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24 Sep.2011経験談追加
29 Aug.2014 経験談追加









帰国延長


火山灰と国鉄のストで混乱するフランスから、帰国した。


ホテル
現地に5日間足止めされた旅行者の話によると、パリ郊外のホテルでも、すぐに宿泊料が上がったそうだ。新しい予約を入れるなら、早めの行動を薦める。

ホテルのリストを作るに当たり、キャンセル規定も調べておくと良い。

ホテルによっては当日の夕方でも無料でキャンセルできるところがある。
急に帰国できることになった場合に便利だ。

実際私は、再予約された便よりも1日早く帰国できることになった。マルセイユ市内のホテルをキャンセル、空港近くのホテルに移った。


クレジットカード
利用限度額の引き上げ
これは是非やっておくこと。今回噴火という天災にもかかわらず、航空会社は無料で再予約をしてくれたが、毎回それが可能かどうかわからない。
それに空港がいつ再開されるか分からない中、滞在費のめどが立つということは、少し安心感を与えてくれる。



情報収集

今回ほどパソコンと携帯電話の必要を実感した旅はなかった。可能なら是非両方を、少なくとも携帯電話を持参。公衆電話は日本同様、どんどん少なくなって、見つけるのが難しい。

再予約された航空券を受け取る際、携帯電話の番号を尋ねられた。何かあれば向こうから連絡をくれるということなのかもしれない。 

(2010年4月 maison violette  様)



ホテル代

なかには支払ってくれる航空会社もあるようだ。今回のような時に航空会社はどのような対応をとりそれがどの程度Web上で分かるかということを知っておく ことは有効と思い各社のHPをみていたところ、SASでは日本にいた場合300USドル(日本語では27000円)ただし48時間まで、EUにいた場合 200ユーロ/日まで領収書を提示していただければ払います、との記載があった。

http://www.flysas.com/en/unconnected_pages/Volcano-eruption-on-Iceland/Care-Europ/
http://www.flysas.com/en/unconnected_pages/Volcano-eruption-on-Iceland/Care-Intercont/

(2010年 仮の名前 様)
帰国延長


シャルル・ド・ゴール空港閉鎖により、5日間滞在延長し、帰国。

エールフランス便。
振替便を交渉した現地AFカウンターでは 「延長による滞在費等の補償は行わない」と言われた。

帰国後、こちらの掲示板でSASの対応を知り、念のため今日、日本のAFカスタマーセンターにも問い合わせてみた。が、同じく「今回の噴火による延長の滞在費等の補償は(エールフランスは)行わない」との回答。

参考までに、2010/4/23付け朝日新聞の記事に、今回の件に対するJALとANAの補償関連の記事が出ていた。
http://www.asahi.com/international/update/0422/TKY201004220588.html
 
(2010年4月 はんどクリーム  様)





帰国延長



AF エールフランス マルセイユ-パリ-関西 ** 


(搭乗時期) = 2010年4月下旬

(航空会社) = エールフランス/JAL共同運航便(AF/JL) 当日はAF機

(搭乗クラス) = エコノミークラス

(出発の空港) = マルセイユ空港  ホール4


(乗り継ぎ地) = パリ シャルル・ド・ゴール空港


(到着地&ターミナル) = 関西空港

(マイレージ) = デルタのスカイマイルに加算。

マルセイユ-パリ間は、何故か「記録なし-無料旅行」と記載されいて加算なし。
パリ-関空間は、100%、さらにシルバー・メダイヨン・ボーナス25%。

(トラブル) = アイスランドの火山噴火後、運航が再開した頃。ようやく運行再開となった 2014/5/20が当初の帰国日だったが、マルセイユからパリへの便が欠航となり、関空への便に乗り継げなかった。予定より3日遅れで帰国した。

2010/4/15 
ヨーロッパ北部の空港が閉鎖されていることを知った。夜のテレビニュース。帰国便は5日後だったので、最初は他人事のように思っていた。

翌16日
情報を得るためクレジットカード会社のパリ・デスクに電話。自然災害なので、航空会社は免責。予定の便に乗れなかった場合は、新しい航空券を自腹で購入することになるだろう、と言われて、不安になった。

翌17日
火山灰がフランス南部まで南下し、マルセイユ空港、ニース空港も閉鎖。


日頃前向きで強気だが、さすがに不安で食欲がなくなり、よく眠れなくなった。

落ち込むと余計に気持ちが沈むので、私は運がいいんだ、乗り越えられる、と自分を叱咤しつつ、手持ちの現金と2枚のクレジットカードで、あと3週間は滞在できることを確認した。大袈裟かもしれないが、この時は数日で運航再開して帰国できるとは思えなかった。

18日、再度クレジットカードのパリ・デスクに電話をすると、他の人は、新規に航空券代を支払うことなく、4、5日後の便の再予約をしている、との情報を教えてくれた。少し気持ちが明るくなった。

18日夜、
試験飛行の結果は良好だったとのニュースが流れる。依然として火山の爆発は止まず、空港再開の見通しも報道されなかった。

フライト前日 19日
朝、マルセイユ空港へ行く。ホール4 2階のAFの予約カウンターへ出向いたが、ここには何も情報はない、****(4桁の数字)へ電話をするか、AFのサイトを見るよう言われた。

言葉が流暢でないので電話は苦手。PCも手元にない。ホール1 1階へ行くと、そこにもAF/KLMのカウンターがあったので尋ねてみた。答えは同じだった。

やはり電話をするしかないかと思いつつ、それでも決められずにホール4へ戻る。ウロウロしていたら、先ほどの予約カウンターの後ろの机上に、AF(仏・英語対応)とKLM(日本語にも対応)のサイトにだけ繋がる無料のPCが置かれてるのを発見した。そんなことは誰も教えてくれなかった。

飛行機はAFだが、予約はKLMのサイトからだったので、 KLMの「マイ・ブッキング」にアクセス。 自分の分は、すでに24日発の便が再予約されていることが分かった。

ひとまずの安心、予約してあった空港近くのホテルへ行き、今後4日間をどこでどう過ごすかを練ることにした。

19日
夜のニュースで、ド・ゴール空港やオルリー空港が午前8時から再開決定を知る。

20日朝
一抹の希望を抱いて空港へ向かった。空港内のPCで再び「マイ・ブッキング」にアクセス。マルセイユ発 パリ・シャルル・ド・ゴール空港行きの便は飛ぶ。が、やはり、パリ-関西が「利用不可」と表示された。

エールフランスのサイトにアクセスして、AF0292の運航を確認。ふくらんだ希望を胸に、チェックインを待つ。なかなかモニターに表示が出ないので、チェックインカウンターで尋ねると、AF7663便はキャンセルされたとの返事。予約カウンターへ行くよう指示された。やはり、4日後しか帰国便はないとのこと。

なお当日10時30分発のマルセイユ-オルリー便も提案されたが、乗り換え時間が2時間ほどしかないので断った。

欠航になった理由を尋ねると、朝空港が再開したばかりで準備が整わなかったのだろうとのことだった。

しかし帰国後確認したAFからのメール(日本時間4月19日夜受信)には、
「4月20日のAF7663は欠航される」とあったので、前日に、既に欠航が確定していたようだ。理由は不明。

なお、後でKLMのサイトをもう一度よく読んだら、他社運航便の場合は、他社側サイトにアクセスするよう書かれていた。本当はKLでなく、AFの「予約の確認」にアクセスすべきであった。

この時、マルセイユ-パリ・シャルル・ド・ゴール空港の便を放棄しても、パリ-関西便の予約は取り消されないこと、マルセイユ空港で夜を過ごしても良いこと、を確認した。

しかしマルセイユ空港はほとんど閉鎖されなかったので、足止めされて空港で寝泊りしているような人は見当たらなかった。女性一人で夜を過ごすことは考えられなかったため、マルセイユ市内でホテルを探すことにした。

4延泊が決定した後は、その分をできるだけ楽しもう、と気分を転換。しかし空港の再閉鎖に備え、食費を抑え、手持ちの現金を節約した。

延泊3日目の朝、マルセイユ市内のAFオフィスに、予約の再確認のため、出向いた。再確認は義務ではなく、安心のために行った。

予 約に問題はなかったが、マルセイユ-パリ間の便がキャンセルになったことを話し、同じことが起きてまた乗り継げなかったら困る、と訴えた。この2日間は 正常に稼動しているので、問題はないと言いつつ、1日前の便に 空席が1つあることを調べてくれた。こうして、運良く1日早く帰国できることになった。

自分から空席はないか尋ねてみるべきだった。
こんな時期に空席などあるはずがない、という思い込みはいけない。緊急時には、普通では無理と思われることでも、可能性を検討すべきだ。

帰国後、噴火の影響による運航状況や、航空券の変更・キャンセルなどについて、数社のサイトを読んでみたが、KLMが一番情報が多く、丁寧だった。

AFもKLも、電話かHPで情報を得ること、空港へは来ないで欲しい、と呼びかけていた。



補償
自 然災害による延泊では、航空会社に補償を請求できないと諦めていた。が、私の場合、運行再開当日に帰国便に乗り継げなかったという特殊な事情があった。また一 部航空会社は補償を実施、エールフランスも無料でホテルの手配などを行ったという報道を見て、請求してみようという気持ちになった。

エールフランスに電話をすると、サイトから申立書をダウンロードし、それに記入して、エールフランス航空カスタマーリレーションズ宛に、郵送かFAXするよう指示。

以下を請求した。
  宿泊費 3泊分(クレジットカード払いの控えと領収書のコピーを添付)
  交通費 マルセイユと空港の間をシャトルバスで余分に一往復した費用 (領収書なし、使用済み切符を添付)
  日本国内交通費 尼崎と関空間のシャトルバスの往復券で、
  延泊により使えなくなった復路の分 (領収書と無駄になった切符を添付)
 延泊中の食費 (その内、領収書のあるレストランでの食事1回分のレシートを添付)

サイト上には、返事に4〜8週間かかると書かれていたが、郵送11日後に、書類を受け取ったとの返信があり、21日後に申し立ての結果が送られてきた。

認められたのは、
 宿泊費 1日分 
 交通費 マルセイユと空港間のシャトルバス1往復分 
 食費 一部

2週間ほどで、銀行口座に振り込まれる予定。

(航空券の入手方法と時期) = 1月下旬にKLMのHPから購入。

(価格) = 72,500円
燃油サーチャージ、航空保険料 22,930円
諸税 10,150円

サブクラス: マルセイユ-パリはL、パリ-関西はQ(再予約後はK)

(2010年4月下旬 maison violette 様)




帰国延長  ツアー 

2010/4/20 帰国予定が、 3日延びて 4/23帰国。 JAL利用
JTBのツアー商品 LOOK マイ・セレクト


パリ シャルル・ド・ゴール空港においてJALの対応

・飛行機が動いていれば、その便の予約した航空券を持っていれば優先的に乗れる。
・キャンセル待ちは、待ち時間が長い人優先。(例 4/15の航空券を持っている人と、4/17の券を持っている人であれば、15日の人優先)

・良いクラスの航空券を持っている人が優先(確か、同日の券をの場合、だったと思う)

・同日の同クラスの券だった場合、受付が早い人 優先。

よって、予約済みの便が動いていれば乗れた。JTBが空きを手配したので、3日で帰ってこれた。が、個人旅行の場合はキャンセル待ちで大変そうだった。

JTBは、何よりも、緊急事態に強かった。個人手配だったら、どうなっていたかわからない。

アイスランドの噴火の影響で飛行機が運休。帰国予定日も全部欠航。1週間ぶりに飛行機がようやく動き出しても、その1週間の間に帰れなかった客が溜まりに溜まって、全く席がとれず、いつ帰れるかわからない状態。

そんな中で、JTBがホテルの延泊の手続きをし、全力で飛行機の空きを確保し、可能な限りの対応をしていた。自分では言葉が通じないので、これは本当にありがたかった。

延泊3日で帰れたが、これはまだ運がいいほうだった。飛行機が動き出しても、全便満席でキャンセル待ちは絶望的な状態が続いていた。個人の客はいつ帰れるかわからない状態。こういうとき、やっぱり大手は強い。



私自身は空港に泊まり込んだわけでもないし、JTBにホテルも代替便も手配してもらったので、全部 「現場にいて感じたこと」であり、その場にいた人から 「聞いて感じたこと」だが、

対応は全て航空会社によって異なる。
JALの対応は、上掲の通りだったが、各航空会社によって違ったそうだ。

特に中国系の航空会社は、今までの予約全て、なかったことになった、らしい。エールフランスは、ヨーロッパ客を優先し、日本人などの長距離客は後回しにしたいう話も聞いた。

・JALのキャンセル待ちは、時間が決まっていた。
パリ−成田間のJAL便は 17:25分の1日1便のため、キャンセル待ちの受け付けは16時ごろから開始。空席があれば19時に乗れる人を発表、という 形。その日に乗れなければ、その受け付けは引き継がれ、明日以降に回す。ということで、始終空港に貼りついていなければならないということではなさそう だった。

・ホテル 
私自身も延泊したので、パリ市内にホテルは空いていないというわけではなかったと思う。が、空港付近のホテルは不明。安いホテルは満室に近い、と聞いたが、空港付近なのかパリ市内なのかは不明。

・空港に寝泊まり
していた人はおそらく経済的な理由によると思う。

・その時、その場で対応方法のアナウンス
連絡は伝えられると思う。
乗れなかった場合はこのような対応をします、というのは日本の航空会社の場合、その時その場で伝えられた。今回は上記のような対応だったが、また欠航などがあった場合は違った対応をとるかもしれない。
 
今回はいきなりの噴火騒動だったので、空港、航空会社、旅行代理店とも大混乱に陥った。が、次は2回目ですのでなんらかの学習を各機関ともしていると思う。その場その場の状況に応じて臨機応変に対応する。

(2010年4月 エイダ川嶋  様)









心の持ちようなど


非常時には対応が行き届かなかったり、ホテルが満室ということも
充分有り得ると思う。

この状況で、「行く!」と決めたのなら、一番大切なのは”覚悟”かと。

当然ながら通常にも増して連絡先や下調べは必要かと思うが、最後には前向きに考えられることに尽きると思う。

もちろん職場には、あらかじめ、帰国が遅れる危険性があることを知らせる。万が一の場合には連絡できるようにしておく。

今回は自然災害によるものだが、旅にトラブルはつきものだ。不意打ちを食らってもニッコリ起き上がれるよう、頑張って。
(らっきーひつじ  様) 




航空機での旅行は常に欠航や遅延のリスクと隣り合わせだ。恐れていてはどこへも行けない。

それでも今回の事態では、旅客の生命を脅かす事態ではないし、現地は天気も良かったようで、悲壮感があまりないのが救いとはいえ、自分の身に起きたら。と考えると心配なのはよくわかる。。 

(今回JALの航空券を購入されている旅行予定者、とのことなので)、もしもの際には日本人係員に対応してもらえばよいと思う。電話でも日本語ラインが用意されている。

また、クレジットカード、保険などの現地サポートや緊急連絡先などをしっかり控えていく。 通常の保険では噴火等自然災害は保険支払の適応外のようだが。

JALに関しては、今回は現地の予約センターではなく、日本の予約センターに電話をした方が良かったらしい。



ホテルは、自然災害なので、航空会社も空港も(通常は)取ってはくれない。余力があれば、ホテルの紹介などはしてくれる場合もあるようでだ、
支払は自分持ちだ。


空港で寝泊まりについては、再開直後の空港HPには、航空会社と連絡が取れてから空港に来るよう、とは書いてあったが。
 
(spring@海外はいつもヒツジ  様)





現地で、というよりも、出発前にいくつか準備を。

・飛行機が欠航した場合、予約の電話を入れるホテルのリスト作成
空港周辺のホテルはすぐに満室になるだろう。パリもしくは近郊で予算とにらめっこして。 本誌を参考に、日本語対応が可能なホテルなどをリストアップしておくとよいかも。

航空会社やクレジットカード会社のカウンターも対応してくれるかもしれないが、同じような状況にある旅行者が何千人もいるだろうから、電話が通じなかったり、対応しきれない場面も想定できる。

・万一のときの滞在資金の準備
今回の噴火では空港が1週間閉鎖された。空港再開後も、飛行機が満席で数日間帰国できない人もいた。

1週間滞在が延びると想定すると、夫婦で20万円ぐらい余分に滞在費がかかると思う。(ホテル1泊150ユーロと想定) クレジットカードの利用限度の引き上げなど、事前対策が必要になるかも。

・欠航して帰れなくなったらどうするか、を計
会社や家族への連絡方法など。

・ミニノートPCなど端末を持って行く
日本語で情報収集するには、日本語の端末が必要だ。

火山の今後の動向は予想できないため、今回のような時期は通常よりもリスクが高いと思う。日本で準備できることはしっかり準備を。

(labandite  様)






ツアーの場合


今回、私自身は個人旅行だったが、ツアー参加者の話を聞くと、
飛行機とホテルの予約は添乗員がやったが、(これは当然だろう)、滞在費は全て個人負担だったそうだ。今回は噴火という天災ですから、旅行会社に全く責任はなく、仕方ないことだと、個人的には思える。

(2010年4月 maison violette 様)




ツアーだったので面倒な事はなかった。

噴火の影響による混乱も、飛行機やホテルの手配など、添乗員が迅速に対処したので、日本で心配してくれた人たちには申し訳ないくらい困らなかった。

噴火の影響で延泊が決まり、それまで少し詰まったスケジュールだったので、気が抜けたようにダラっとした日があった。体調管理の意味ではよかったとも思うが、少しもったいなかった。
(2010年4月  ファイブエトセトラ 様)

 















空港閉鎖、ぎりぎり帰国


空港閉鎖。帰国時はかなり肝を冷やした。

現地 2010/4/15  パリ シャルル・ド・ゴール-成田 エールフランス最終便(定時なら23:35発予定)を利用

当日の23:00をもって、空港閉鎖が決定された。よって、この便は急遽22:05に繰り上げ出発。 

実際は積載荷物等混乱があって22:30頃発。この便の後、他の出発地へのほんの数便で、シャルル・ド・ゴール空港は 完全閉鎖。

エールフランスの乗務員や地上職員に聞いた情報では、閉鎖時刻が発表されたのが直前だったのと、 23:00後に予定されていた出発便をすべて23:00前に 出発変更、閉鎖前にこの日のフライトを終了させてしまおうとしたらしく、現場はかなり混乱していた。

現地パリでは 4/15付の朝刊(ル・フィガロ等)にはまだアイスランド火山噴火のニュースが載っていなかった。朝のテレビニュースでは流れ始めていたらしいが、パリ最後の一日を有効利用しようと早朝から動いていた自分はそんなニュースなぞまったく知らなかった。

私も含め空港閉鎖のことなど知らずに、シャルル・ド・ゴール空港に予定どおり向かった予約客も多数いたもよう。

しかもこの日、パリ環状線で交通事故があり、入口が閉鎖された場所が発生したとのこと。夕方、環状線、市内の幹線道は大渋滞していた。19:30頃からは降雨も。

大渋滞のせいで、パリからの空港送迎を予約していた人の中で、送迎時間を繰り上げるという事前連絡があり、空港閉鎖から難を逃れたという話も聞いた。副産物として知らなかったフライト時間の繰り上げにもぎりぎりではあったが対処できたと言っていた。


私の場合、19:30出発予定のモンパルナス発のエールフランスバスの車内で、空港閉鎖時刻と、乗る予定のエールフランス便の繰り上げ出発のことを聞いた。

で、このバスが出発時間が大幅に遅れるは、大渋滞のためポルト・オルレアンを抜け環状線に出るだけで1時間以上かかった。バスは最初から途中停車のパリ・リヨン駅方向へは向かわず。

21:30 シャルル・ド・ゴール空港の エールフランス発券カウンター前にたどり着いた。出発予定時刻25分前。 ほぼあきらめていたが、こんな状況だ けになんとかチェックインさせてもらえた。ただし、荷物預けはできず。 ターミナル2E内での思い出は荷物を転がし走ったということだけ‥

乗ったエールフランス便は、通常飛行ルートではなく、火山灰を避けジュネーブ上空を通過するルートをとった。

18:05 成田着

通常ルートを飛ぶより余計に一時間かかった。

機内は欧州内欠航便多数のため、乗り継ぎ客分が空いたのか、空席が目立った。

ちなみに、帰宅後、自宅のPCに、現地のエールフランスからメールが来ていた。
日本時間 4/16  0:11 付け 「AF○○○ du 15/04 depart PARIS CDG 2E a 2205 arrivee TOKYO NRT e 1630」  の内容。



また、4/15 日本-パリのとあるエールフランス便は、離陸後にパリ空港閉鎖が決定され、リヨン空港に着陸したと エールフランスのスタッフに聞いた。



なお、荷物について細く。
フランスの地方の村、街を公共交通機関を利用して周遊するという形態が常のため、荷物はギリギリのところまで削ぎ落としている。

今回も機内持ち込みできるギリギリのサイズのバッグと、衣服等を詰めたメインのバッグ (スーツケースではない。大きさは機内持ち込みサイズをあきらかに超える。) を折り畳み式のカートに載せて移動していた。

今回、シャルル・ド・ゴール空港のターミナル2Eのチェックインカウンターに着いて思ったことは、カウンタースタッフも異常事態に遅れてやって来る客に対 し、やや混乱ぎみ?と感じた。便名を告げた時、あわてて手元にあったトランシーバーで連絡を取り始めたことでそう感じた。

そのスタッフに荷物はどうされます? と問われた。
仮に今預けた場合、同便への積み込みには間に合わないのか、と聞いたので、持ち込めるか交渉した。

一応、横の奥の荷室へと続くベルトコンベアー載せていたバッグの重量をチラッと確認の後、少し考えた後、 スタッフは
「わかりました。今回は特別に持ち込んでけっこうです。液体物はありませんか?」。
歯磨き粉等の身の回り品が入っていると伝えると、
「OK、奥でセキュリティーコントロールがありますから、そこですべて破棄することになりますが? 」と。了解した。


セキュリティーコントロールでは上記の他シャンプー等を破棄した。
バッグ内は開け保安検査あり。が、簡単な質問の後見たのはバッグ内上部の方だけ引きとめられた時間が短かった。


検討したこと
シャルル・ド・ゴール空港へ向うAFバスが大幅に遅れ、車内にいる時間が異常に長かったため、今後起こりうるであろう事態に対して、その場でいろいろとシュミレーションする時間があったのは今になって思うと良かった。

フライト・チェックインできなかった場合も、次のフライトはこんな状況でどうなるのか?というのはもちろんだが、一番考えたのは、今晩の宿泊はどうするのか?  たぶんもう空港周辺のホテルは無理だろう、その場合空港内で過ごすのか? それともパリに戻る? 等々、バスの車内であらゆる対応策を考えた。
 

(2010年4月 ユンヌフルートガ ナ 様)








早く空港に向かい、ぎりぎり帰国


配偶者分も特典航空券を予約してあったが、アイスランドの火山が噴火した時点で、配偶者は仕事への影響を検討し、行かないと決めた。


私の渡航中、帰国前夜に、火山が再噴火。最終日はデパートで買い物をしてから空港へ行くつもりだったが、事情によっては航空券を買いなおしてでも帰国しようと思い、朝8時にホテルを出た

結局 その段階では、シャルル・ド・ゴール空港は何の影響もなく、予定通りの便で帰国できた。ほっとした。

(2010年5月 るすばんHANA 様)







出発前キャンセル、欠航

パリ-バルセロナ往復を エールフランスWebから購入後キャンセルしていた。

運賃(往復500円)は返金不可だが諸税等はすべて返金とのこと。
ただ、アイスランドの火山噴火の影響で返金作業自体が滞っており、3ヶ月ぐらいは見てほしいと言われた。

(2010年11月下旬  マグカップ49 様)



(搭乗時期) = 2010年4下旬/5月上旬予定

(航空会社) = エールフランス(AF)  パリ便

4月19日 直接エールフランスの東京事務所に行く。キャンセル料金無しでキャンセルできるか聞いたところ、暫く待ってOKが出たので、同行者と2名分キャンセルした。

担当者とメールアドレスを聞いて、キャンセル証明もメールで送ってもらった。

(2010年 ふふふのふ 様)








災害発生後の旅行 → 決行



(旅の手配で困ったことは?) = アイスランド噴火の影響でヨーロッパ行きを迷った。旅行会社とのやりとり、情報の少なさに困った。

安心料として、損害保険料を増額し、旅立った。結果的に何も起こらず、無事に往復できた。

(2010年6月上旬 ルッツ masa 様)



現地滞在中、アイスランドの噴火がまたひどくなってきた。

南欧(とくにスペイン、南仏)やミュンヘン、オーストリアの空港が閉鎖になったり、便が欠航になった。

火山灰の雲がその後北上してパリが閉鎖になったら困るなぁと、毎日のTVニュースやインターネットでのチェックをしたが、とても気が重かった。

結局、問題なく帰れて、持参していたレンタル携帯電話も使わずにすんだが。

(2010年5月 ハナクロにゃんち 様)


アイスランドの火山噴火騒ぎで、直前までキャンセルするか迷った。
出発前は少し落ち着いていたので、会社の上司に「もしも」を伝えた上で、渡航した。

この騒ぎで、あらためて自分が入っている保険の約款を読み直した。災害で渡航変更したりキャンセルしたりしたときの旅行保険を調べたりした。今回は事後だったため適用されないが、今後は時期・場所に応じて入るか検討してみようと思う。

エールフランスには、出発前に滞在先や自分の携帯の電話番号等の連絡がとれる手段を伝えた。

(2010年5月 オペラ座の住人 様)

 





災害発生後の旅行 → 決行

(旅の手配で困ったことは?) =  前払いで何泊かホテルを手配した後に、アイスランドの火山の噴火が起きた。

旅行中止を考え、各ホテルのキャンセル規定を再確認し、移動の代替案を考えた。


(旅の手配でよかったこと、楽だった点は?) = 一部決済済みのホテルが、15日前までなら全額払い戻しだった。

火山の様子がどうなるかわからないがとりあえずキャンセルする、と15日前に連絡を入れたら、予約はそのままにしておくのでフライトがキャンセルになった場合は連絡をくれれば例外的に15日前を過ぎても全額払い戻しする、と言われた。
   
(2010年4月/5月 Prince Juin 様)

 




災害発生後の旅行 → 日程変更

(旅の手配で困ったことは?) =
一度、火山の影響で予定を変更した。そのため、夜景のツアーをキャンセルし、キャンセル料が発生した。キャンセル料がかからないツアー会社もあるので、約款の確認が必要だと勉強になった。

(旅の手配でよかったこと、楽だった点は?) =
旅行代理店の担当者が、火山の噴火の際、日曜日に心配して電話をくれた。日程を変更したが、同じレジデンスに泊まれるようにしてくれた。


(2010年5月 パンダ侍 様) 



災害発生後の クルーズ旅行 → 決行

アイスランドの火山噴火があり、出発が危ぶまれた。

個人手配のリスクは、航空券とクルーズが一体となっていないので日本出発が不可能になってもクルーズのキャンセル料がかかる可能性がある。

代理店は「そのときは相談に乗ります」の一言で詳細は判らなかった。
そのため、細かい手配は止めて、最小限のシンプルなものにした。
最後は一か八かになった。

(2010年5月/6月 bellflower5011 様 ) 






災害発生後の旅行 

(KL) 成田-アムステルダム-リヨン、パリ-アムステルダム-成田。
→  渡航中止した事例


(搭乗時期) = 2010年4月下旬

(航空会社) = KLM (KL)

(搭乗クラス) = エコノミークラス

(出発の空港) = 予定航路は
成田-アムステルダム-リヨン、パリ-アムステルダム-成田。


(トラブル) = 3月末にHISで航空券予約。 噴火騒ぎで、4月16日頃、HISに「どうでしょう?」と話していた。

19日に「自分でも、KLMのHPも見て下さい」と言われた。KLMのHPでは、全く飛行機が飛んでいない模様。

20日のKLMのHPでは、関西は運行。成田は? 
インターネットで「噴火、再増強か」というニュースを見ていたらHISから確認の電話が来た。成田-アムステルダムは飛行機は飛ぶだろうが、リヨンまで飛ぶか不明。アムステルダムで一人途方にくれるのもいやだし、欧州の母国に帰りたい人と遊びの私では、緊急度が違う。旅行者が飛行機に乗っていいのかな、と、不安と良心がとがめたので、結局キャンセルした。

翌日、飛行機は成田からは出たようだったが、リヨンまでは飛んだのか、と
KLMのHPを見ていたが、AFと共同運航のせいかしらないが、私の乗る予定の飛行機は飛行記録が出なかった。

返金に際して、3,000円くらいは戻らなかった。

インターネットで予約したパリのホテル(8,000円)、リヨンのホテル(900円)くらいのキャンセル料がもったいなかった。

他の3都市の、大手でないホテルはキャンセル料は不要。

こういうことがあると、今後の旅行は不安で、直行便で行き、その周辺しか動けない。

(航空券の入手方法と時期) = HISから。3月中旬。

(2010年4月下旬 大山んばちゃ豆 様)




災害発生後の旅行 → ツアーに変更


空の旅社商品に。個人で航空券とホテルを手配した場合と比べ、価格に大差が無かった。

アイスランドの火山が再度噴火した場合のリスクを考え、代理店に依頼することにした。

(そのツアーにしてよかったことは?) = 火山噴火時の対応についての質問に、納得のいく回答が得られた。

(現地にいってがっかり) = 現地事務所があるので安心していたが実際の現地連絡先はミキトラベルだった。ミキトラベルの営業時間外はみゅうのサポートライン(ロンドン、24時間対応)へ連絡する。

(ツアー選びのアドバイス) = 火山噴火や飛行機遅延など、トラブル時の対応は確認しておいたほうがいいと思う。
(2010年6月 ベレー帽のたぬき 様)



 

空港閉鎖で、着陸地変更、陸路移動。


AF エールフランス

予定 成田-パリ-ストラスブール  
  → 成田-ニース(泊)-陸路パリに。


(搭乗時期) = 2010年4月中旬

(航空会社) = エールフランス(AF) 昼便

(搭乗クラス) = 上級エコノミー

(出発の空港) = 2010年4月上旬   ※火山灰騒動が始まった頃。

搭乗予定の275便のチェックインをしている横のカウンターで、その前の279便の飛行ルートが決まらないとかで、混乱していた。

また、275便も通常と異なるルートをとるため、パリまで15時間ほどかかると言われた。

チェックインは最終目的地のストラスブールまでできたが、パリで乗り継ぎが間に合わないかも、とのこと。

(出発空港の様子) = 北ウイングは、日系のヨーロッパ線、外国系のロンドン線・北欧線が欠航しているせいか、空いているような気がした。



(機体) = B777

(トラブル) = 火山灰の影響で、パリ シャルル・ド・ゴール空港に着陸できず、ニース着に。その前の279便はリヨン着になったらしい。

本来ストラスブールに行く予定だったが、ストラスブール空港も閉鎖に。
ニースからも次のフライトは未定と言われた。

エールフランスでは、ニースからパリへ、代替バス輸送の用意をしており、
それでパリに行けると提案され、結局パリへ出ることに。

到着日は、エールフランスが用意したホテル泊、

2日目 7時半 ニース空港再集合。9時発のバスで、パリに。
ド・ゴール空港着 22時30分頃。


到着日の夜中発パリ行きのバスもあった模様。ファーストクラス・ビジネスクラスへの対応は不明。

(航空券の入手方法と時期) = 3月上旬エールフランスのWebから

(価格) = サブクラスはA
乗っていないが、パリ-ストラスブール間はYだった。



ホテルは、 JHCで個人予約、事前カード決済。火山噴火で、ストラスブールに辿り着けなかったため、現地でキャンセル依頼(JHC緊急アシスタントサービスへ)。 
成田出発時点ですでに、現地に到着出来るか判らなかったので、確認したところ、フライト遅延でも、キャンセル料がかかるとの事だった。

後日JHCからメールがあり、今回はキャンセル料免除、手数料2千円のみで決済するといわれた。

これは、JHCの配慮なのか、現地代理店(ミキツーリスト)、ホテルの厚意なのかは、判らない。

JHCの緊急アシスタントサービスは、電話番号はパリ市内だが、日本に転送されていた模様。おおむね親切だったが、担当者によっては、いらいらすることもあった。


今回のような火山噴火は、なかなか無いと思うが、もし遭遇したら、キャンセル料の事など、ダメもとでも、ホテル、代理店に、相談した方がいい
たまたま、日本の業者を通して予約していたので、その点は楽だった。

疲れている時、気持ちに余裕が無い時に、慣れない外国語で、交渉をするのは困難。

(2010年4月中旬 バナーヌ・ノワゼット 様)




日本の近くでも噴火あり


JAL 成田-パリ
千島列島付近の火山噴火の影響で航路変更のため、到着時間が1時間程遅れた。

(2009年6月中旬 ANEGO@YOKOHAMA  様)





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