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ぽち@やる気なーし様の 2008年イタリア紀行
4

5 Nov.2008 

 

(2008年5月 ぽち@やる気なーし様)
 
 


 
1
伊丹〜成田〜ローマ〜ナポリ
〜送迎車でアマルフィへ 
アマルフィ泊
2 アマルフィ、ラヴェッロ、マイオーリ  同
3 カプリ   同
4 ソレント、ポジターノ  同
5 ナポリ  ナポリ泊
6 ナポリ〜 機内泊
7 〜関空着  
   

 


 
 
 
4日目 日曜日  
今日もいい天気。今日はポジターノに行こうと考えていたのだけれど、ついでにソレントまで行ってきて、ぼちぼち戻ってこようと、朝食のときに決定。

街まで、階段でショートカットして出る。バスの停車場前のカフェで切符を買おう。

印刷してきた時刻表をにらみつつ、「Unico-Costiera」1日券を購入。このカード、ソレント半島地区で売り出されていて、45分券2euro、90分券3euro、1日券6euro、3日券15euroの 4種類があって、時間内なら乗り降り自由。

1日券と3日券なら、初日に乗ったラヴェッロコース、ミノーリ・マイオーリコースのオープントップバスにも乗れたらしい。

乗り場で「ソレント?」と聞いてうなずいてくれたバスに乗り込む。青い車体のSITAバス。白地に緑のラインのSITAバスもある。緑のほうが車体が古そう。近距離用なのかなぁ。規則性があるのかないのか、わからない。

いよいよ動き出す。

旅行の人、出勤の人などいろんな人が乗り込んでいるバス。どんどんくねくねした道を登っていく。一応バス停はあるのだけれど、ホテルの前などで手を振ったら、バスは停車してくれるらしい。降りるときも「このへんで」と運転手にお願いして停めてもらっているよう。

ポジターノの街へは、バス停が2つあるのだけれど、どちらも街の上の端っこにある。中心部へ行こうとしたら、ひたすら坂又は階段を下りないといけない模様。大変そう!

2時間たたずに、ソレント着。

ソレント  
乗っていた大きな荷物の旅行者たちは、ベスビオ周遊鉄道終点のソレント駅でほとんど降りてしまった。バスの中には私たちと男の人が一人だけ。

うーん、ドコで降りたらいいのかな。

駅の周りをぐるりとまわったようで、旗がひらひらしている広場のようなところにきた。「チェントロ?」と聞いたら運転手が頷いたので、そこで降ろしてもらうことにする。

はて、現在位置はどこだろう。とりあえず、ガイドブックのアバウトな地図をにらんで考える。

正面に旗が翻るのが、タッソー広場。右手の道のほうが、広い道。左手のほうが狭いけど人がたくさんいる。とりあえず、左に行ってみよう。この道がコルソ・イタリアらしい。

うっわー! かっわいいー!! コルソ・イタリアでは古いフィアット500がずらりと並んでいる。オーナーたちの会のようで、自慢の車をみんなで愛でているみたい。

今にもおしゃべりしそうな顔をしているフィアット500が、おかしい。道行く人みんなが車を見て、笑顔になっていく。

車の写真を撮ったり、街並みを見ながら歩いてみる。まっすぐまっすぐ歩いていくと、ちょっと人通りが少なくなってきた。少し戻ってみる。

左手の路地をのぞいてみると、そっちも観光客風の人が歩いているのが見える。私たちも行ってみる。こっちが旧市街かな?
 

コルソ・イタリアのおみやげ物店で寄木細工の小箱などを見つけていた。ソレントの名物なのかな?うろうろしていると、寄木細工美術館を見つけた。入ってみよう。

アレッサンドロ・フィオレンティーノという建築家の個人コレクションを集めた美術館。8euro。基本は、予約してガイドツアー形式でまわるのだということを、帰ってから調べてわかった。

何にも知らずにいってみたら、「イタリア語かフランス語はわかる?英語は?」と聞かれたので、「英語をほんのちょっぴり」といったら、「上階の方が古いものが展示してあるよ、引き出しは開けてみて」とだけいわれて、自由に見せてもらえた。

家具や、展示ケースに収められた小箱などが所狭しと飾ってあるなか、展示ケースの引き出しを開けると下絵などが入っている。
 

また、旧市街に戻る。少し明るく広い道にでる。ここをコルソ・イタリアから降りてくる人も多いので人の流れにそって歩いてみると、公園から港に降りる道だった。

きれいにヴェスヴィオの山が見える。すごいなぁ。

ナポリからくる船はここに着くみたい。よく見ると、ここからアマルフィやポジターノへの船も出ている。
 

また市内にもどり、うろうろ。日曜日ではあるけれど、思ったほど休みの店は多くなかった。日本人観光客は、皆無。英語圏の年齢層の高い観光客が多かったかな? 教会の前ではロマも見かけた。

 
適当なカフェに入り昼を食べつつ、絵葉書を。オレンジの実がなる街路樹の柄がソレントらしいかな?

さて、今度は戻るバスを探さなくては。一体ドコで乗ったらいいのかイマイチよくわからない。降りたタッソー広場に行ってみても、特にバス停の表示はない。

さっき歩いたコルソ・イタリアを反対方向へ歩いてみると、他のお客さんたちが下りた駅の、反対側にいることがわかった。駅まで行ってみよう。

ふむ。このバス停はソレント市内用のバス停みたい。SITAのバス停はドコだろう。

そのとき話しかけてきたのは、白いシャツ、黒いパンツ、赤いネクタイ。そう、ラヴェッロ行きの時に乗ったオープントップバスと同じ服装の人。ソレント近郊を回るコースの案内だった。

「アマルフィにいきたいんだけど」と訴えると、「そこのバス停に来るわよ」と教えてくれたので、そこで待ってみる。「Unico-Costiera」販売のパンフレットを置いた小さな屋台も、そこにあった。

うーん、日がまぶしい。お水でも買ってこようか、どうしようか。悩んでいたときに、また同じような服装の女性が登場。この人は「Unico-Costiera」屋台担当の模様。

「アマルフィに行くなら、駅の向こう側のバス停にバスが来るわよ!もうすぐ出ちゃうから急いで!!」といってくれた。あれ?ここに来るんじゃなかったの?

とりあえず、急いで駅の階段を上り、向こう側に渡ろうとしたら、残念、駅をまたいでは向こう側には抜けられなかった。駅を迂回しないといけなかった。

あわてて降りて、駅をぐるっとまわってみると、銀色の観光バスが3台ほど止まっている。青いSITAのバスはない。あれれ?

バスの横に男性が3人おしゃべりしている。バス停を聞くつもりで「SITA?アマルフィ?」といってみると、このバスに乗れという。

よく見ると、普通の観光バスのような車体だけれど、ところどころにSITAと書いてあるし、中にバスのスタンプもある。なーんだ。いろんな種類の車体があるのね。電車もいろいろだったもんね。安心して乗り込む。

バタバタ走ってリュックを背負った人や、スーツケースを転がした人もやってくる。バスの下に荷物をしまって、乗り込んでくる。ポジターノのホテルに泊まるらしい人が、運転手にドコで降りたらいいのか聞いている。ここで降りて、ここからはポジターノの地元のバスに乗り換えろ、と運転手から地図にしるしをつけてもらっている。横目でチェック。

さて、出発進行!

私たちは海側ではない席に座ったので落ち着いたものだったのだけど、ちょうど私たちの横で海側の席に座った二人組は、テンションが高かった。山をぐんぐん登り、遠くに海が見えた瞬間からシャッターきりまくり。ふふふ。その景色はまだまだ序の口なのだよ。このあと絶景が待っているんだぞ。
 

ポジターノ
 
ポジターノのバス停のうち、ソレント側のバス停に到着。ここで降りてみよう。

とにかく、道を下っていけば街に出てくるみたい。坂道はくねくねと曲がりながら降りているけれど、ところどころに階段があってショートカットできるみたい。

白い階段と白い壁の細い道を通って迷路のような昼下がりのポジターノを歩く。

ちょっと広い道に出てきた。ここから先が一般の車の入れない道らしい。地元バス用のバス停もある。

ここからいわゆる「モーダ・ポジターノ」の店が始まるみたい。いかにもリゾートファッションの店が続く。細い道の両側に店が並んでいるのを、観光客が冷やかしながら歩いている。

ずんずんいくと、教会の前に到着。聖マリア・アッスンタ教会。ただしただいま昼休み中。そこからはビーチまであっというま。

前は海。

オレンジ色のデッキチェアがずらりと並び、たくさんの人が水着で日光浴。右手に船着場。振り返れば絶壁沿いにパステルカラーの家がくちゃくちゃっと並んでいる。こんな狭いところにも、人は住もうとするものなのね。

アマルフィでも思ったけれど、このあたり残念ながら真っ白な砂浜とはいかないみたい。それでもアマルフィよりはポジターノのほうが砂浜部分が多いかな。アマルフィは岩場の部分が大きかった。それにしても、ここに水着で来ていない自分を反省しろ!というばかりのリゾートっぷり。

まだ水は冷たいだろうから、男の子たちが海にはいっているくらいで、みんなデッキチェアやタオルの上で丹念に体を焼いている。

ビーチすぐ前ではなく、ちょっと上から景色を見ようと階段を上ったところにあるカフェに入り、レモン・ディライトとアイスティーをいただく。ここのレモン・ディライトも、なかなかいけるぞ。

さーて、ここからアマルフィに帰るには、この坂や階段をがんがん上ってバス停に行かなきゃ行けない。むー。ひよったナミヘーが「船で帰ろう」といいだす。

船着場に行ってみると一番時間が近いのは、15:30発のもの。みんなが乗り込み始めた船が、1艘。切符売りの小屋が4軒。どれで買ったらいいんだろう。

とりあえず、船の前で切符をもぎっている係員に、聞いてみよう。船を指して「アマルフィ?」と聞いたらそうだという。「もう出るから、急いで切符を買って来い。青と白の屋根だ!」と小屋を教えてくれる。

ダッシュで買いにいき、1人6euro。15:35無事乗船。

全部で50人くらいのれるかな、という大きさの船。中に席があるけれど、そとの景色も見たいので、外の舳先のほうにいってみる。風を切って進む船から見るアマルフィ海岸もまた、格別。

途中、スピードアップしたのか、水しぶきがバッシャバッシャかかりそうであわてて船内に逃げる。

10分くらいでアマルフィ到着。


 
 
アトラーニ  
さて、この後どうしよう?とりあえず歩きでいけるという隣街アトラーニにも行ってみようかな。

イタリア人が選ぶイタリアの美しい街に選ばれたこともあるという、アマルフィから徒歩15分の街、アトラーニ。

バスの中からは小さなビーチやきれいなドームのある教会が見えていたのだけれど、どんなところかな。

てくてく歩いて、街の入り口に到着。

まずは教会を見ようかと思うのだけれど、これがまた、どこから教会に入るのかが、わからない! 街の中心らしい広場に降りてうろうろしながら教会の入り口を探す。

今日は日曜というのもあるのだろうけれど、広場に面した3軒のカフェ・レストランは営業しているけれど、それ以外の店の気配がない。うむむ。

ようやく、教会正面へたどり着く小路を見つけ、うろうろ。

遊びにきた孫を見送るおじいさんとおばあさんの背中が印象的だった。小さな街の、静かな静かな日曜日。
 
 
 

アマルフィに帰ろう。  
アマルフィ海岸は堪能した。明日は朝からナポリに行くことにしよう。バスの切符と、アマルフィのお土産を今日買ってしまわないと。アマルフィに帰ろう。

バス停前のカフェで1日券をゲット。その後、あたりをつけていた紙物の店に行く。

イニシャルが入ったアマルフィ紙の便箋セット。レースのような模様のはいったカードセット。

タイルや皿なんかもあっちこっちで売っているのだけれど、路地裏の小さなスペースで自分で絵付けをしているひとがいたので、そこまで買いにいく。これは我が家用の分。

会社用にレモンの板チョコを数枚。これで、アマルフィ土産はOK。

さぁ、今日の晩御飯は何にしようかねぇ。ソルベ屋に行って食べながら考えよう。

今日もレモン・ソルベにイチゴトッピングにしたら、昨日よりちょっと量が多めで、4euro。
あら、毎日来ていたからおまけしてくれたのかしら?
 

久しぶりに、お肉食べたいかもねぇ。日曜日でも、ほとんどの店が営業しているのだけれど、目抜き通りに面したところにあったレストランは休みだった。路地裏で探そうかと、看板をたよりにうろうろしたのだけれど、1軒は予約で満席。1軒は廃業?

うーん、ここはどうかな? 地元っぽい人が全然いないけどなぁと思いつつも、店の人と目が合ってしまったので入ることにする。「リストランテ・ペレラ」

ツーリスト・メニュー1人前16euroにはプリモ数種類から1つ、セコンドに魚か鶏か、それにデザートがついている。もう、これでいいや。

水とグラスワインに、ツーリスト・メニュー2人前を頼む。時間が早めだったので空いていたけれど、だんだん客が増えてきて、2人のカメリエーレ、てんてこ舞い。

全体にカジュアルだし観光客ばかりでだけれど、その分、小学校前くらいの子供をつれた家族が気兼ねなく食べられる感じ。味も悪くなかった。

満腹・満腹。のんびり歩いてホテルに帰る。

準備  
明日の早朝、ナポリに向かうので今日のうちにチェックアウトできるか聞いておかなけりゃ。

鍵を受け取るレセプションのちょっとだけごつい顔の人(同じ年頃の男性が2人いた。多分、兄弟)が聞いてくれた。

「明日、チェックアウトだけど、来るときは車で来たよね、帰りはどうするの?」

「アマルフィからバスで帰ります。明日、朝早いの。このバスに乗るから。」とバスの時刻表を見せる。

「OK、今夜のうちに支払いお願いするよ。バスだと朝8時にここを通るよ」

「ううん。6時にアマルフィを出るバスに乗るから」そういうと、びっくりして私の持っていた時刻表をしげしげ見た。

どうも、アマルフィからナポリ直通のバスが朝6時台に3本あるのを知らなかったみたい。

そんな早朝からうろうろしだすのは日本人だけかしら。たいていの人は8時ごろのバスでソレントに出て、電車でナポリに向かうみたい。

無事、支払い完了。宿泊代にナポリ空港からホテルまでの車代100euroが入って、580euro。

さあ、荷造りして明日の朝6時にはホテルをすぐに出られるように準備しないと!

22時就寝。


 



 
 
 
 

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