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ぽち@やる気なーし 様 の
ローマを歩く歩く歩く。ウラミチスト本領発揮。
ローマ散策紀行
3

 13 Nov.2006
(2006年5月 ぽち@やる気なーし 様)
 
 
出発前 準備  
1(日) 関空〜ミラノ〜ローマ アリタリア ローマ泊
2(月) ローマ散策
3(火) ローマ散策
4(水) ポンペイ日帰り
5(木) ローマ〜ミラノ〜 アリタリア 機内泊
6(金) 〜関空  
 

 
 
 
 
2日目(月)   
6時起床。朝食は7時からと聞いているので、ボツボツと用意。今回、お出かけ用にピンヒールのサンダルと、普段履きに革の3.5センチヒールの靴を用意している。当然、この普段履きで出陣。なんたって、中敷まで入れて歩きやすいようにしてあるのだから。 
 

地下の朝食場所は宴会場のように使うのか、壁際には革張りのソファーが何脚か置いてある。 
 

ちゃんとクロスのかかったテーブル。ビュッフェメニューは、パンが4種類シリアルが4種類、ヨーグルトはいろんな味のものが氷の上に載っている。ジュースが4種、チーズとハムに、桃と洋ナシとプラムのコンポート。 

テーブルを決めたところで、ウェイターの人が「コーヒー?」と聞いてきたので、コーヒーとミルクをお願いする。 
 

周りは60代くらいの欧米系夫婦、若夫婦、小学生くらいの娘さんを2人の家族。東洋人の男性が、一人。この人は日本人かなぁ・・・微妙。 
 
 

食べながら、どこに行くのか相談する。今日は5月1日メーデー。

教会は見学できるだろうけど、博物館、美術館関係はダメかもしれない。とりあえず、都合4回目のローマだけど、今回こそは絶対に行きたいシスティーナ礼拝堂にチャレンジしてみよう。 
 

7時半には出発。  
 
ホテルの近くにはタクシーがいるようなところもなく、とりあえず大きそうな道を探して、歩き出す。冬ではないので、もうすっかり明るいし、すがすがしい空気の中の散歩は、なかなかよい。 

大きな道に出る。9月20日通りらしい。 

さわやかな甘い、どこかでかいだことのある匂いがする。鼻をクンクンさせていると、なんと街路樹がオレンジの木だった。白い花が咲いていて良い香りが漂ってくる。 

所々に大きなオレンジ色の実がなっている。うわー、ゲーテもびっくりだよ。君よ知るや南の国。こんな街のなかで、オレンジの花の香りが漂うところがあるなんて。 
 
 

ホテルは丘の上のほうだと思われるので、大きな道に突き当たったら、坂を下ることにする。信号で道を渡ると、ライオンの居る噴水の前に出てきた。 

ずーっとこれを「ライオンの噴水」と目印にしていたのだが、後で調べてわかった。これは「モーゼの噴水」というらしい。なんだ、ライオンはモーゼのお連れさんだったのね。でもモーゼの記憶がまったくない・・・。 

噴水の前を通ってまっすぐ行くと、共和国広場に出てきた。大きな噴水がロータリーの中央にある。ここにはタクシーがかなり沢山止まっている。この先にテルミニ駅があるのね。ふむふむ。 
 
 

とりあえず、すぐ後ろにある教会に入ってみる。ディオクレティアヌス帝の浴場跡にできているサンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会。 

床にメモリがきってあって、十二正座のモチーフが大理石で埋め込まれている。壁の高いところにある穴から太陽の光が差し込み、暦になっているらしい。

ここの教会ではじめてみて驚愕を受けたのが、大理石だと思っていた柱が、漆喰に色を塗って柄を描いて大理石のように見せている柱があったこと。修復しているのかどうなのかわからないけど、遠目には、まったくほかの大理石と区別がつかない。やるなぁ。ほほぅと見て周り、さくっと見学終了。ありがたみのない私たち。 
 
 
 

ヴァチカン美術館  
 
口笛吹いて車を拭いていた若い運転手のタクシーに乗り込み、ヴァチカン美術館へ向かってもらう。 

サンピエトロ寺院の前を通り、美術館へと向かうが、壁沿いに行列ができていてもおかしくないのに、誰も居ない。というか、ぽつぽつ観光客っぽい人が、入り口方向とは反対に歩いている。あー、こりゃ休みっぽいなー。 
 

運転手も「僕も知らないけど、こんなに人が居ないということは休みなんじゃないか?」といってくれるので、「じゃぁ、サンピエトロ寺院に行ってください」とUターンする。 
 
 

サンピエトロ寺院
この時点で8時30分。 

クーポラの列と、寺院の列に分かれている。クーポラの列には若い人が多い。今回はクーポラはパス。荷物検査の列もさくさくっと過ぎて寺院に入ろうとするのだけれど。 
 

前に来たときは荷物検査が終わったらすぐ、真ん中の扉のところにいけたはずなのに、この列は何だろう。よくわからないけど並んでいこう。 

列は扉のほうに行かず、建物に沿っている。横手から中に入った。地下というか、半地下のようなあまり天井の高くないところ。地下墓所かな?列にしたがって中に行くと、以前に見たことあるような棺もあるけれど、小さな礼拝堂がいくつかあり、いろんな国の言葉でミサを行っていた。観光客のおしゃべりに、鋭くガンを飛ばしてくる参列者。申し訳ない。 

沢山の人がたまっているところがある。なんだなんだ? 

そこは亡くなられたヨハネ・パウロ2世のお墓だった。白い大理石に名前が刻まれている。ろうそくがともされ、何本ものバラの花が供えられている。前で跪いて祈りをささげる人、涙を流している人、自分のしていたロザリオを、係りに渡して、お墓の上においてもらう人。ものすごく、愛されていた人なんだなぁと、観光客気分丸出しできた自分たちが、ちょっぴり恥ずかしい。 

そこをすぎて、通路をずんずん進むと、広場から大聖堂に向かって左手に出てきた。 

ここから、大聖堂の中に入る人、そのまま外に出る人と別れていく。今回もとりあえず中に入ろう。 

いつきても、すごい建物だ。朝の光が上のほうから差し込んでくる。いくつかの礼拝堂ではミサを行っているので、静かに見学させてもらう。 

真っ黒な肌に白い上着を着た聖職者たちが記念写真を撮っているのが、ちょっとほほえましい。 
 

さて、ヴァチカン見学はこれくらいにして次はどこに行こう? 振り返れば荷物検査あたりからものすごい行列。ヴァチカンは8時台にくるのがベストとみた。 
 
 

サンタンジェロ城
 
行ったことがないところ、ということで、サンタンジェロ城に行くことにする。てくてく歩いて行く途中、水を買っておこうと屋台に近寄り聞いてみると、500mlで2ユーロという。一瞬、うっと思ったけれど、まぁ、いいや。 
 
 
 

サンタンジェロ城の切符売り場に行くと、なんと通常5ユーロのところ、「本日1ユーロ」の表示が!労働者に優しいサンタンジェロ城なのだ。 
坂と階段をぐるぐる上がって、デコレーションケーキのようなサンタンジェロ城を登る。おお、絶景かな。一番上にはバールがある。ここからの眺めを楽しみながらお茶するのもいいかもね。 
 
 
 

サンタンジェロ城を出て、あまり何にも考えずに歩き出す。橋の上には、ニセモノブランドバッグを並べた真っ黒な肌の人がたくさん出てきた。みんな風呂敷のような布の上に並べている。警察が来たらがばっと包んで逃げ出す、と見た。 

ダンナの野生のカンにまかせて、路地を歩き回る。うろうろうろうろ、右へ曲がってみたり左へ折れてみたり。空は青いし空気は乾いているし。散歩するには最高だよ。 
 
 
 

そうこうするうちに、長細い広場に出てきた。地図によると、ナヴォーナ広場だ。 

教会は修復中で前に足場が組まれているけれど、噴水もオベリスクもばっちり見える。沢山の観光客が一休みしている。周りのカフェはおしゃれだし。似顔絵を書く人、自分の作品を売りに来ている人、そしてここにもコピー商品を売る人なんかが、沢山いる。 
 
 

そこから、パンテオンに向かうことにする。大体こっち方面だなっと適当に歩き始めたところで、教会の前に遠足できて説明を聞いているかのような学生さんがいる。なにか、見どころなのかな? 

教会の壁のところに「カラヴァッジオ」と書いてあるのが読める。むむ?カラヴァッジオの絵があるのかな?入ってみよう。
 


 
 
 
 
サン・ルイージ・ディ・フランチェージ教会。   
聖マタイと天使」「聖マタイの召命」「聖マタイの殉教」の3部作があるのだという。たまたま通りかかってラッキー。新婚旅行でマルタ島に行ったときに、初めてカラヴァッジオという画家を知った。そのスポットライトを当てたかのような画面に感動して、訪れた先に作品があるのならば見ておこうと心がけている。 

おお、やっぱりなんかすごいよね。美術にはまったく明るくないんだけど、この人の作品は気になる。前回ローマに来たときにはバルベリーニ美術館で一つ見たしね。ローマで、またカラヴァッジオに出会えてよかったよ。 
 
 

古代ローマの遺跡  
教会をでて、またもや適当に道を曲がったり写真をとったりと繰り返してたどり着いたパンテオンは年に数回しかない休みに当たっていた。なーんだ。 

ダンナは、今回「ローマ人の物語」を読んでローマに行こうと決めたのだから、フォロ・ロマーノに代表される古代ローマの遺跡が見たいという。 

ま、ダンナとローマに来たのも3回目(ちなみに私は4回目)、前回フォロ・フォマーノは横目に見ただけでコロッセオに向かったので、ゆっくりフォロ・ロマーノを見に行くとするか。 
 

で、ここからまたまっすぐそちらの方向に向かって歩けばいいのに、そうは問屋が卸さない。なんだか路地をぐるぐる歩き回ってようやくヴェネツィア広場に出てくる。 
 

巨大な白いヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂に一度は登って見たかったというので、階段を上っていく。ああ、中は軍事博物館みたいになっているのね。 

ここの階段なんか、みんな座りそうなものなのに、警備のひとが厳しくってすぐたたせるし、食べ物を食べているのもアウト。 

小さな女の子がりんごの食べかけを持っていたのにもすぐ注意にきて、お父さんが胸のポケットにりんごをしまって、ようやく上に登らせてもらっていた。 

さて、今度こそ、遺跡遺跡。
 

チルコ・マッシモ  
 

カンピドーリオの広場の横を通って、人の流れのままに歩いていく。うーん、だんだん「これやがな!」という建物がなくなってきたぞ。大丈夫よね? 

おお、あの遠くに見える野原は、チルコ・マッシモ! ホントにただののっぱらになっているよ。ここでベン・ハーのような戦車競争してたんだろうか。 

なんだか50人くらいの列がある。ぼろっちい、オレンジ色がかった、レンガの塔のある建物。んーなんだろ。とりあえず列の後ろについてからガイドブックで確かめる。サンタマリア・コスメディン教会・・・うわ、ここが真実の口?! 

そう、世界中の人が真実の口に手を入れて記念写真をとるので、この行列なのだ。うみゅー。べつに、記念写真はいいか。そろそろお腹も空いてきたしなぁ。 
 

列を離脱して、真実の口は横からちょいと拝んで、ご飯を食べるところを探すことにした。 
 
 
 
 

恐れていたことが起こった。
私の足が、痛い。午前中に飛ばしすぎたかな。 

普段そんなに足が痛くなるような靴ではないのだけれど、なんせ、ローマの石畳は、やけにがたがたなのだ。妙な具合に踏ん張ったりしているうちにいつもよりずいぶん、足が痛くなってきた。ああ、靴脱ぎたい。 

ここから近そうで、ご飯を食べるところがありそうなところ・・・ということで、トラステベレ地区に行ってみることにする。 

その名も「壊れた橋」という、壊れた橋の残骸の横目に橋を渡って、初めて足を踏み入れるトラステベレ地区。どんなところなんだろう。 
 

なかなか雰囲気のある町並み。 

レストランも、いろいろあるみたい。さっきまでのコピー商品とは別に、ちゃんとテーブルとテントでブースを作り、アクセサリーや小物のる店がいくつも出ている。どうも、フリーマーケットではないけれども、そんなイベントをしているらしい。 

昼にすべ。
何軒か見た中で、よしここにしておけ!と決めて、レストランに入る。 
席に案内されてメニューを見る。外に10席、入って右手にも10席、左手には30席、地下にも席があるみたい。結構大きな店だ。 

私たちが案内されたのは、入って左手の部屋。真ん中にワゴンのようなものがあって、なにか、前菜のようなものが20種類くらい並んでいる。なかなか おいしそうなラインナップ。 

しかし、メニューをみても、どう頼めばアレが食べることが出来るのかがわからない。あきらめて、昼の定食を頼むことにする。 
 

パスタはラザニアか、カルボナーラか、アマトリチャーナ、メインはサルティンボッカかチキンとポークのミックスグリル、それにデザートがついて一人前9.5ユーロ。 

次々と入ってくる客も、ほとんどみんな観光客。イタリア語をしゃべっていても、手にRomaと書いたガイドブックを持っている。 

味はまぁまぁ。許せる範囲か。グリルがあんまり暖かくないのが減点。 

入り口で待つ人が出だしたので、席を譲ろう。 
 
 


 
 
 
どこに行こう。  
トラステベレからどこに行こう。とりあえず、少し街の中を歩いてから、もと来たあたりへ戻ることにする。 

さっきは素通りしたカンピドーリオの丘に登り、ミケランジェロ設計の広場を見る。ここは塩野七生さんのルネサンス物3部作のうち「黄金のローマ」にでてきたな。 

美術館に入る?と聞くと、ダンナはいまいち気分じゃないという。あ、そ。確かに青い空にさわやかな風、なんの鳥かわからないけれど、上手に、ピチュピチュ鳴いている。外が気持ちいいよね。 

丘を降りて今度こそ、フォロ・ロマーノへ。遺跡だ遺跡だ?! 
 
 

フォロ・ロマーノ  
大きな石柱が崩れた中に、真っ赤なポピーが風に揺れている。命のあるものと、命のないものの対比が感じられて、ちょっとじーんとした。 
ダンナは元老院だ、カエサルのフォーラムだとカメラを持って飛び回っている。 

遺跡の中は細かい砂利で、すべる。革靴向きじゃない。うー、足が痛い!ついにぶちきれた私は、靴を買うことを決意する。 
 

さて。メーデーということで、ほとんどの店が休みだった。こんなときでも開いていそうなのは、駅の下のショッピングセンター!テルミニ駅へ向かうことに。 

フォロ・ロマーノの入ってきたのとは違う出入り口を出て地図を見る。よし、このカヴール通りというのをまっすぐ行けば、駅に近づきそうだ。 
 
 

でもその前にちょっとお茶でも。街角のバールに座って冷たいものでも飲みたいなぁとメニューをもらう。もう、贅沢は言わない、コーラとか、そういうのでいいんだけど、メニューのどこに載っているのかが、なかなかわからない。よーく見てみると、ビールと並びで載っている。 

アイスティーを発見したので、それを頼む。出てきたのは缶入り紅茶とグラス。ま、冷たいからいいや。私たちがお茶している店の直ぐ横の路地から、コロッセオが見えた。 
 

駅・駅、と唱えながらカヴール通りを進む。なんだか雰囲気のありそうな階段が見えたので昇ってみると、教会が現れた。前にたくさん遠足できたかのような小学生くらいの子達がいたので、入ってみる。団体観光客は沢山いるのに、日本人の団体一組も居ない。 

教会の祭壇の前に、ガラスのケースに入った鎖が恭しく飾られている。それの写真をとる人、近づいてみる人が結構な人数で並んでいる。なんだろねぇ。 

ガイドブックで探してみると、ここはサン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会、そしてみんなが見に来ているのは「ペテロがエルサレムで捉えられていたときに、繋がれていた鎖」と、ミケランジェロ作のモーゼ像なんだそうな。ほほー。とりあえず、拝んでいこう。 
 
 

サンタ・マリア・マッジョーレ教会  
元の道に戻って、再度駅に向かう。あら、この大きな教会は何? 

サンタ・マリア・マッジョーレ教会でした。入り口前まで坂を上っていったのに、残念。見学時間は過ぎていました。 
 

痛い足を引きずりながらようやくたどり着いた駅。やっぱり店が開いててよかった?! 

運動靴を買おうと思うのだけれど、そんな店があるかなと探していると、ありましたよ。サッカーウェアとかを売っている店が!いそいそと中に入る。 

婦人物のスニーカーは、70ユーロから。子供用だと45ユーロからある。しかもサイズは32〜。23センチの私、子供用でビンゴ。グリーンに黄色のラインのアディダスで,決まり。店のお兄さんが 3足9ユーロの靴下も進めてくれたので、それもいただく。 

運動靴を買うなんて、10年ぶりくらいじゃなかろーか。 
 

一度ホテルに帰ろう。一路ホテルの方角を目指すはずなのに、またもや、違う道を通るダンナ。しまった。スニーカーを買ったところで直ぐ履き替えておけばよかった。 
 

そんなこんなで、ホテルに帰ってきたのは17:00頃。まだまだ明るい。靴を履き替えて、再度出陣なのだ。この靴に履き替えたからには、しゃれたところでの夕飯は期待できない。 
 
 

ふたたび出陣
朝と違う道を通ってみる。ヴェネト通りに出たいのに、ダンナの嗅覚はそっちを示さないらしい。 
城壁のある通りに出てくる。城壁の向こう側は、結構な広い道。これはイタリア通りかな。向こう側にリナシェンテが見える。ちょっと行って見たけど、休みでした。残念。 
 

城壁の中側に戻ってきてうろうろしているうちに、スペイン広場の方角に近いことに気がつく。よし、行ってみようじゃないの。 
 

今までにスペイン広場から階段を見上げたことはあったのだけれど、上から見下ろすことになるとは思わなかった。 

階段にはぎっちり人が座っている。ごめんなさいよっとばかりに間を抜けて階段を下りる。 

つつじの花が満開で、真っ白なスペイン階段を彩っている。きれいだね。 

ブランド街のコンドッティ通りを歩き、コルソ通りを通って、またもうろうろ。 

アウグストゥス廟が近いので、見に行ってみよう。いってみりゃ、「ローマ帝国を作った男」の古墳だよね。直ぐ横がとても近代的な建物を工事中で、なんともいえない。 

うろうろするうちに、なんだかジェラートを食べている人が多いことに気がついた。 
 
 

ジェラート
むむっ?どうやら皆、同じ店から出てきた模様。 
おお、すばらしい!雰囲気のある店の中に、ジェラートのカウンターが2つ。みんな期待に満ちた目でケースの中を覗き込んでいる。これはひとついただかないと! 

まず、どのように買っているのか、チェック。レジでサイズを言ってお金を払い、レシートをもらう。そのレシートを持ってカウンターへ。レシートを中の人に渡して、食べたいものをいうと、コーンの上にバカッバカッと盛り付けてくれるようだ。 

ふふふ。何にしようかなーっ。 
 

見ていると、2ユーロのスモールでもかなり大盛。これをひとつでダンナと半分こすることにした。オーソドックスに、バニラとチョコレートにしよう。 

レシートを握り締めて順番を待っていると、ジェラートを盛り付けた上に「パンナ?」と、中のお兄さんが聞いている。OKすると何がつくのか見ていると、生クリームを上に乗っけてくれるようだ。 
 

ダンナが代表して注文を伝える。「パンナ?」と聞かれて大きくうなづく。あれ、甘いものに飢えていたのか、ダンナよ。普段はそんなに甘いものなんか食べないのに。 
 

ふふふ。楽しみだなーっ。いっただっきまーす♪ 

甘いけれど、さっぱりしていて、おいしー!!生クリームもそんなに甘くない。そこはかとない甘さで、アキがこない。うわー、おいしー。後から地図を見て確認したら、ジョリッティというジェラートの有名店でした。 
 
 


 
 
 
そろそろ晩御飯を。  
甘いもので元気はでたけれど、そろそろ晩御飯をどうするか考えることにする。 
どういうわけか、なんでなのか、ダンナ、「ラーメンが食べたい」と言い出す。なにいうんだよー。 

前年、フィレンツェではうまいことラーメン屋を見つけたけれど、ココにはあるんだろうか。 

ナツォナーレ通りで「ラーメンと餃子の店」と日本語で書いてある看板は出ていたけど、あれは中華料理屋だったねぇ。 

ガイドブックに載っている日本食の店は2軒。ホテルに少しでも近いのではないか、と思われるほうの店に行ってみることにする。 

またもや目的地にまっすぐたどり着かずに、うろうろする。20:00ごろ、ようやく見つけた「吉左右」。回転寿司+和食。 
 
 

2階は座敷なのか、団体がにぎやかにしている声がする。 
 

1階の席に通される。回転寿司のレーンは誰も座っていないので、動いていない。私たちのほかは、日本人と、ゼンジー北京めいた日本語をしゃべる東洋人の2人組。ラーメンを頼み、ほっと一息。 

味はまぁまぁ。ずるずる食べていると、回転寿司のレーンが動き始めた。サーモンや、巻き寿司が回り始めた。動き出してまもなく、現地の人っぽいカップルが一組、二組と入ってくる。 

ほー、ローマでも普通に現地の人が回転寿司を食べるのねぇ。なにが一番人気なのかなーっと、横目で観察。やっぱり、なじみのあるサーモンから手を伸ばす人が多い。 
 
 

さぁ、ホテルに帰ろう。   
 

現在位置がさっぱりわかっていない私と違い、ダンナは「俺、帰巣本能だけはあるのよ」と得意げに歩き出す。途中、屋台で水とビール500ミリ缶を2本購入。それなのに、なぜか10分かからずにホテルに到着。何でぇ? 

ちなみにこの店では、朝に買った水と同じブランド、同じ量で1ユーロなり。 
 

風呂から出てくると、ダンナはビールを半分だけ飲んで、ラッコのように、ガイドブックをお腹に乗せて眠っていた。歩きすぎなんじゃないのか? 

足爽快シートをぺったり張って、私もお休みなさーい。 
 
 


 


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