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ぽち@やる気なーし様の 2007年イタリア紀行
4

 22 Mar.2008

 

(ぽち@やる気なーし様 2007年4月下旬)
 
 


 
 
 
 

 

1 関空発   ボローニャ泊
Tre Vecchi
2 ボローニャ   同
3 ボローニャ 〜パルマ
〜レッジョエミリア 〜モデナ 
 同
4 〜サヴィニャーノスルルビコーネ
〜ファエンツァ 〜フェラーラ
 同
5 ラヴェンナ・ボローニャ・モデナ  同
6 リミニ・サンマリノ  同
7 ボローニャ発  同
8 関空着  
   

 
 
 
 
4日目  列車の旅  
今日は列車の時刻からいっても7時の朝食会場オープンでは間に合わないので、駅のバールでサンドイッチを買い、自販機で水を買って朝食にして出発。

サヴィニャーノの駅は、各駅停車しかとまらない駅。2時間弱のところだ。

この列車はコンパートメント式ではないけれど、3人対3人が向かい合わせになる座席。

この電車でも、物乞いの人が登場。1人の女の子が同じように紙を配り、同じように紙を取り戻していく。
 
 
 
 
 

 
そこそこに座席は埋まってきた。乗り込んできた人たちが、開いている席を探してきょろきょろしている。

大人の女性が2人と、中学生くらいの女の子と、小学生くらいの女の子の4人組が、私たちのところに座った。

・・・どうみても全員ロマのよう。小ピンチ。
 

ものすごく綺麗な顔立ちをしている人もいるが、皆、少々服が破けていたり汚れていたり。そしてものすごく目が鋭い。思わず膝の上の鞄を、ぎゅっと持ち直す。ああ、早く降りたいなぁ。

さっき、紙を配り歩いていた女の子が通路を通ったとき、リーダー格らしい女性が立ち上がった。その女の子に何事か話しかけ、4人とも席を立って、連結部分に行った。
 

駅に着いたのでホームを見ていると、先に乗っていた人に対して、4人でなにか文句を言っている模様。縄張り争いでもあるんだろうか。
何はともあれ、縁が切れてほっとする。だって、少々臭ったし。


 
 
 
サヴィニャーノ・スル・ルビコーネ  
さて、サヴィニャーノ・スル・ルビコーネ到着。

見事、周りには何もない。先に帰りの切符を買っておこう。とりあえず、ファエンツァまで。

この駅の券売機はボローニャの駅とは違う。それでもなんとか、切符を買ってみる。おお、サイズの小さい切符が2枚出てきた。

大きな駅の券売機では、1枚の券に2人分が表示されていたのだけれど、ここは1名分のが2枚出てくるのね。

なぜこんな何もない駅に来たのかというと、ここは「ルビコン川が流れている街」なのだ。そう、カエサル(シーザー)が「賽は投げられた」といって渡った川ルビコン。

ダンナの古代ローマブームは、いまだ覚めやらず。旅名人の本に、ルビコン川のページがあったので、「ルビコン川を渡るぞ!」と、出発前から楽しみにしていたのだ。

世界には、同じようなことを考えている人はいるもので、ルビコン川に行った人の話をネットで探し、情報を仕入れていた。駅から川を上流に辿っていくと、街の中心部に着き、橋が架かっているとのこと。

よし、まずは川を探さないと。
 
 
 

 
・・・川、ですねぇ。思いっきり小川

幅は2メートルもないんじゃなかろうか。それも土手に草が茂って水面が見えない。どっちが上流かもわからないじゃん。

とりあえず水面が見える方向に川を辿っていくと、歩いてきたのと反対側が上流だった。方向転換して川沿いに歩いていく。

ちょっと大きな道を渡って教会の塔が見えるほうへ向かう。イタリアの小さな田舎の街。日曜日というのもあるのか、教会の前でネクタイを締めたおじいちゃんたちが立ち話をしている。教会の前の広場には移動遊園地が来ている。
 

みーっけ!!

ルビコン川。 この場所では川幅5メートルくらいにはなっていた。橋が架かり、橋の袂にカエサルの銅像が建っている。ここ、ここ。

いそいそと鞄からブツを取り出し、ダンナに渡す
 
 
 

今回の旅最大のイベント。

それは「ルビコン川でサイコロを持って写真を撮る」という実にくだらないイベント。

わざわざ日本で10センチ四方のぬいぐるみのようなサイコロを買って、スーツケースにつめてきたのだ。

お互いにサイコロを持って、はいチーズ。 「この東洋人、何やってるんだ?」という町の人の視線にもめげずに。橋を何度も渡って行ったりきたり。満足満足。
 
 
 

とりあえず、この街の教会も見ておこう。教会の扉を開けてみると、ミサの真っ最中。ぎっしり街の人が入っている。聖歌隊も、街の子供たちなんだろうな。しばらく見せてもらって、そっと出る。
 
 

近くにあったちょっとモダンなバールに入る。

店の陽気なお嬢さんは英語使えるみたい。コーラを注いでもらっている間、「どこからきたの?お休みで?」なんて話をして、「何でこの街に来たの?」と聞かれた。

「ルビコン川が見たくって」といったら、「そうね、自然が一杯だし・・・」といいながら大爆笑。どうみても、ただの小川だもんね。
今回はこのバールが、ベストバール賞。

静かな日曜日の住宅街を抜けて、駅に戻る。
 


 
 
ファエンツァへ  
 
次は、ファエンツァだ。

ガイドブックの路線図を見ると、ファエンツァからラヴェンナへの線があるようなので、ファエンツァに行ってから、今日はラヴェンナに行こうと計画していたのだ。

ファエンツァの駅に着き、券売機を探す。これもサヴィニャーノの駅にあったやつと同じタイプ。大きな駅と小さな駅で券売機の種類が違うのかな。

乗る駅をファエンツァ、降りる駅をラヴェンナに設定するといくつかの路線が出てきた。

ただし、列車の時間はどれも出てこない。普通列車だからな。

これだと思うのを押すと、券が3枚出てきた。

1枚はおつりが出ないときの券、とみた。横の窓口に券を見せると、「この列車、ないわよ」と言われてしまった。え?どういうこと?

イマイチよくわからずに、首をかしげていると、「パスポートを持ってる?」と聞かれたので、コピーを出す。

なにやら紙に控えて、ここにサインしろという。サインしたら、おつりの現金をくれた。

この列車がないというのは、「今日走っていない」のか、「違う交通機関があるのか」が もうひとつ良くわからない。

時刻表を見ても、よくわからない。金額的にもたいしたことないし、栞にでもすりゃいいや。

とりあえずファエンツァの街を見てこよう。(このあたり、非常に適当なわれわれの性格がよくでている)
 
 
 
 
 
 

ファエンツァの街
駅からチェントロを目指して歩いていると、途中に国立陶磁器博物館がある。ここは後で見ておこうかな。

とりあえず教会の前の大きな広場を目指す。すごい。けっこうな広さの広場なのに、人がぽつり、ぽつりしかいない。ぐるっと一周広場を回り、バールでサンドイッチを買い、昼にする。

教会に入り出てきてみたら! 朝の列車に乗っていた4人組のロマの中学生くらいの女の子が入り口に立っていた。こっちもびっくりしたが、むこうも驚いていた。ファエンツァにご出勤だったのね。
 
 

陶磁器博物館に戻る。蔦に覆われた博物館の外はクラッシックだけれど、中は大変モダンな美術館。

初期のものから順番に展示されている。うむむ。どちらかというと大阪の東洋陶磁美術館の展示物のほうが好きかも。

最後のほうは現代アート作品になっていた。ぐるぐる回るうちに出口がわからなくなり、思ったより時間がかかってしまった。

駅に戻り、どうもやっぱりラヴェンナ行きがなさそうなので、フェラーラに向かうことにする。


 
 
フェラーラへ  
 
窓口でフェラーラ行きを買う。ファエンツァからボローニャ、ボローニャからフェラーラの2枚をもらう。

フェラーラ到着。
 
 
 

ここはずいぶん観光客も沢山いるぞ。駅から人の波にそって歩いていくと、おお、絵に描いたような城がどーんと出てきた。見て歩くのも楽しい街。

久しぶりに観光客を沢山見たような気がする。日本人はいなかったけれど。博物館を見たり、街を歩いてボローニャに帰る。

さて、明日はラヴェンナに行こう。
 
 

明朝の切符をボローニャ駅で買い、一度ホテルに戻って、夕食場所を探しに出かける。

一応、「トラットリア・トニー」をのぞくが、満席。やっぱりね。そのまま今までとはちょっと違うコースを歩いてみる。あ、こんなところにこんな店がというのを発見。

ボローニャ大学グッズばかりを売っている店も見つけた。
うまく開いている時間にこれたら土産によさそう。

見ていると、5月2日まで休みという店が多かった。イタリア開放記念日が4月25日だったらしい。確かに、街のあっちこっちに花輪を手向けた像があったねぇ。ここからメーデーまで春の大型連休をとる店が多いのかもね。


 
夕食  
ここはどうかなと、メニューをのぞいていたら、店の前に座っていた小柄だけれど、お腹が半端じゃなく出っ張っているおじさんが「はいれはいれ」と合図する。

よし、ここにしちゃえ。リストランテ・ダ・エルコレ。
 
 
 

暑かったのもあって、冷たいトマトが食べたくなったので、トマトとブッファラのカプレーゼを前菜に。これは二人でシェア。

いろんな店で食べ比べしているラグーソースにこだわって、今日はラザニアとブロードをプリモに。

セコンドを、ダンナは仔牛肉の白ワインソース、私は挽肉と読めたものを頼んでみたところ、ズッキーニに挽肉を詰めたものがでてきた。

うーん、ここも塩味きつめだな。

赤ワインをカラフェで、ガスなしの水で、70ユーロ。
まぁ、1品多かったしね。
 

隣に座っていたフランス人カップルが聞いていたところ、座っていた男性がオーナーのエルコレ氏で、B&Bも経営しているのだそうだ。

扉を開けてくれた男性が「予約で一杯だ」といっているところ、後ろから来たもう一人の男性が「ちょっと待って!」といって紙をめくっている。けっこう、やり手なのね。
 
 

帰る途中、ホテルのすぐ近くにあるジェラテリアが遅くまで客がいる。美味しいのではないかとふんで、デザート代わりにレモンとベリーのジェラートを頼む。

おお、レモンがすっぱくてさわやか。美味しい!



 
 
 
 
 
 
 
 

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