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ぽち@やる気なーし様の 2007年イタリア紀行
2

10 Feb.2008

 

(ぽち@やる気なーし様 2007年4月下旬)
 


 

 
1 関空発   ボローニャ泊
Tre Vecchi
2 ボローニャ   同
3 パルマ・レッジョエミリア・モデナ   同
4 サヴィニャーノスルルビコーネ・ファエンツァ・フェラーラ  同
5 ラヴェンナ・ボローニャ・モデナ  同
6 リミニ・サンマリノ  同
7 ボローニャ発  同
8 関空着  
   

 
 
 
 
2日目〜朝食  
朝6時起床。朝食は7時からということで、もたもた準備をしていると、朝の散歩に行っていたダンナが帰ってきて一言。「この街はうまいものを知っている
 

市場を見つけたらしく、その品揃えに感じ入ったらしい。とりあえずは朝食を食べてから、確かめに行こう。
 
 
 
 

朝食会場は地下1階。ガラスのテーブルに、白い麻のクロスを引いて、白い麻のナフキン、白い食器がセットされている。

少々端っこがほつれていたりするけれど、ぱりっと真っ白なクロスが気持ちいい。

ビュッフェテーブルに、しばし、うっとり。しょっぱい系は丸い固いパン、食パンらしきもの、クラッカー。ジャムは小瓶で何種類か。甘そうなデニッシュも2種類。

ビスケットはシンプルなビスケットに、チョコとコンビのものが4種類ほど。ナッツが入ったものやチョコレートの入ったものなど固めのケーキが3種類。

シリアルは2種類。プルーン、桃、パイナップルとシロップ漬けに、オレンジジュース、りんごジュース、にんじんジュース、ガス入りの水とガスなしの水。

スクランブルエッグにゆで卵、ベーコンはそれほどカリカリではなさそうだけれど、ハムが3種類にチーズも3種類、ヨーグルトも5種類くらいある。うわ、何食べよ♪
 

席に着くとコーヒーの注文を聞いてくれる。テーブルにはティーバッグが5種類くらいあったので、紅茶を頼むとお湯を持ってきてくれるようだ。

私はカプチーノ、ダンナはカフェ・コン・ラテということで、コーヒーとホットミルクを別のポットに入れて持ってきてくれた。食べてみるとハム美味しいし。

なんか、朝からテンションあがるわぁ。
 


 
 
 
〜ボローニャ歩き回り  
7時半活動開始。このホテルの前は、ボローニャ名物ポルティコがない。大きな木が植えてあるし騎馬像が立っていたりしてちょっとした公園のようだ。

前にタクシーも2、3台停まっている。すぐ近くにトラットリアのような感じの店もある。目の前の大きな通りはインディペンデンツァ通り。

右に行くと駅、左に行くとマッジョーレ広場。

マッジョーレ広場に向いて歩いていく。ショーウィンドーをのぞいていると結構かわいい洋服がセールで安くなっていたりして楽しい。

バールでは朝食を食べている出勤前のオトーサンも。うわ、ここのケーキ美味しそう・・・

大きな道を渡って広場に到着。期待通りのポセイドン像。まだ観光客がほとんど居ない状態なので写真撮り放題!広場も教会も市役所も人影まばら。

朝早く出るのはこれだからやめられない。
 
 
 

教会にも入ったけれど、裏道好きのダンナとしては早く市場に行きたいらしい。いそいそと脇の道に入っていく。

前掛けをした年配の男性や若い男性が、段ボール箱を運んでくる。絵に描いたような「イタリアンマンマ」がオレンジを小さな山に積んでいる。

フレッシュなイチゴ、ピカピカ光るトマト、すっきり伸びたアスパラガス。ああ、美味しそう!

肉屋では大きな肉の塊をどーんと置いたり、長い腸詰をフックにかけて吊るしたり。美味しそう。

大きなチーズの塊、水にぷかぷか浮いている白い丸いチーズ、ハムが山と詰まれ、黄色い小さなパスタが何種類も並ぶ。

「この街は、美味しいものを知っている」というダンナの意見は正しそう。

写真を撮らせてもらったり、値札を確認したりしながらうろうろ。後ろ髪を引かれつつも、市場を後にする。
 
 
 
 
 


 
 
二本の塔  
えーっと、次の見所は「二本の塔」。
 

・・・斜めすぎ。ピサの斜塔より小さいのかもしれないが、どう考えても、もうそろそろつっかえ棒がいる。

まっすぐ(疑惑)の方の塔は登れるというので、開く時間をチェック。それまではまた街を歩こう。
 

いろんなタイプのポルティコの下をうろうろしているうちに、出勤途中らしき人の間から観光客の姿がちらほら。

空は青いし、ローマほど人が多くないし、パリほど犬の糞も落ちてないし。のんびりゆったり散歩ができる。

塔が開いたので登りに行く。おお、案外登りやすい。と思っていたのもつかの間、結構きつくなってくる。
 

ようやっと、頂上にたどり着くと綺麗な町並みが見える。まっすぐに伸びているのはエミリア街道?山の上には修道院が見える。

360度の街の風景を眺めて満足。次はどこに行こう。
 

ボローニャ大学
 

ボローニャというからには、ボローニャ大学を見に行こう。路地をうろうろしながら大学方面に歩く。

大学が近くなると、ポルティコの下で、若い男女が、本やノートを広げて座り込み、おしゃべりをしている。

大学の中には、卒業生であるダンテやコペルニクスの胸像がある。うーん、さすがヨーロッパ最古の大学。

大学グッズを売っているような店はないのかな。学生生協みたいなやつ。

うろうろしてみたものの、よくわからなかったので、そろそろ街中に戻る。昼はどこで食べようかなぁ。
 
 

 
歩道に高いスツールとテーブルを、置いてあるところがある。食べている人を横目で見ると、ハムやサラミを盛り合わせたものに、パンと赤ワインを飲んでいる。美味しそう!

壁に貼ってあるメニューを見るといろいろ盛り合わせが9ユーロ。飲み物が2.5ユーロくらい。よし、ここにしよう。

店の中に合図してから席に付く。メニューを再度確認。

・・・よく判らない。どれも盛り合わせっぽいのだけれど、何がどう違うのかが。

多分、ハムの種類が違うんだろうな。適当に2種類選び、ダンナはこのあたりの名物らしいランブルスコという赤ワイン。私はガスなしの水をもらう。

きたきたきた!ダンナのほうは生ハムが山盛りに、サラミ、パルミジャーノレッジャーノにバルサミコがさっとかかっている。それにマリネした野菜が付いている。
 
 

私のほうは、このあたりの地元のハムである、モルタデッラとサラミ、チーズと生ハムを、だんだんに重ねて焼いてあるもの、パルミジャーノ、バルサミコ、なしが付いていた。

これで1,500円くらい?!日本のちょっとした店だったら、3,000円はかかっちゃうんじゃないの?

いそいそと食べ始める私たち。

おいしい!店名はタンブリーニ。そういえば本に載っていた店だった。チーズもまるでイチゴのような香りがする。

・・・普段食べなれていないものは、大量には食べられないのね。

二人ともがんばったのだけれど、どうしても最後サラミ3枚ほどが入らない。泣く泣く諦める。
 
 

この店、角にメインの大きな店があり、惣菜やハム、チーズを売っている。私たちが食べたメインの店の並びにある、ワインとハムの店。

メインの店の中に出来ている行列は、カフェテリア方式に、店の惣菜をトレーにとって、食べようとしている人たちの列だった。観光客だけではなく、地元のサラリーマンもランチに来ていた。

中のメニューも美味しそう。店のメニューのレシピが、2.5ユーロで売っていたので、1冊購入。レジの男性が2ユーロにしてくれた。


 
 
 
さらに街歩き  
昼食も食べたし、またボローニャの街中をぐるぐる歩き回る。それにしても、日本人にほとんど会わない。団体ツアー客もいなければ、個人旅行者にも会わない。

テントの白い屋根が連なるところに行ってみると、青空市場というか、ガラクタ市というか。沢山の店が並んでいる。面白そう!。

地元の人っぽい感じの人も沢山いるけれど、結構な人ごみなので鞄に注意して店を見に行く。

うわ、これ可愛いかも・・・いやん 欲しいかも・・・

ひとつ10ユーロするかしないか、といった値段で、Tシャツやワンピースやスカートを売っている。普通の日用雑貨から、カーペット、下着から、洋服まで、何でも売っている。

ルパン三世Tシャツ発見。次元も五右衛門もある。そういや、イタリアで人気があるって聞いたことがあったな。

革のジャケット40ユーロって、1万円しないの?!合皮っぽくもないし、悪くないんじゃないの?

見て歩くだけでも、かなり楽しい。うっかり忘れてきたサングラスを、ダンナここでゲット。5ユーロ也。
 
 

はじから順番にずっと見てまわって、ようやく、入ってきたのと反対側のところに出てきた、と思ったら、なんと我らがホテルの真横!8月8日広場だった。
 

駅へ
 

このまま、明るい時間帯に駅まで行っておこう。駅まで徒歩10分程度。途中、「BONSAI」の店があったり、おもちゃ屋ではキティちゃんやナルトのフィギュアが売っていたり。面白いねぇ。

駅に到着。調べていた通り、有人窓口に人が行列を作っているけれど、券売機には並んでも2人くらい。余裕。
 

画面で、まずは英語を選択。おお、簡単。

とりあえず、明日はパルマ・モデナを周ろうと計画している。先に遠いパルマに行ってからだんだん戻ってくるほうがいいかな。

ボローニャ、パルマ間のICのチケット。

座席指定はしなくていいや。簡単に買えちゃうもんなのね。ちょっと感動。

また、街中に戻り、教会に入ったり、美術館に入ったりして、うろうろ。途中で食べたジェラートも美味しかった。


 
 
夕食  
ロマの数は、ローマやフィレンツェに比べるとずっと少ない。それでも、居ないわけではない。子供を抱っこした、小太りのママが、信号待ちをしていたダンナに手を差し出して、小銭をもらおうとする。

ダンナ、首を横に振って拒否。ところが、この人、しつこく手を出してきて、ダンナを後ろの壁に追い詰める。

・・・「あー!!」ダンナのズボンのポケットに、ママの手が!! 思わず大声で叫ぶ。ダンナも、手を振り払って叫ぶ。

周りの人が、いっせいにこっちを見たけれど、そんなことはどうでもいい。

ママは、あわれっぽそうな顔をしながら、後ろに下がっていった。
 

手を入れられた、ズボンのポケットには、タバコの箱しか入っていなくて、被害はなし。
 
 
 

気を取り直して街歩きを続ける。このとき買い物をしておけば、と後から悔しい思いをすることになる。

この日は金曜日。日曜と、月曜はメーデーで、ほとんどの店が休みだったのだ。買い物が出来るチャンスはこの日と次の日。

ああ、何で夏服を仕入れてこなかったんだろう。ぐっすん。
 
 
 

さて晩御飯、どこに行こう?

歩き回っているときに、店のメニューと値段を見ていたのだけれど、「高級」といった感じの値段はなかった。プリモが10ユーロまで、セコンドが20ユーロまでの店がほとんど。

本で読んで、美味しそうだったのが、トラットリア。トニー。実はホテルのすぐそばにあった、垢抜けたところのない、地元の店といった感じ。赤いめがねの店主に聞いてみたが、予約で一杯だという。残念。

通りをはさんでもう1軒、カミネット・ドーロは入り口のブザーを押して、扉を開けてもらう形式。ここも残念。予約で一杯だった。


こにしようかと、インディペンデンツァ通りを広場に向いて歩いていくと、ディアナという見るからに高級そうな、リストランテがある。シャンデリア、ちゃんとクロスのかかったテーブル。そして何より白い上着を着たカメリエーレがたくさんいるのだ。

昼間にメニューをチェックしていたところ、そんなに高くなかったので意を決して扉を開ける。うわー、なんで着替えてこなかったんだろう・・・

広い店だったのもあるのか、すぐに席に案内されてしまった。ごめんなさい。汚い格好で。
 

メニューをにらむ。左半分が、「ボローニャ伝統料理」右半分が「スペシャリテ」といったところか。左半分メニューのほうが、ちょっと安い。

タリアテッレのラグーソースと、ボローニャ風カツレツをダンナが。私はトルテリーニのブロードと、肉の盛り合わせのようなものを頼んでみる。一番安いハウスワインとミネラルウォーターガスなしをもらう。

壁に飾られている写真を良く見ると、F1のシューマッハーとか、スキーのトンバがいる。

ワインは一桁ユーロだったから高をくくっていたら、店のラベルがついた赤ワインフルボトルだった。「いくらなんでも一人で全部は飲めない」とダンナ。

カメリエーレは静々とワゴンを押してくる。銅のフライパンにパスタが乗っていた。白い皿にテーブルの横で盛り付けて出してくれるのだ。なるほど、高級店。

美味しい。けどちょっと塩味がきついか。最後のほうは、ちょっと飽きてきてしまった。

ダンナのセコンド カツレツボローニャ風というやつは、カツレツに生ハムとチーズが、乗っているものだった。カロリー爆弾投下。
 

私のほうの肉の盛り合わせときたら!さっきからフロアで見かけてたシェフは、このための人だったのね。

ワゴンにいろんな種類の肉を載せて、お腹がぽーんと突き出たシェフがどれにしましょうとばかりに、ナイフとフォークを持ってこっちをみている。

残念ながら、どんな種類があるのかさっぱりわからない。全部少しずつ入れてもらう。鶏肉、豚肉、牛肉、脛かなにかの煮込んだヤツなど、取り分けてもらって食べる。

私たちがセコンドと戦っている間に、隣のテーブルに運ばれてきたパスタを横目に見る。

カメリエーレ、ワゴンの上で何かをすりおろしている・・・ってあれトリュフじゃん!

丸々1個、皿の上のパスタが見えないくらいに、トリュフをすりおろしてしまった。

とはいっても、右半分のメニューだって、20ユーロくらいだったのにー。
 
 

ダンナはワインが残っているからとデザートはパス。私はアイスクリームをもらう。カメリエーレがチョコレートソースを掛けてくれる。

ぐるぢぃ。食べすぎだ。それにやっぱりぜんぶ塩気がきつい。後で喉が乾きそう。

しめて、74ユーロ。まぁ、これだけのサービスをしていたら、こんなもんだよね。ユーロの高いのがネック。

ホテルが近くてよかった。満腹のお腹を抱えてよろよろとホテルに帰る。さぁ、明日ははじめての列車だぞ。



 
 
 
 

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