらい
普段から しのばせておきましょう。^^

・同じ店でも、繁盛しているところ、していないところがあります。
よく見て、常連の主婦が大勢買うところにしましょう。

・マルシェの会話は ”口頭試問 な世界”です、、、^^;
簡易レジをおいている店もありますが
だいたいは 口で 「|○※△!」 と値段をいわれます、、、

ぜんぜんだめ!という人は 紙と鉛筆、フラ語会話集ぐらいは
もっていきましょう。

買う単位・重さ・個数などの数字、が 言えたほうがいいです。
値段がkg、g単位でかかれていたりすると、
自分で 何グラムか言わないといけません。これも日本のお肉屋さんとおなじですね。
 

・写真 
これはいやがる店主・客が けっこう います。(のりのりな人もいるが、、??;)
撮影は いちおう 断ってからにしましょう。
市と固定路面店で 許諾されている価格があったり、
こんなに安くしていたり、この時期に○○を売っているのがばれると、
ボクラこまるんだよ、と 悲しげに いっていた肉屋サンがおられました。^^;

すりの多いところもあるので、ぼーっとしないように。

(のみの市はさらに法との闘いなので、
うっかり撮るとカメラをうばいとられることがあります。(目撃しました))
 
 
 
 
 
 

スーパーの惣菜売り場の店員が、買い方を丁寧に教えてくれた。
100g下さいな=「サングラム シルブプレ」
他は?という顔をされたら、「セトゥ、メルシ」でいいよとか

(2004年12月/2005年1月 とんちき33 様)
 

Q   惣菜屋さんに行ったとき、ショーケースの中の惣菜をあれ、これと指差せば簡単ですが、違う!右!とか、多く、少なく、なんていうコミュニケーションが難しかった気がします。英語が通じなかったので。

 スーパーでチーズを買おうと思ったけれど、1個がやたらデカイし、フランス語表記なので(当たり前か)、何のチーズだか分からず、結局1度も買い(え)ませんでした。
 
 
 

A   わたしも最初のころ、すごーくヒルンでまして、、、ガイド本などには においがきつくないものとか 相談しろとあるがあれは 最初は片言では ちょいムリだと、、、、??;

で、主婦業○十年の母のアドバイスでして。。。こういうとき、 とりあえず ショーケースで やたら減ってる=売れてる もの を買うのも 一手ですよ o(^^)o
 

百貨店や惣菜や、マルシェにいくと、言葉は通じないのに、母はすごく強くなるんで 不思議です。 「土地はかわったって、主婦はいっしょなのよ!」というのが持論です。関西系なせいか、とくに通用します。。。。 ??;
 
 
 

            対面販売 chun母の なぜか通じる 即席会話
 

 (売れてるやつ・みょうに減ってるやつを指差し)
 

母: 「ぼんじゅー まだーん! ら、さん、新聞くれ」
        (それ、100 ください ←このあたり 超主婦的表現)

店員: *W?#>%$)? (これか?とかいってる ショーケース越しなので
         ”それ”、がわかりづらい)

母: 「B・R・O・・・」(いきなし 値札のつづりを読み出す!!!!!)
     (店員の指すものが違う場合、テを右か左に振って、誘導する)

店員: うぃ! まだむ! (刃をあてて分量を指し示して) さ・ヴぁ? 
     (100ってーと、これぐらいですが?)

母: 鯖(さば)+にっこり。 (←間違って、鮭!と叫んだこともある・・・)
     (それぐらい) 

母: めるすぃ・おーぼわ! (ありがとう、じゃ)
 

お金は 値札からだいたい検討がつくので、ちょい大きいお札をだすだけ。スーパー類は 電光表示が多いのでラクですね。

マルシェ等では、お札やコインを少し テにのせて、出してます(母は、)そすると おっちゃんや おばちゃんが 該当のをとってくれます。よって母は クリアなポーチなどを財布にしてます。
 

量的には、ま、1〜2人ですと、なんでも 200 どぅ・さん (200g) ぐらいが適当かと。
不慣れなもの、重そうなものなら、100(さん)ぐらいで、、、。(パテ類)

2種類を100ずつもいいです(はずす確率が減る!)
 
 

この方法だと、
もし味をはずしても、「うむむむ・・・ご当地では、コレが人気商品なんだな」とか
「味はいまいちだが、きっとあの店は、通勤女性を場所で 引き寄せてるんだな」とか
なんだか 納得してしまえる方法です。
 
 
 

あと、最後うれのこっている チーズ切れ端 などを指差して  全部もらう手もあります。

前の人が買っているもの(30代〜ぐらいの女性がよい)をみていて、そのあとで、もわすぃ(わたしも) と 常連ぽく頼む手もあります。。。。

あまり参考になりませんが、結構 どきどき楽しいので
惣菜やもレストランも、ビストロも、色いろと試してみてください。

日本にきた外国人にも 高級料亭だけでなく うどんや や 商店街のコロッケや、惣菜や、、
いろいろ試してみてほしいですよね。^^
 

そうそう、買い物で いろいろと注文して  
   せ・とぅ (以上。これで全部) という表現、
   バゲットを どぅみ(ハーフ。半分だけ売ってもらえる) は 
習得してから随分やくだちました。

つまり、買い物はほかの人のを聞いてると おもしろいです。
 

「私も」 は「もわおっしい」 で 通じます。

チーズやパテなんかは「これぐらい」といってカットの角度を手でみせると 店の人が「これぐらいか?」と包丁をあてて切る真似をしてくれるので、 「大きい」「ちいさい」を手振りで見せると調整してカットしてくれます。

「これぐらい」は「コムサ」です。 「コムサ・デ・モード」の「コムサ」ですね。

もひとつ。 おそうざいはグラム数によって入れ物の大きさが違うお店もあるので
その入れ物を指差して頼むということもできます。
(ぺこ様)
 

アチラでは数字を指で示す時、
親指を一本立てて、1(アン)   2(ドゥ)は、次の人差し指を立て、 3(トロワ)は続けて中指を立てます。

日本の2(ドゥ)のつもりで、人差し指と中指を立てる(会話中、つい身振りって出ますよね)と、3(トロワ)と間違えられます。 

私も 惣菜やさんで聞き返されて、「あっ!」と気づきました。 日本でその話をすると、なぜか非常に感心されます。
(Spring@海外はいつも羊 様)

 
 

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