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シャッポシノワ 様 の
フランス語を使って アパルトマンで暮らす
パリとブルージュ紀行 2
updated on 10 Nov.2007
(2006年9月 シャッポシノワ 様)
 
1 (火) 成田〜パリ パリ
アパルトマン泊
2 (水) パリ
左岸植物園、アラブ世界研究所
〜シテ島 〜左岸 サンジェルマン
同上
3 (木) ブルージュ 同上
4 (金) パリ
エッフェル塔 〜リュクサンブール公園 〜買い物
同上
5 (土) パリ
サント・シャペル〜パレ・ド・トーキョー 〜買い物
同上
6 (日) ポンピドゥーセンター 
パリ発〜
機内
7  (月) 〜成田
  

 
 
2日目 
 
8時前、時差ぼけもなくすっきりと起床。

住人二人は、すでに出勤済み。住人共用のPCで天気予報をチェックして今日の服や靴を選ぶ。

本来はかなり涼しく(肌寒く)なっているはずのこの季節、しかし今年はまだまだ気温が高く、二人とも素足にフラットシューズに決定。
 

Nは、ロングニット・カーディガン、わたしはエナメルの質感のピンクのスカートと、お互いパリデビューとなる新品の服を身につけ家を出ようとした時に、モデルの同居人が起床。180cm近い身長があると、パジャマ姿さえクール。
 
 

住人おすすめの近所のパン屋 Du pain et des idees で、朝食を調達。名の知れた店だと知ったのは帰国後のこと。ふたりでショソン・オ・ポムを頬張りながら、メトロへ歩く。

1週間用のカルト・オランジュを買いたかったのに、レピュブリク駅には窓口がないため、オステルリッツまで一回券で向かう。着いてから定期券をゲット。証明写真はデジカメで撮影したものを持参。これで滞在中はバスもメトロも乗り放題。小銭の心配をしなくていいのがとっても楽チン。 

植物園
 
オステルリッツ駅を出て、向かうは植物園。快晴の素晴らしい天気の下、いろとりどりの花やハーブが咲き誇る気持ちのいい眺め。
 
 

「ボンジュール」と男の子に声を掛けられ、周囲を良く見渡すと、地元の高校生達がレポートを書きながら、花を眺めている。その外周を別の高校生達が体育の授業でランニング。

見たことも無い形の木々や草花に驚きながら、時に笑い転げながらのんびり散歩。どの花も発色が鮮やかで青空によく映える。

ゆっくり時間をかけて植物園を抜けて、国立自然史博物館  進化大陳列館へ。ここは広い敷地内にいくつかの博物館と植物園があって、上野公園みたい。
 

進化大陳列館は動物の進化を辿る、博物館。たくさんの剥製が大行進しているように陳列されたフロアから上は吹き抜けになっていて、様々な角度からその行進の様子を見られる。

パパやママと一緒の子供達がとても多く、彼らがそこかしこで動物の剥製に興奮して奇声を発している。ママたちが落ち着かせようとするも、興奮覚めやらず、大声を上げながら思い思いの動物へ駆け寄って行く。

展示の内容もなかなかだったけれど、博物館の建物・内装が素晴らしく雰囲気があって、こちらもゆっくりと散歩気分で歩く。 
 

モスケのカフェでランチ
 
昼過ぎに博物館を出て、向かうはイスラム教の人々が礼拝に訪れるモスケ。この旅一番訪れたかった場所の一つ。
 

博物館のある一帯から歩いてすぐのところにモスケはあって、おなかが空いたわたしたちは、まずモスケのカフェで クスクスを食べる計画。天気も良くテラス席が気持ちいい!

きれいなモザイクタイルや木々に囲まれて、野菜メインのクスクスと、チキンのタジンを食べる。どちらも最高においしくて、この上ない幸せ!

おすそわけをもらおうと、雀に似た鳥がたくさん集まる。それを追い払うため、定期的に店員がパンッと手を叩くので、一斉にみんな飛び立ち、上空を一周してまた舞い戻って来る。

何度も何度も繰り返されるこの光景が、わたしがパリにいない間も毎日毎日繰り返されていて、これからも続くんだなぁと眺めながら、きれいに完食。

食後にミントティーを頼む。会計は30ユーロ弱。 

アラブ雑貨のショッピング
 
二人ともアラブの雑貨が好きで、このミントティーのグラスも大好き。食事を終えて、カフェに併設されている雑貨店をじっくりと眺める。

日本でも売られているグラス、レザーに刺繍のある円柱形のクッションカバーは、日本に比べて、格段に安い。すてきな照明機具も驚くほど手頃な値段で、一瞬理性を失いかけるも、荷物の重さなども考慮し、冷静に買物をする。

でも この旅の合い言葉は、
「迷ったら買え、気に入ったらすぐに買え」。

なぜか、東京での日常よりも旅先での買物にやたらケチになることがあって 帰国後「あー、なんであれ買わなかったんだろう」 なんて後悔を、何度繰り返したことか・・・。

なので、今回は攻めの姿勢。買って気に入らなかったらおみやげにしちゃおう! 

小さな鏡を、Nは クッションカバーを購入。カフェのアラビック・スウィーツにちょっとだけ未練を残しながら、モスケへ。 
 

モスケ
 
門をくぐり、あまりの美しさに息をのむ。圧倒され無言となった。

係に入場料3ユーロを払い、礼拝堂以外は写真撮影可、あちこちを見て回る。何よりもこの好転が、よりモスケを美しく飾っている。


 

生い茂った緑と、色とりどりのモザイク。鮮やかな緑のタイルの床。かつては水をはられていたと思われる水路や、たくさん立てかけられた、キリムの絨毯。

周りに高い建物がなく、内側から見ると、モスケの白い壁と青い空がきれいなコントラスト。

壁の外側とはまったく別の時間の流れと景色で、それはそれは居心地の良い素晴らしい場所だった。

のんびりと緑を眺めながら、ちょびっと眠気もおそってくる。ここで昼寝したら最高に気持ちいいだろうなぁ。
 
 
 

アラブ世界研究所へ
 
満ち足りた気分でモスケを後にし、次は徒歩でアラブ世界研究所へ。今日はとことんアラブに浸かる日なのだ。

ジャン・ヌーベルによる有名な建築を目の前にして、来た!と実感。向かいに位置する、ミュージアム・ショップというにはあまりに広すぎるアラブ雑貨の売り場へ。

展示場のようにひたすら広く、天井が高い。

見渡す限りアラブの品々で、まるで生まれて初めてトイザラスに連れてこられた子供のように半ばおかしくなりながら、歩を進める。

中央には、カフェもあって、例の円形クッションが並べられたソファが続く。

どれもこれもすてきな品ばかりで、わたしは陶器の小物入れを、Nは大皿を購入。

二人ともミントティーのグラスセットが欲しくて、6個セットを山分けしようという案も出るが、ガラスがとても薄いので割れやすいので断念。
 
 

研究所内に入り、最上階のテラスからパリとセーヌ川を見下ろす。気持ちいい。高いところから景色を眺めると、やっぱりパリに来たんだなぁと、ひしひしと実感する。

元の若者達が手すり際に座り込んで、おしゃべりをしている。建物内では学生がたくさん座り込んで、建築の構造なんかをスケッチしている。 
 
 

ノートルダム寺院
 
研究所を出て、テラスから見えたノートルダム寺院へ歩くことに。

階段を下りて、セーヌ河沿いを歩く。今日遊んでいた場所はどこも空いていたので、ノートルダム前の広場の人の多さに驚く。

寺院正面に腰掛けて、休憩しつつ眺めていると、今日初めて日本人観光客を見かけた。これだけ遠くにいてもやっぱりすぐに日本人って分かるねぇなんて話す。

寺院の中を一周して、ステンドグラスを眺める。どこにいても静かな、しんとした光が感じられて心の波が凪ぐ。
 
 

サンジェルマン散策
 
ノートルダムを後にして、サンジェルマン方面へ歩く。

しばらく歩いて、小さなとてもかわいいカフェを見つけて入る。席について、どこかで見たことある風景だなぁと思ったら、事前に行きたいところとしてチェックしていたカフェだった。
 

壁にはたくさんの本と、風変わりな絵。中央の柱には小さなイルミネーションが巻き付けられていて、ロフトのような中2階部分もある。客はみんな若くてかわいらしい男女。窓際の席で、ちょっと甘いものを食べたいなぁとメニューを眺める。

テーブルで宿題かな?書き物をしていた学生のアルバイト風の男性スタッフが注文を聞きに来た。どれがいいかなと聞くと、「僕はあんまり甘いもの食べないからなぁ」だって。

結局決められず「アン・カフェ シルヴプレ」。Nはビール。

ひとしきりおしゃべりをして、カフェを出て、また歩く。
 
 

暗くなって来た頃、サンジェルマンのモノプリで、ジュースやお茶、お菓子を買って家に戻る。買物を終えて暗くなった大通り、Nのクレープ食べたい!のリクエスト。サンジェルマン教会近くのクレープ屋台で、砂糖のクレープ、ハムのクレープをそれぞれオーダー。

クレープ屋の男性とビール片手におしゃべりしていた顔馴染みらしい男性が、わたしたちのオーダーを聞いて「その二つ混ぜてやれ!」と冗談を言う。 

「そんなのあり得ないよー」というわたしの言葉に、フランス語が分かるとは思っていなかった男性客はちょっとビックリしながら「すごいねぇ、俺なんか中国語なんてひとつも知らねえよ」と。

「わたしだって知らないよ。日本人だもん」と返す

「一緒だよ、一緒。中国も日本も一緒」 

そこでクレープ出来上がり。二人にボンソワレーでお別れ。
 
 

家に帰って、お茶を入れる。リビングでくつろぎながら、住人達から今日のパン屋での出来事や、モデルキャスティングの様子を聞いたり、アラブ雑貨の収穫を見せびらかしたりしながら、夜を過ごした。 

事前に好みをふまえてよく調べられたのでしょう、無駄のない ルートになっています。 

 
 


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