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映画でおふらんす
 updated on 21 Aug.2005
25 Jan.2006 写真追加
Special Thanks to tanuki no mama sama and others !

 

どしどし 追加記事をおまちしてます。

シネマ担当以外で、私も見た! あの場面はここで撮影! など
自分のことばで かたってください。

ただし できるだけ パリやフランスの旅行するための 参考、、、という視点で
よろしくお願いします。(映画専門HPではありません)
 
 
 

です!
 


もくじ


 
アメリ 
王は踊る
勝手にしやがれ 仮面の男
キス・オブ・ザ・ドラゴン
女優マルキーズ
DIVA 地下鉄のザジ
猫が行方不明 ノートルダムの鐘
パリ空港の人々 パリの恋人
パリで一緒に パリの灯は遠く
ポンヌフの恋人
マルセルのお城
ルーブルの怪人
◆2004/3月号 雑誌 TITLE は パリと映画特集 
  ふらつー図書館で貸し出し中
 
 
 

◆新潮社から出ているとんぼの本「映画で歩くパリ」(鈴木布美子著)がいい。

1993年発行なので、ちょっと古いですが、それ以前の映画ならこれさえあれば、
ストーリーや撮影場所や、フランス映画の歴史もたどることができます。
私は前回の旅行でこの本片手にいろいろ回ってきました!
ちなみに私のオススメは オードリーヘップバーンの「シャレード」です。
(zaziedanslemetro様)
 
 
 
 

パリでは映画「ビフォーサンセット」のロケ地めぐりをひとりで計画して実行した。
本屋、散歩道、カフェなど事前に地図で調べ、交通経路も考えていったので、
迷うことなく行けた。ほとんど、観光地でない、何ということのない地元の人が行くような場所だったので、そんな所へ行けて面白かった。
(2005年4月 ニコせ・じょり 様)
 

 

「アメリ」  原題 Le fabuleux destin d'Amelie Poulain
子供の頃から空想癖の強いアメリが 周りの人々にちょっとしたいたずらや細工をしかけることで、幸せをもたらしていくお話。

撮影場所 モンマルトル界隈、サクレクール寺院・その周辺広場、カフェ・2・ムーラン cafe 2 moulins、 食料品店 コリニョン  maison COLLIGNON、アベス駅、  サンマルタン運河 北駅など
 

カフェ2ムーランは 撮影時とオーナーがかわったが、あまりの人気と地元からの要望もあり そのままの状態で営業を続ける。

八百屋兼食料品店のコリニョンも映画の名前のままの看板をだし、映画そのままのデコレーションは毎日大変とぼやきつつも、映画の雰囲気維持につとめている。

映画上映以降 観光客が増え、治安も以前よりよくなり活気がもどったと地元の人達も喜んでいる。モンマルトルの観光局ではアメリツアーの地図も用意されているとのこと。

電話をかけるシーン・証明写真を撮るシーン・有名どころでないふつうのカフェでの様子など普段のパリ生活をかいま見ることができます。
(シネマ担)
 
 
 

参考本誌情報

18区 モンマルトル

カフェ Les Deux Moulins → 18区のカフェ


Photo by bonjour kawachi 
カフェ Les Deux Moulins


Photo by eitoma



Photo by eitoma コリニョン食品店
 

映画の中にでてくる八百屋さんは(セットではなく実在します)、 なんと店名まで映画に合わせて変えてしまいました。

本当におとぎ話のようで、マジメに考えると絶対ありえないことや、描き方によっては ほとんどストーカー行為じゃないの!?ってところもあるけど、そこがアメリーの不思議な力で そうは見えない。これを見た日は、一日晴れ晴れとした気分になる 
(Quezac様)

 
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「王は踊る」 Le Roi Danse
フランス国王ルイ14世と、王を生涯愛する音楽家リュリの絢爛豪華なお話。
ヴェルサイユ宮殿で 撮影。

当時のフランス宮廷では バロック・ダンスが隆盛を極めており、ルイ14世自身もすばらしい踊り手で ダンスを通して人々の崇拝を獲得していた。イタリアのオペラは歌(歌詞)が付いてる事でバロック・ダンスより一段下に見られていたらしいです。(映画によると・・)

ルイ14世が、まだ沼地だったヴェルサイユに行き、「ここに宮殿を建てる。」と宣言する。けど、その沼地に落ちて生きるか死ぬかの大病を患うなど、へぇ〜そうやったん!なんていう 歴史的背景もわかる映画。
 
後に王や貴族、教会などの権力階級と、対立して失墜していく劇作家のモリエールなど、歴史的人物も盛りだくさんに出てきます。
(シネマ担)

 

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「勝手にしやがれ」
モノクロ。ゴダールの名作です。ラストシーンはモンパルナスだそう。
(べす子様)

 

 

「仮面の男」
ヴォー・ル・ヴィコント城にて撮影。
デカプリオの。パリがでてきます。
(ぽち@やる気なーし様)
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「キス・オブ・ザ・ドラゴン」
リュック・ベッソンの製作および脚本・ジェット・リー主演
ジェット・リー主演のカンフーアクション。舞台はパリだけど、英語。

CDG空港、バトームシュ、モンマルトル、他・・・名所はたくさん映っていたと思います。
でも、主人公が滞在していた娼婦がいっぱいいるところは危険そう。。。
(べす子様)
 

映画の冒頭シーンで "うさぎ" が ど・アップで出てくるんですよねー。
「あっ、うさだ」と思っていると、バックにエアフラの飛行機がビューンと飛んでいって、
おぉ、これがウワサのドゴールのうさくんなのね〜!と妙なところで大喜びでした。
(azumi@az様)
 

パリが舞台で、ロケがけっこう街中でされています。 
映画自体はちょっと怖いけど 、バトー・ムーシュや凱旋門など、有名所が多々出てきます。 
(にゃんち様)


パリの見所いっぱいでしたね。 
なんかサービスショットかな、って感じもしました。そのくらい一杯。 
 
東駅やメトロがでてきたり、ジェットリーが窓口で行き先を尋ね、 マダムがつたない英語で教えてくれるシーンとか、旅行者が見ると 楽しい場面満載です。 
ところでホテルで事件の場面、あれって場所的にもしかして ホテルリッツ?私はもちろんリッツには入ったことがないので わからないのですが・・・・・・ 
まさかセットで作ったのかしら 

それとアルマ橋そばでも事件があり、 そのあと地下道での逃走シーンがあったのですが、それってあのダイアナ妃の事件の場所かしら 全然ちがうかもしれませんが、そんな風に 映画の本筋以外でも楽しんでしまいました。 
(pamplemousse様)

 


 
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「DIVA」
ジャン=ジャック・ベネックス監督
1981年のフランス映画
パリが舞台の映画ですので、名所があちこちに登場します。パレ・ロワイヤル、オペラ座、チュイルリー庭園など。もう20年もたったとは思えないほど、とにかく音楽も映像も美しいステキな映画
です。
(blunapoleon様)

 
「地下鉄のザジ」
スラップスティックコメディなので ルイ・マル作品の中では楽に観られるものです。
昔のシティラマのバスや国鉄駅、エッフェル塔、クリニャンクール、パッサージュ、サクレクールなどなど主だったところが登場しますが、ザジのおじさんの説明は間違っているので、その点ご注意を
(comme bib様)

 
「女優マルキーズ」  原題 Marquise 
実在した伝説的な女優をソフィー・マルソーが演じる。
田舎町から大女優になるマルキーズの詳細。四カ国共同製作。

撮影は ヴォー・ル・ヴィコント城。

主演ソフィー・マルソー
 
芝居小屋の踊り子 マルキーズ が劇作家モリエールに誘われ、女優となる。パリに出て、当時の芸術家達を踏み台にしながら、し上がって行くさまを描く。

モリエール、ラシーヌ、ルイ14世などが登場。ルイ14世時代の宮廷文化・生活をみごとに再現しています。
ヴェルサイユ宮殿でのロケではないらしいのですが、宮殿のシーンもすばらしいです。
歴史好き・宮殿好きの方には 予習編としておすすめ。
(シネマ担)


 
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「猫が行方不明」 1996年 フランス 原題 Chacun cherche son chat

登場するカフェは 11区 Pause Cafe 経験談はこちら
 
 
舞台は11区。パリの生活が垣間見られる、割とほのぼの系の映画です。
(べす子様)
日常を コツコツと歩きながら、描く感じ。なんか普段着っぽくて。ぼーっとして時間のあいた午後とかに、コーヒーとおやつ抱えてみると、幸せ。

ストーリーそのものより、じんわりと描かれる人物、そして生活、町、風景描写。そしてそこからじわっと伝わってくる 言外の空気があります。

舞台は バスティーユ。登場するマダム・ルネ、は ほんとにネコが行方不明になったご本人だそうで、この映画のモトねた。
(Chun3)

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「ノートルダムの鐘」
ディズニーアニメです。アニメに抵抗がなければ、ぜひ。
(べす子様)
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「パリ空港の人々」  原題 Tombes du ciel 
主演ジャン・ロシフォール

ケベック生まれでカナダとフランスの二重国籍・イタリア在住の男が、カナダからの飛行機に搭乗間際にパスポートなど身分証明書や貴重品・靴までも盗まれたまま、ドゴール空港に到着する。

本人の複雑な状況と、年末年始で役所関係が休み・・・・という状況が相まって、本人確認できず、空港内に足止めされる羽目に・・。そこで さまざまな理由から入国できずに空港内に定住している人達と、数日を共にする。

ドゴール空港 入国審査場・荷物引取り場・待合・など表の顔から、普段は見ることのない裏方まで。
コンコルド広場、シャンゼリゼやエッフェル塔のイルミネーション、バトームーシュ、オペラ座の前など、市内に出る場面があるので駆け足で見ることが出来ます。
(シネマ担)

チケットを無くしてしまってシャルル・ドゴール空港から
出られなくなってしまったおじさんと空港に住みついている
不思議な人たちの映画。
(ぽち@やる気なーし様)

トランジットゾーンにいる人達の話ですよね。
パリの町並みみられないかもしれないけど
ストーリーは好きです
(midico様)
なんだか不思議なストーリーですが、いつのまにか自分も一体感がでてくるというか、、仲間意識をもってしまう ^^; ちょっと違界をのぞいたというか。
空港の裏側とかがみられ、興味深い。
(Chun3)

 
「パリの恋人」
オードリー・ヘップバーン
パリの名所の前で踊っている記憶が。
ほか、オードリー・ヘップバーンの映画は
昼下がりの情事・シャレードもパリがでてきます。
(ぽち@やる気なーし様)
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「パリで一緒に」
オードリー・ヘプバーン
12、3歳のころみたので、
作家とタイピストが新しい小説を巡ってネタについて話し合いながら、小説の内容を再現していく、というスタイルの映画だったので、場面がコロコロ変わるんです。洋画もろくに見たことなかった私にはえっ?えっ??というままに終わってしまった思い出が…(笑)。

あと、当時は、会ったばかりのオトナ同士がいきなりチューする場面にもビックリ。。

ジバンシーの衣裳、100着前後用意して、その中から選りすぐった服をオードリーが着たそうです。ネグリジェ姿なんてとーっても可愛い!
 
ホント妖精のような人でしたね〜。タバコを吸うシーン(欧州の映画では女性の喫煙シーンが多いですよね!)も、全然嫌味なく自然な感じで美しかったです。「警官2」役のギャグが笑えました。アメリカっぽいオチでした。
(まい様)

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「パリの灯は遠く」
アラン・ドロン
ナチス占領下のパリということで、冒頭はとてもショッキングでした。ナチスによるユダヤ人の迫害は知られてるけど、ユダヤ人であるかどうかってどうやって確かめられるんだろう?と日本人の私は常々疑問だったんです。それがあの映画の最初でわかりました。とってもリアルに、かつ残酷に確認していたのです。医者らしき人が、女性を素っ裸にして、体中を調べていました。定規を片手に、鼻の高さはもちろん口までの長さ、穴の間隔、歯と唇の間までグリグリと調べまくるのです。あんなに人間をジリジリと調べる姿、見たことなかったのでショックでした。本当にあった事かもしれないし、もっと酷い事して確認してたかもしれませんよね…。民族差別ってホント怖いです。

映画全体としては、サスペンスということでジリジリと「犯人は誰?」「目的は何?」ってハラハラできたのですけど、最後がやっぱり…

「えっ?動機ってそれだけ??」みたいな感じ。また「負けた…」と思いました(^_^;)。戦争や支配、民族差別の怖さに加え、自分がもしその立場だったら…というドキドキ感はあったのですけどねぇ…惜しい!

「たったそれだけで、アラン・ドロンはそんな目に遭わないといけないの!?」 と 同情。

途中、アラン・ドロンが駅にいるシーンがあるのですが、そこに登場する通行人達が持つバッグがとても可愛かったです。今流行りのレトロな感じで、真四角の小さ目なスーツケースとか、ラブリーな感じで欲しくなりました♪
(まい様)


 
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「ポンヌフの恋人」
ポンヌフ(セーヌ川の橋)が舞台の恋愛映画です。これは必見。
(べす子様)
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「マルセルのお城」  原題 Le chateau de ma mere
マルセイユに住む小学校教師一家が 週末やヴァカンスにプロヴァンス地方の村を訪れる。
村の人々との交流を通して、当時の生活を、自然豊かな風景とともに描く。

ノエルのお祝いの仕方や、古い村の教会・ペタンクを興じる村人など、ちょっと昔のなつかしい時代の村での生活がわかります。石灰岩質の白い山肌の山脈とオリーブの木々など、典型的なプロヴァンスの風景が楽しめます。
またお金持ちの別荘という設定のシャトーなどでてきます。
残念ながらこれといった観光地はでてきません。
(シネマ担)

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「ルーブルの怪人」 原題 BELPHEGOR
ルーヴル美術館と、隣接するアパートの地下が、工事のためにつながってしまう。そのアパートの住人の一人(ソフィー・マルソー)が、停電の原因を探しに地下へ降りたところ、真夜中のルーヴル美術館に迷い込んでしまう。そこから事件が始まる。

ルーヴル美術館の全面的な協力のもと、本物の館内での長期ロケが行われた。名画・名作にあちこちで登場

ニケの階段・エジプトの展示室など館内多数、ルーヴル界隈の街中、ポン・デ・ザール橋、ペールラシェーズ墓地など
(シネマ担)
 

ソフィー・マルソーのこれを見て、ルーブルにいきたくなったのは私だけでしょうか。
(生ハム+メロン様)
劇場映画初、ルーブルでの5週間もの長期ロケで撮影されただけあって、展示室から普段一般には公開されない修復室や屋根でも撮影してました。。夜のルーブル。。。やっぱ怖そう。。
(2g@tsujimocch様)
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整理中
 

「Mondo」
1995年  監督:トニー・ガリトフ
 

ニースを舞台にした、ジプシーの男の子の話。映像がとてもきれいで、カワイイ。個人的には、後半に出てくるベトナム系のお婆ちゃんと、その人の家が気に入ってます。
(よんよんミッフィー様)

 
「橋の上の娘」
パリはちょっとしか出てきませんが(セーヌ川と橋)、作品としてお薦め。

(べす子様)
 

  


「はなればなれに」
日本での公開が遅れ、
現在、ビデオで出ているかどうか不明ですが、
これもゴダールの作品ではめずらしくハッピーエンドなので、フランス映画に慣れていらっしゃらない方でも、つらくなりません(笑)。
(comme bib様)
 

 

  
  
「大人はわかってくれない」

 

 

「FRANTIC」 1988年米
監督:ロマン・ポランスキー、出演:ハリソン・フォード
白い大理石のフロントと、ガルニエ・オペラ座が窓からドどーんと見渡せる部屋が目に飛び込んできて、“これがあの有名なホテルなのね”と見入ってしまいました。あと、ハリソン・フォードがボート・ハウスに泊まって目がさめると、ボートの小窓からパリの景色が。。。

(ひろさわ2様)
 

ほか

「パリのアメリカ人」
「パリの空の下セーヌは流れる」
 
 

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