ノートルダムを後にして、サンジェルマン方面へ歩く。
しばらく歩いて、小さなとてもかわいいカフェを見つけて入る。席について、どこかで見たことある風景だなぁと思ったら、事前に行きたいところとしてチェックしていたカフェだった。
壁にはたくさんの本と、風変わりな絵。中央の柱には小さなイルミネーションが巻き付けられていて、ロフトのような中2階部分もある。客はみんな若くてかわいらしい男女。窓際の席で、ちょっと甘いものを食べたいなぁとメニューを眺める。
テーブルで宿題かな?書き物をしていた学生のアルバイト風の男性スタッフが注文を聞きに来た。どれがいいかなと聞くと、「僕はあんまり甘いもの食べないからなぁ」だって。
結局決められず「アン・カフェ シルヴプレ」。Nはビール。
ひとしきりおしゃべりをして、カフェを出て、また歩く。
暗くなって来た頃、サンジェルマンのモノプリで、ジュースやお茶、お菓子を買って家に戻る。買物を終えて暗くなった大通り、Nのクレープ食べたい!のリクエスト。サンジェルマン教会近くのクレープ屋台で、砂糖のクレープ、ハムのクレープをそれぞれオーダー。
クレープ屋の男性とビール片手におしゃべりしていた顔馴染みらしい男性が、わたしたちのオーダーを聞いて「その二つ混ぜてやれ!」と冗談を言う。
「そんなのあり得ないよー」というわたしの言葉に、フランス語が分かるとは思っていなかった男性客はちょっとビックリしながら「すごいねぇ、俺なんか中国語なんてひとつも知らねえよ」と。
「わたしだって知らないよ。日本人だもん」と返す
「一緒だよ、一緒。中国も日本も一緒」
そこでクレープ出来上がり。二人にボンソワレーでお別れ。
家に帰って、お茶を入れる。リビングでくつろぎながら、住人達から今日のパン屋での出来事や、モデルキャスティングの様子を聞いたり、アラブ雑貨の収穫を見せびらかしたりしながら、夜を過ごした。