帰国延長火山灰と国鉄のストで混乱するフランスから、帰国した。 |
ホテル代 なかには支払ってくれる航空会社もあるようだ。今回のような時に航空会社はどのような対応をとりそれがどの程度Web上で分かるかということを知っておく ことは有効と思い各社のHPをみていたところ、SASでは日本にいた場合300USドル(日本語では27000円)ただし48時間まで、EUにいた場合 200ユーロ/日まで領収書を提示していただければ払います、との記載があった。 http://www.flysas.com/en/unconnected_pages/Volcano-eruption-on-Iceland/Care-Europ/ http://www.flysas.com/en/unconnected_pages/Volcano-eruption-on-Iceland/Care-Intercont/ (2010年 仮の名前 様) |
帰国延長 シャルル・ド・ゴール空港閉鎖により、5日間滞在延長し、帰国。 エールフランス便。 振替便を交渉した現地AFカウンターでは 「延長による滞在費等の補償は行わない」と言われた。 帰国後、こちらの掲示板でSASの対応を知り、念のため今日、日本のAFカスタマーセンターにも問い合わせてみた。が、同じく「今回の噴火による延長の滞在費等の補償は(エールフランスは)行わない」との回答。 参考までに、2010/4/23付け朝日新聞の記事に、今回の件に対するJALとANAの補償関連の記事が出ていた。 http://www.asahi.com/international/update/0422/TKY201004220588.html (2010年4月 はんどクリーム 様) |
帰国延長
AF エールフランス マルセイユ-パリ-関西 **
(搭乗時期) = 2010年4月下旬
(航空会社) = エールフランス/JAL共同運航便(AF/JL) 当日はAF機
(搭乗クラス) = エコノミークラス
(出発の空港) = マルセイユ空港 ホール4
(乗り継ぎ地) = パリ シャルル・ド・ゴール空港
(到着地&ターミナル) = 関西空港
(マイレージ) = デルタのスカイマイルに加算。
マルセイユ-パリ間は、何故か「記録なし-無料旅行」と記載されいて加算なし。
パリ-関空間は、100%、さらにシルバー・メダイヨン・ボーナス25%。
(トラブル) = アイスランドの火山噴火後、運航が再開した頃。ようやく運行再開となった 2014/5/20が当初の帰国日だったが、マルセイユからパリへの便が欠航となり、関空への便に乗り継げなかった。予定より3日遅れで帰国した。
2010/4/15
ヨーロッパ北部の空港が閉鎖されていることを知った。夜のテレビニュース。帰国便は5日後だったので、最初は他人事のように思っていた。
翌16日
情報を得るためクレジットカード会社のパリ・デスクに電話。自然災害なので、航空会社は免責。予定の便に乗れなかった場合は、新しい航空券を自腹で購入することになるだろう、と言われて、不安になった。
翌17日
火山灰がフランス南部まで南下し、マルセイユ空港、ニース空港も閉鎖。
日頃前向きで強気だが、さすがに不安で食欲がなくなり、よく眠れなくなった。
落ち込むと余計に気持ちが沈むので、私は運がいいんだ、乗り越えられる、と自分を叱咤しつつ、手持ちの現金と2枚のクレジットカードで、あと3週間は滞在できることを確認した。大袈裟かもしれないが、この時は数日で運航再開して帰国できるとは思えなかった。
18日、再度クレジットカードのパリ・デスクに電話をすると、他の人は、新規に航空券代を支払うことなく、4、5日後の便の再予約をしている、との情報を教えてくれた。少し気持ちが明るくなった。
18日夜、
試験飛行の結果は良好だったとのニュースが流れる。依然として火山の爆発は止まず、空港再開の見通しも報道されなかった。
フライト前日 19日
朝、マルセイユ空港へ行く。ホール4 2階のAFの予約カウンターへ出向いたが、ここには何も情報はない、****(4桁の数字)へ電話をするか、AFのサイトを見るよう言われた。
言葉が流暢でないので電話は苦手。PCも手元にない。ホール1 1階へ行くと、そこにもAF/KLMのカウンターがあったので尋ねてみた。答えは同じだった。
やはり電話をするしかないかと思いつつ、それでも決められずにホール4へ戻る。ウロウロしていたら、先ほどの予約カウンターの後ろの机上に、AF(仏・英語対応)とKLM(日本語にも対応)のサイトにだけ繋がる無料のPCが置かれてるのを発見した。そんなことは誰も教えてくれなかった。
飛行機はAFだが、予約はKLMのサイトからだったので、 KLMの「マイ・ブッキング」にアクセス。 自分の分は、すでに24日発の便が再予約されていることが分かった。
ひとまずの安心、予約してあった空港近くのホテルへ行き、今後4日間をどこでどう過ごすかを練ることにした。
19日
夜のニュースで、ド・ゴール空港やオルリー空港が午前8時から再開決定を知る。
20日朝
一抹の希望を抱いて空港へ向かった。空港内のPCで再び「マイ・ブッキング」にアクセス。マルセイユ発 パリ・シャルル・ド・ゴール空港行きの便は飛ぶ。が、やはり、パリ-関西が「利用不可」と表示された。
エールフランスのサイトにアクセスして、AF0292の運航を確認。ふくらんだ希望を胸に、チェックインを待つ。なかなかモニターに表示が出ないので、チェックインカウンターで尋ねると、AF7663便はキャンセルされたとの返事。予約カウンターへ行くよう指示された。やはり、4日後しか帰国便はないとのこと。
なお当日10時30分発のマルセイユ-オルリー便も提案されたが、乗り換え時間が2時間ほどしかないので断った。
欠航になった理由を尋ねると、朝空港が再開したばかりで準備が整わなかったのだろうとのことだった。
しかし帰国後確認したAFからのメール(日本時間4月19日夜受信)には、
「4月20日のAF7663は欠航される」とあったので、前日に、既に欠航が確定していたようだ。理由は不明。
なお、後でKLMのサイトをもう一度よく読んだら、他社運航便の場合は、他社側サイトにアクセスするよう書かれていた。本当はKLでなく、AFの「予約の確認」にアクセスすべきであった。
この時、マルセイユ-パリ・シャルル・ド・ゴール空港の便を放棄しても、パリ-関西便の予約は取り消されないこと、マルセイユ空港で夜を過ごしても良いこと、を確認した。
しかしマルセイユ空港はほとんど閉鎖されなかったので、足止めされて空港で寝泊りしているような人は見当たらなかった。女性一人で夜を過ごすことは考えられなかったため、マルセイユ市内でホテルを探すことにした。
4延泊が決定した後は、その分をできるだけ楽しもう、と気分を転換。しかし空港の再閉鎖に備え、食費を抑え、手持ちの現金を節約した。
延泊3日目の朝、マルセイユ市内のAFオフィスに、予約の再確認のため、出向いた。再確認は義務ではなく、安心のために行った。
予 約に問題はなかったが、マルセイユ-パリ間の便がキャンセルになったことを話し、同じことが起きてまた乗り継げなかったら困る、と訴えた。この2日間は 正常に稼動しているので、問題はないと言いつつ、1日前の便に 空席が1つあることを調べてくれた。こうして、運良く1日早く帰国できることになった。
自分から空席はないか尋ねてみるべきだった。 こんな時期に空席などあるはずがない、という思い込みはいけない。緊急時には、普通では無理と思われることでも、可能性を検討すべきだ。
帰国後、噴火の影響による運航状況や、航空券の変更・キャンセルなどについて、数社のサイトを読んでみたが、KLMが一番情報が多く、丁寧だった。
AFもKLも、電話かHPで情報を得ること、空港へは来ないで欲しい、と呼びかけていた。
補償
自 然災害による延泊では、航空会社に補償を請求できないと諦めていた。が、私の場合、運行再開当日に帰国便に乗り継げなかったという特殊な事情があった。また一 部航空会社は補償を実施、エールフランスも無料でホテルの手配などを行ったという報道を見て、請求してみようという気持ちになった。
エールフランスに電話をすると、サイトから申立書をダウンロードし、それに記入して、エールフランス航空カスタマーリレーションズ宛に、郵送かFAXするよう指示。
以下を請求した。
宿泊費 3泊分(クレジットカード払いの控えと領収書のコピーを添付)
交通費 マルセイユと空港の間をシャトルバスで余分に一往復した費用 (領収書なし、使用済み切符を添付)
日本国内交通費 尼崎と関空間のシャトルバスの往復券で、
延泊により使えなくなった復路の分 (領収書と無駄になった切符を添付)
延泊中の食費 (その内、領収書のあるレストランでの食事1回分のレシートを添付)
サイト上には、返事に4〜8週間かかると書かれていたが、郵送11日後に、書類を受け取ったとの返信があり、21日後に申し立ての結果が送られてきた。
認められたのは、
宿泊費 1日分
交通費 マルセイユと空港間のシャトルバス1往復分
食費 一部
2週間ほどで、銀行口座に振り込まれる予定。
(航空券の入手方法と時期) = 1月下旬にKLMのHPから購入。
(価格) = 72,500円
燃油サーチャージ、航空保険料 22,930円
諸税 10,150円
サブクラス: マルセイユ-パリはL、パリ-関西はQ(再予約後はK)
(2010年4月下旬 maison violette 様)
帰国延長 ツアー
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心の持ちようなど
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ツアーの場合
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空港閉鎖、ぎりぎり帰国空港閉鎖。帰国時はかなり肝を冷やした。 |
早く空港に向かい、ぎりぎり帰国配偶者分も特典航空券を予約してあったが、アイスランドの火山が噴火した時点で、配偶者は仕事への影響を検討し、行かないと決めた。 |
出発前キャンセル、欠航 パリ-バルセロナ往復を エールフランスWebから購入後キャンセルしていた。
運賃(往復500円)は返金不可だが諸税等はすべて返金とのこと。 ただ、アイスランドの火山噴火の影響で返金作業自体が滞っており、3ヶ月ぐらいは見てほしいと言われた。 (2010年11月下旬 マグカップ49 様) (搭乗時期) = 2010年4下旬/5月上旬予定 |
災害発生後の旅行 → 決行
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災害発生後の旅行 → 決行(旅の手配で困ったことは?) = 前払いで何泊かホテルを手配した後に、アイスランドの火山の噴火が起きた。 |
災害発生後の旅行 → 日程変更(旅の手配で困ったことは?) = |
災害発生後の クルーズ旅行 → 決行アイスランドの火山噴火があり、出発が危ぶまれた。 |
災害発生後の旅行 (KL) 成田-アムステルダム-リヨン、パリ-アムステルダム-成田。 → 渡航中止した事例
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災害発生後の旅行 → ツアーに変更
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空港閉鎖で、着陸地変更、陸路移動。 AF エールフランス 予定 成田-パリ-ストラスブール → 成田-ニース(泊)-陸路パリに。 (搭乗時期) = 2010年4月中旬 |
日本の近くでも噴火ありJAL 成田-パリ |