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ぽち@やる気なーし様の 2008年イタリア紀行
3

5 Nov.2008 

 

(2008年5月 ぽち@やる気なーし様)
 
 


 
1
伊丹〜成田〜ローマ〜ナポリ
〜送迎車でアマルフィへ 
アマルフィ泊
2 アマルフィ、ラヴェッロ、マイオーリ  同
3 カプリ   同
4 ソレント、ポジターノ  同
5 ナポリ  ナポリ泊
6 ナポリ〜 機内泊
7 〜関空着  
   

 


 
 
3日目  
6時起床。今日ものんびり夜明けの海を眺めてから、朝食に行く。メニューは一緒。多分、宿泊している間ずっと同じだろうな。私たちは別にかまわないけど。
 

昨日見た船で、カプリ島に行くことにする。今回、アマルフィ周辺のことはちょこちょこ調べてきたけど、カプリ島についてはまったくノーマーク。ガイドブックを広げると、見開き2ページ。アマルフィよりはちょっとだけ詳しいかも。

8時20分ごろ、船着場へ。25分発のフェリーと、55分発の高速船がある。高速船のほうがちょっと値段が高いけれど、早いみたい。

係の女性は2人。そこにみんながぐちゃりと並んで切符を買おうとする。旅行会社の人なのか、一人で20人分くらい買っている人なんかもいて、25分発のフェリーの客たちが焦りだした。

私たちの直前の人から、窓口の女性に「高速船ならこっちに寄って待ってて! 先に、フェリーの人こっちきて!」といわれてしまった。しょうがないので横にどいて、フェリーの人を先に通す。

25分。列はまだ残っている。しかし、肝心の船がまだ来ていない。

35分ごろ、無事にフェリーの分を販売終了。ついでに割り込まれそうになっているのを肘でよけながら、高速船チームも新しい列を作って切符を買う。

帰りの17時15分発の切符も買っておこう。片道17euro。
 

40分 フェリー無事到着。船に乗り込むのも近くにいた人から適当になだれ込んでいく。ぎゅうぎゅうに乗り込んで、出発!

われらが高速船は何分頃に来るんだろうねといっていたのだけれど、案外すぐやってきて、9時5分頃には出航できた。
 

やっぱり、景色を見たいよね?ということで、2階に席を見つけて座る。海から見るアマルフィ海岸も、また格別。船の上は庶民的な家族や、ドイツ人観光客など。

1階にあるバーのバイト君が、お盆にジュースやビールなどを載せて船内販売にやってくる。揺れもそれほどではなく、風は冷たいくらいで、隣のカップルは彼女が寒がって、1階に移っていった。
 

小1時間ほどでカプリ島に到着。
 

カプリ島  
 
カプリ島のマリーナ・グランデには、ソレントからの船やナポリからの船、個人のクルーザー、ボート、ヨットなどいろいろ泊まっている。桟橋には青の洞窟への船などの切符売り場もある。今日は青の洞窟への船はストップしているみたい。近くのアイランド・ホッピングの船はやっている。

まず、どうする? 
カプリ島については、イマイチよく分かっていない。フニコラーレにのって中心部の街に行くのがいいのかな? ちっちゃいバスも走っているみたいだけど。

それにしても、タクシーが全部オープンカーだなんて!
全力で「リゾート!」と叫んでいるみたい。ここでは団体の日本人ツアー客もちらほら見受けられる。

フニコラーレの乗り場に行ってみると、切符売り場はここじゃないみたい。前の人があっちと指差されているのを見て、後に着いていく。

売り場の案内を見ていると、一回券の他に、60分券とか1日券とかがあるポスターなどを貼ってアピールしているのは「Unico-Capri」という券。デポジットが1euroで、と書いてあるのだけれど、イマイチよくわからないので、とりあえず1回券 1.4Euroを買ってフニコラーレに。

フニコラーレ  
 
・・・ちゃんと列を作るとか、順番に改札を通るとか、そういうことはあんまり考えないみたいね。それに一番近い乗り口から乗り込んでいくので、手前の車両だけぎゅうぎゅう詰めで、奥の車両は楽々乗り込める。

改札の人、USJとかディズニーランドで研修してきたらいいのにと思う。いや、改札の人と列を裁くシステムごと日本から輸出するのはどうだろう?

かなり急な坂をぐんぐん上って、頂上に到着。おお、絶景!フニコラーレに乗っている間に張ってあったポスターなど、で学習。

「Unico-Capri」は ICチップの入っている券で、フニコラーレ、バスが乗り放題らしい。使い終わったら窓口に持っていって1euro返してもらうらしい。1回券、1時間券、1日券があるらしい。

なんだ、コレ買っておけばよかったんじゃないの。
 

このカプリ地区ともうひとつの名所が、アナカプリ地区。この2ヶ所をまわって、マリーナグランデに帰ることを考えて、フニコラーレの窓口でUnico-Capri1日券(6.7euro+デポジット1euro)を買っておく。
 

さて、カプリ地区散策。どっちに行ったら何があるのかわからないのだけれど、とにかくすごい人。夕方の地下町か!というほどたくさんの人がうろうろ歩いている。

並んでいる店はとにかく高級店が多い。でっかい宝石だったり、シャレたドレスだったりと、「高級リゾート」ということを押してくる。うむむ。

バス乗り場のすぐ横のカフェには、ここを訪れたセレブたちの写真が飾ってある。オーナーと肩を組んでいるマライア・キャリーの写真発見。そういえば、マライアは下着をカプリ製のものでそろえていて、そのクロゼットだけで90平米あると聞いたことがある。そのクラスのセレブが来るところなのね。
 
 

観光案内所発見。1euroで日本語の地図をゲット。

私たちの頭の中ではカプリ島といえば、2代皇帝ティベリウスが晩年引きこもっていたところという「ローマ人の物語」で得た知識のみ。皇帝の別荘跡地を地図で探したけれど、コレはちょっとたどり着けそうにないな。ちゃんとトレッキングの用意をしていかないといけないところみたい。それじゃぁアウグストゥス庭園と書いてあるところに行ってみよう。

みんな観光客だから、安心して歩けるなぁ。きれいなリゾートホテルやブランドショップなんかを眺めながら人の波に乗って歩いていく。

なんか、微妙に思っている経路と違うんだけど、みんなこっちに歩いてきているからいいのかな? 

途中、レモンのシャーベットを売っている屋台なんかもある。個人のヴィラもあって、お金持ちになったらこんなところに別荘を持ちたいよねー、とかいいながら、写真を撮りつつ歩く。

どーんと突き当たった広場は、チャーチルも来たことがあるというホテルの前。ちょうど展望台のようになっていて、絶景が見える。

青い海にはヨットやボートが浮かび、いくつもある洞窟を見に行っているようだ。ブーゲンビリアの花が咲き乱れ、かもめが飛ぶ青い空。周りの人たちもカメラを構えたり身を乗り出したりして、景色を楽しんでいる。目的地と違ったけど、ここもまたいい感じ。

庭園
 
さて、今度こそ、庭園庭園。やっと現在位置がわかったので迷わず歩いていける。途中のサンジャコモ修道院ものぞきつつ、庭園に向かう。

カプリ島の香水ブランドの店を発見。レモンや花の香りの香水や石鹸を売っている。お土産にいいかも、と思いつつも、まずは庭園。

うむ、絶景かな絶景かな。大きな木の陰でひんやりした空気に包まれて青い海を眺める。本当に太陽に愛されている島だなと思えるところ。

街の中心部に戻ろう。ご飯、どうしようかね。こっちで食べるか、アナカプリに移動してから食べるか。

バス乗り場に移動するとオーガンジーのひらひらしたフラワープリントのドレスをきて白い大きなつばの帽子をかぶった花嫁さんと、胸に花を飾った花婿が歩いてきた。

ぐっとカジュアルな服装の観光客が多い中、スーツをきた親戚一同の人たちも、後ろから歩いてくる。いいなぁ、こんなところで結婚式。周りの人たちもみんなニコニコして見ている。
 

アナカプリ方面へのバスの列に並ぶ。小さな小さなバスなので、20人乗れるかどうか。見ていると、2台目くらいじゃないと乗れそうにないな。

日本のラッシュを思わせる混雑ぶりで、ミニバス発車。細い道をくねくね登っていく。途中、渋い赤のクラシックカーのタクシーとすれ違った。街を走っているのはほとんど白いタクシーなので、この赤いタクシーすれ違ったら、すぐわかる。カプリでタクシーに乗るならこの赤いタクシーがいいな。
 

アナカプリの中心、ヴィットリア広場到着。カプリに比べるとぐっと静かだ。人は結構いるのだけれど、どこかのんびりしている。店やホテルよりも民家が多いからかもしれない。

ただいま14時。もうそろそろどこかでご飯にしないと、街のお昼寝タイムに突入してしまうのではないかと心配になったので、適当なカフェに入る。
 

私はハムとチーズのパニーニ、ナミヘーはハムとチーズのホットサンド。飲み物はコカコーラ。ほっと一息。とても空気が乾いているのでノドが乾く。レモンのソルベが売れるのがわかる。

まったりしたあとで、この近くにあるらしいサン・ミケーレ教会に行ってみる。2euroなり。マヨルカ焼のタイルで、教会の床一面に、楽園追放が描かれている。1階から近くで見て、2階に上がり全体像を見る。象や羊など動物たちがかわいい。
 

青の洞窟にはアナカプリからも行けるらしいのだけれど、マルタ島で同じような洞窟も見ているから、パスすることにして、広場に戻る。
 

リフト
 
山のほうにスキーのリフトのようなものが見える。ナミヘーが「あれ、乗りたい!」と主張するので、乗り場を探す。

ソラーロ山頂へ行くリフト。それもものすっごく、ちゃっちぃ。なのに、この山頂まで結構な距離があるではないですか! これ、Unicoカード使えないよ? 6euroもするよ? 地味に抗議してみたのだけれど、残念、ナミヘーの意思は固かった。仕方なくリフトに乗る。
 

リフトに乗るのも20年ぶりくらいなのに、このリフトときたら仕様が40年前くらいの感じ。右手に絶景が見えているんだけれど、かばんからカメラを出す余裕も、ましてや、手すりから手を離して両手でカメラを構える余裕もない!

足元はところどころ、イチジクの木やブドウを植えた畑もあるのだけれど、草が茂っている中に、ヒヤシンスやポピーやタンポポなんかがあっちこっちに咲いている。赤や黄色が緑の中にぽつんぽつんとゆれていて、とてもかわいい。ボッティチェリのプリマヴェーラの足元のよう。それでもところどころに白い岩が見えていて、この島の土の薄さを感じる。

15分くらい乗って、無事、山頂到着。カプリの街やアナカプリの街、遠くにうっすら見えるのはヴェスヴィオの山。山頂には、ちゃっかりカフェもある。写真を撮りまくって、今度はくだりのリフトへ。
 

下の乗り場の人はそんな感じじゃなかったのに、山頂でリフトの補助をしている人たちはちょっと商売っ気を出してチップをもらおうと、それらしいことを言ってくる。うーん、ちょっとね。

くだりのリフトではちょっと余裕。写真も撮れるようになった。アマルフィでは東洋人の観光客はあまり見かけなかったけれど、カプリでは、日本人も韓国人も中国人もたくさん観光している。

さて、アナカプリからマリーナグランデまでのバスもあるみたいなのだけれど、よくわからないので一度カプリまででて、フニコラーレでマリーナ・グランデに戻る。1日券買ってあるしね。


 
 
マリーナ・グランデ  
 
マリーナ・グランデに到着。港を眺めるカフェに座ってアイスクリームを食べつつ、友達に葉書を書く。

港からホテルまでポーターさんたちが荷物を運ぶみたい。中にヴィトンの「箱」を5個ぐらい積み重ねて乗せている車もあって、どんなお金持ちのお客さんなんだろうと想像したりして。

この島、日本並みにヴィトンやプラダのバッグを持っている人がいる。パリやローマではここまでみんな持って歩いていないよと思うのだけれど、やっぱり優雅にリゾートしているお金持ちが多いのかな。
 

埠頭の建物横にどの船が何時にどこに着くのか表示されているので、見てみる。お、アマルフィにつくのは3番ね。見てみるともう船が来ている。行きがかなり込んでいたので、早めに乗り込むことにする。夕方は寒いから1階席で。
 

船が動き出したときには、疲れたのかみんなちょっとうとうとしている。お日様にたっぷり当たると、疲れるよね。18時ごろ、アマルフィ到着。
 
 

アマルフィ  
今日はドコでご飯を食べよう。ぶらぶら店を冷やかしながら良さげなお店を探す。途中、昨日見つけたソルベ屋さんでレモンソルベにイチゴをトッピングして食べる。4.5euroなり。トッピングもしたけど、クレーマより安い?

結局、ネットや雑誌でもみかけていた「マリーナ・グランデ」に決定。

アマルフィの街から海に向かって右手に船着場があり、それよりもうすこし右に、昨日いった「リド・アッズーロ」。今日の店は海に向かって左手のビーチに面した店。店がパラソルを並べたスペースも持っていて、昼は水着に上着をひっかけた状態で、テラス席に座ってランチを食べることもできるみたい。

そんな、ちょっとカジュアルな店だと思っていたら、夜は予想よりもきちんとした店だった。

ここではテラスに風除けのビニールのカーテン(あまり安っぽくはないから大丈夫)があるので、寒さに震えるということはなかった。

白のグラスワインと、ガス入りの水を頼んで、メニューをにらむ。
「生ハムメロンが食いたい。サラダ頼めば?」
「プリモに今日はリゾットはどう?」
「いいねぇ。やっぱ、メインは今日の魚だろうな」よし、それでいこう。
 

前菜を頼んだときは別にサラダなんか頼まないのに、やけにサラダサラダというナミヘー。シェアしたいんだけど、とドラマ・ビバリーヒルズ青春白書のデイビッドに似ているカメリエーレに訴える。さぁ、通じたかな?

・・・やられた。

ナミヘーのもとにきた「生ハムメロン」は、果肉がオレンジ色のメロン半玉分に生ハムがどっちゃり。

私のもとにきたサラダは 「休み前に飼育係が張り切って持ってきたウサちゃんのえさ」なみに、緑の野菜がこんもり。

バルサミコがマイルドで、ところどころに散ったチーズがおいしい。しかし、葉っぱばっかり。

前に座るダンナは「うめー、生ハムメロン再発見した」とか言いやがる。

問い詰めたところ、「生ハムメロンなんて、どうせメロン一切れにハムがぴらっと2枚くらいだと思ったから、分けるほどないと思ったんだよね。これはヨメ用にサラダかなんか頼んでおかないとまずいと思って」だそうだ。

半分食べたところで、カメリエーレが見ていないうちに、お皿を交換。メロンが甘くて、生ハムの塩加減がちょうどいい。サラダを頼まずに、コレひとつ頼んでいたら、取り分ける皿も持ってきてくれただろうに。無念。

 
リゾットは1人前を二つに盛り分けて持ってきてくれた。ありがたい。
貝が何種類かと小さなイカが入っているリゾットは、うまみがじんわり広がっておいしい。

今日の魚のソテーは、一匹持ってきてくれて、横のテーブルで取り分けてくれた。これもレモンを絞ってあっさりいただく。

「名物のリモンチェッロも飲んでおかなくちゃ」とダンナ。それならば私もドルチェをいただこう。昨日食べておいしかったレモン・ディライトを頼む。ここのお店のほうが甘さが濃いかんじ。締めにエスプレッソをもらう。今日も60euroくらい。

今日はちょっと疲れたので広場でタクシーを捕まえてホテルに帰る。ホテルまで10euro也。メーターがあったのかどうか見えなかったのだけれど、夜だしなぁ。


 



 
 
 
 

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