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ainhoa様の カタロニア地方周遊
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updated on 27 Mar.2005
15 Nov.2005 写真追加
(ainhoa様 2004年9月/10月)
 
 
 
 
1 関空〜アムステルダム〜バルセロナ  KLM バルセロナ泊
Abott Hotel
2 レンタカー
モンセラット、ベルガ、セルダーニュ高原

(フランスへ)
ブール・マダム、ヴィルフランシュ・コンフラン

ヴィルフランシュ・コンフラン泊
3 カランサ渓谷のトレッキング

ヴィルフランシュ・コンフラン散策

4 カニグー
5 ペルピニャン、コリウール コリウール泊
6 スペイン国境越え

ポールボウ、バルセロナ

バルセロナ泊
7 バルセロナ観光
8 〜アムステルダム〜 機内
9 〜関空  
     
              
         
    
   

 
4日目 カニグー登山  
今日は念願のカニグー登山。

朝食後、4駆に乗せてもらうべく、待ち合わせの近くのフィヨルスという村まで車で出掛ける。待ち合わせにちょっと遅れて現れたのは、年季の入ったランドローバー。

ほかには地元の親子連れ(母と息子)のみ、運転手と計5人でいざ出発。

昨日の夕方、地震があったとかで(私たちは感じず)、地震大国から来た私たちは他人事に思えず、しばし地震談義。運転手、日本人を乗せるのは初めてなのだとか。

それよりもビックリしたのが、親子連れの息子さんが日本語を勉強していると聞いたこと。ただ、シャイだったのか、お母さんの方がお喋り好きなのとは好対照、あまり話が出来なかったのが残念。

途中、見晴らしのいいスポットで休憩して、どんどん山道を上って行く。一つ間違えれば、真っ逆さまに何百メートルも落ちるのみ、かなりの迫力。道はガタガタ、腰が痛くなりそう。コールタレ山荘に近づくと、放牧地帯で、牛がのんびり草を食む様子はいい眺め。出発から約1時間、さぁ、到着。
 

山荘でお手洗いを借りて、まず赤白の目印を辿って、松林を抜け、湖の横を通り、彼方に万年雪を眺め、ジョッフル山を目指す。遥か低くには、テ川、プラドの町が見え、見晴らし抜群。そう、今日も快晴。

ヤマウズラの泉で、今度は黄色の目印を追って行く。ハリエニシダやシャクナゲの低木(6から7月上旬が見頃)に別れを告げ、石ころ道に。ジョッフル山を後にし、カニグーの頂上を見上げつつ、ガレ場を時にはよじ登りつつ、高度を上げていきます。眺めは最高。風が少しずつ、強く、冷たくなって来る。
 

山頂!  
そして・・・、山頂!

高2784メートル(2000年にヘリコプターでセメントを運んで造ったというオリエンテーション・テーブルが高さ1メートルなので、カニグー山の正確な標高は2785メートル?)のカタロニアの聖なる山。

毎年6月24日のサン・ジャンの日には松明を燃やして祈りを捧げる十字架と写真を撮り、昨日ヴィルフランシュ・コンフランの町で調達したパンで昼食。

カルリ山やアネト山(ピレネー最高峰)、カタリ派のケリビュスの城、地中海まで、360度のパノラマ。山頂で、ガイドさん?知り合い?のムシュウと登って来たらしい日本人女性と出会う。そのガイドさんに「カニグーに登った最初の日本人は貴女じゃなかったみたいだね」と言われている。たしかに日本は遥か彼方だけど、きっと誰かが登ってるでしょう・・・。
 

名残を惜しむように、景色を堪能しながら下山。下山中、昨日、カランサ渓谷で私たちを見かけたというmオランダ人カップルに声を掛けられる(B&Bに同宿したカップルとは別)。これも縁?

往復3時間の道程でした。山荘の横手の泉で手を洗うと、冷たくて気持ちいい!夫は洗顔。この水は飲用可。

山荘のバーで飲み物を注文し、しばし休憩した後、車で下山。この山道は時間帯によって交通規制され(午前は上り、午後は下りオンリー)、運転手にとっては一日仕事。これじゃ、お客が2人じゃ、キャンセルだよね・・・。
 

フィヨルスの村に戻って、教会の隣りのカフェで車代1人24ユーロを払って、解散。これが今回の旅行のメインイベント。来て良かった。
 

自分たちの車でヴェルネ・レ・バンの町を散策し、カニグーの全景やカタロニア・カラーの家等を写真撮影。宿に戻る。


 

宿に戻る。  
マダムとムシュウから飲み物をご馳走になり、水着を借りて庭のプールでひと泳ぎ。そろそろ午後6時。ちょっと冷たい・・・。でも、水の循環口に背中を当てていると、まるでジャグジー気分。

こうしてプールに浸かっていると、東洋人風の女性が部屋を求めてアプローチを歩いて来る。残念ながら、今夜は満室。マダムは隣りのホテルを紹介した様子(ヴィルフランシュ・コンフランの宿泊施設は、私たちの泊まったB&Bとその隣りのホテルの計2軒のみ)。

マダムが「日本人の女の子よ」と言うので、「こんにちは」と声を掛ける。「無事、部屋は確保できたかな・・・?」と気になっていると、夕食に出掛けたヴィルフランシュ・コンフランの町中でバッタリ出くわす。

小さな町だから、偶然というよりも当然? これも何かの縁と夕食を共に。

今夜レストランが何軒か、開いている。入ったのはLa Casa de la Nine。20ユーロのコースを注文。私は一昨日気に入ったエスカリヴァダ、舌平目の黒オリーブソース、地元産の木いちごのアイスクリーム添え。夫は生ハムメロン、サーロインステーキ(ロックフォールソース)、チーズの盛り合わせ。
 

一緒に食事した女性は、欧州留学中で、休暇を利用しフランスを旅行中。パリからボルドーへ、その後ル・トラン・ダルトゥスト(ヨーロッパで最も高いところを走る山岳列車。私たちは1999年に乗車)に乗ろうと、オロロン・サント・マリーへ行くも、何せオフシーズン、つなぎのバスの便がなく、計画変更、トゥールーズに向かい、ラ・トゥール・ド・カロルとこのヴィルフランシュ・コンフランを結ぶル・プチ・トラン・ジョーヌに乗ってやって来たのだとか。

私も約10年前にこの列車に乗ったことがあり、当時は列車での一人旅を楽しんでいたので、話が盛り上がること、盛り上がること。楽しい夕食でした。
 

5日目
今日はチェックアウト。荷物を車に乗せ、宿代を支払うと、地元の甘口白ワイン(ミュスカ)をお土産に戴く。いつ飲もうかな。
 

車を庭に置かせてもらい、ヴィルフランシュ・コンフランの町の上方の要塞見学に出掛ける。すると、昨日の女性にバッタリ出くわす。彼女は要塞から下りて来たところ。この後電車でまずはペルピニャンに向かうのだとか。お気を付けて・・・。
 

いくつかカーブを曲がって、山道を上って行くと、入り口に到着。ラングドック・ルシヨン地方のスタンプラリー・カードを提示。割引入場料は4.60ユーロ。

スタンプを3つ以上集めると、旅行への招待等の懸賞に応募できる。もちろん応募したけれど、当たるかな?


とにかく高いところなので、見晴らしは抜群。昔のパン焼き釜や牢屋(人形付き)を見学し、下の町とつながる734段の階段を下りて行く。長い、長い・・・。出口ではマダムが迎えてくれた。そう、このマダムに入場料を払って、この階段を上がって入場する(私たちと逆方向)こともできます。大変そうだけど。
 

宿に車を取りに帰ると、ムシュウがジュースをご馳走してくれる。テラスのテーブルに腰掛けようとすると、イスが重い・・・。先客は宿の看板猫、長毛の黒猫マリオでした。お昼寝の邪魔してゴメン。

隣りのイスに腰を掛け、ムシュウとしばし歓談。今日は風が強いのだとか。トラモンターヌと地元で呼ばれる風。そうかなぁ?・・・と、この時はピンとこなかったけれど、思い知るハメに。
 

宿に別れを告げ、116号線を地中海方面に走る。途中、イル・シュール・テの外れの、オルグと呼ばれる奇岩群を見学。割引チケット(2.40ユーロ)を買って入場。約10年前、テ川が大氾濫し、この辺り一帯、水浸しになったのだとか。そんな面影は微塵も感じさせない、今日も快晴。

ただし、風が!!!さっきまで感じなかったのに、笑っちゃいそうなくらいに、ビュンビュン吹いている。風や水が浸食した奇岩群は独特の雰囲気を醸し出し、一部触ってもいい箇所を触れてみると、非常に固く、コンクリートのような手触り。
 

ペルピニャンへ
116号線に戻って、ペルピニャンへ。

街に入って、適当な駐車場に車を入れ、街を散策。今晩コリウールに泊まって、明日にはスペインに入るので、フランス語の本の買い納めと、本屋さんを探す。ネットでも買えるのだけど、送料がかかるし・・・、というわけで、ポール・オースターの最新刊の仏語訳とアメリー・ノトンの最新作をゲット。ようやく昼食。今回の旅で初めてゆっくり食べる昼食。テ川の支流を挟んだ広い通りのカフェで、オープンサンドイッチ(具沢山!)と飲み物。
 

食事後、スーパーに入り、留守番してくれている猫にウサギのテリーヌだとか舌平目のムースだとか、何とも贅沢な猫缶を買う。ルスキーユという近くのアメリー・レ・バンが発祥の地のお菓子等を買い込む。

駐車場へ戻りがてら、史跡を写真に収めたりしていると、建物の壁に取り付けられている住所表示板がフランス語のみ、フランス語とカタロニア語の併記、カタロニア語のみと、地区によって違いがある。ペルピニャンはフレンチ・カタロニアの中心地。

通りがかりの不動産屋さんの前で置いてあった無料のパンフレットをもらう。こんなことをしているから、いざ駐車料金を清算しようとすると、利用時間 3時間2分 で、4時間分課金されてしまう。悔しがっていると、「買う予定もないのに不動産なんか物色してるからだよ」とツッコミが入る。
 

コリウール
駐車場を出て、さらに地中海を目指し、コリウールに向かおうとすると、ペルピニャンの街から出られない!一方通行や左折禁止に阻まれ、迷子になってしまう。結局適当に走らせることにし、10分以上経って、ようやく現在位置がつかみ、コリウールまでのメドが立つ。


コリウールの通り(フランス語とカタロニア語の住所表示板)
 
 

「そこを左に曲がって・・・」、すると地中海!やっぱり感動的。

左手に海を眺めつつ、町の中心部を少し過ぎて、目指すホテルLe Bon Portへ。海側のツイン1室(バスタブ付)63ユーロ、朝食は1人7.50ユーロ。ホテルの部屋にはそれぞれ港町の名前が付けられていて、私たちは「ヴェネツィア」でした。

町を散策にでると、そろそろ夕方。町を見下ろす丘に沈む夕日を、地中海の潮風に吹かれながら眺める時間・・・。来て良かった・・・。
 

暗くなって来たので、夕食のレストラン探し。この町の住所表示板はフランス語とカタロニア語の2種類。

港から路地を1本奥に入ったEl Capilloに決め、21ユーロのコースを注文。私はサラダ、サーモンソテー(パスタ添え)、今回2度目のイル・フロタント。夫はムール貝、サーロインステーキ(ロックフォールソース)、チヨコレートムース。

オレンジ色の街灯に照らされた闇に浮かぶ港は、幻想的でした。
 

6日目
目が覚めると、窓の外は薔薇色の朝焼け。思わず身を起こし、カモメの舞う姿と、刻一刻変化してゆく空の様子に目を奪われる。

夫は着替えてジョギングに。帰りにシャワー替わりに海に入って来るのだとか・・・?!実行したようですが、こんな早朝、海には誰もいない。きっと冷たかったんだろうけれど、強がってそんなことは言わない。
 

ホテルのレストランで朝食を済ませ、プールサイドの寝椅子でひなたぼっこ。こんないいところに1泊しかしないなんてね・・・。今日も快晴、風強し。

さぁ、コート・ヴェルメイユ(鮮紅色海岸)からコスタ・ブラヴァ(荒くれ海岸)沿いをドライヴだ!ポール・ヴァンドル、バニュルス・シュール・メールを過ぎ、フランス最後の町セルベールで休憩。

この地方のバニュルス・ワインをお土産に買う。さぁ、いよいよ国境。・・・が、標識は?もしや、さっきのイタズラ描きされてたのがそう? どうも通り過ぎてしまった様子。

仕方がないので(?)、おそらくEU統合以来無人となった税関を写真に収める。

スペイン最初の町ポールボウで休憩。何となくシンとした雰囲気。この町の駅では幅の異なるスペインとフランスの軌道の変換が行われます。
 

次はカダケスへ。ポールボウと打って変わって、ビーチが賑わい、華やいでいる。スタンドでイカとポテトのフライを買って、ベンチで昼食。この後、地中海沿いの道路に別れを告げ、高速で一路バルセロナを目指す。
 
 

バルセロナ到着、案外迷うことなく、サンツ駅前のハーツ営業所でレンタカーを返却し、タクシーでホテルEuroparkへ。ツイン1泊(バスタブ付)で126ユーロ(2人分の朝食ビュッフェ込み)。
 

部屋に荷物を置いて、徒歩5分程のサグラダファミリアへ。入場は午後8時まで。着いたのがその10分前。諦めて、夕食に。あまり遠くまで行く気がなかったので、ホテルに戻る通りがかりのタパスSNACK 55へ。私はチキン入りのお米のパエリア、夫は魚介入りのパスタのパエリアを注文し、サングリアを飲む。これで20.30ユーロ。スペインのお上りさんメニュー?でも、ダシのきいたスープで煮込まれたであろうパエリアの美味しかった。
 
 


 
 



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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