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 OISSU様の 2006年 パリあっというまの3日間
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22 Mar.2008

 

( OISSU様 2006年11月)
 
 

1 成田〜パリ 全日空 パリ 泊
2 パレ・ロワイヤル、ルーヴル前、チュイルリー庭園、コンコルド広場、シャンゼリゼ、凱旋門。

左岸 アンヴァリッド、ロダン美術館、シャン・ド・マルス公園

オランジュリー美術館、オルセー美術館

3 サント・シャペル、 ノートルダム寺院、 サン・ジェルマン教会、 凱旋門

ギャラリー・ラファイエット、ルーヴル美術館

4 サクレクール寺院、モンマルトル、マドレーヌ

パリ〜 全日空

機中泊
5 〜成田
   

 
 
 
1日目 成田へ  
集合は成田エクスプレスの座席にて。私は地元の駅から、同行する友人は東京駅から成田エクスプレスに乗ることになっていた。

私が地元の駅から成田エクスプレスに乗ると、隣の席にサラリーマンの男性が座っているではないか。一瞬、座席指定を間違えたのか、二人で離れた席で成田に向かうことになるのか、と心配しつつ、きっとこの人は途中で降りるだろう、と予想して、ひとまず自分の席に座った。

それにしても、周りはガラガラなのに、私と男性だけが並んで座っているのも異様。落ち着かない。結局、この男性は品川駅で降りた。通勤に成田エクスプレスを利用する人もいるようだ。
 
 

東京駅に着くと、友人が乗ってきた。ここから私たちのパリ旅行が始まる。車内で、いつもどおりのとりとめのない話題を楽しんでいると、あっという間に成田に着いてしまった。
 
 

飛行機はANAなので、第1ターミナル。携帯電話をレンタルして、チェックインに向かう。

航空券は、チケットレスを海外旅行で初めてやってみた。まだ導入直後のせいか、カウンターには行列ができているのに、チケットレスの端末には誰もいない。さっそく画面を操作してみると、複雑な操作はまったくなく、指示通りに進めていけば完了するように作られていた。パスポートの読み取りも機械がやってくれて、ちょっと感動した。

カウンターの混雑を横目に早々にチェックインを済ませた私たちは、ミーティングポイント付近にある KOOTS GREEN TEAで抹茶を飲みながらのんびり一休み。

搭乗ゲートに向かった。
 

パリ到着  
シャルル・ド・ゴール空港のターミナル1に到着。ターミナル1は、搭乗ゲートから入国審査のあるターミナルまでは、地下連絡通路を通るようになっていた。

通路は、フライト後の体ではハードに感じるほどの長さがあり、ずっと動く歩道が整備されているので普段は快適なのだろうが、到着した日はなぜか動く歩道が使用禁止になっていた。稼動していたので故障ではないと思う。歩いて移動するしかなかった。

いったん地下へくぐるため、下り階段と上り階段があるが、私たちはスーツケースを機内持込にしていたため、疲れた体にムチを打って重たい荷物を持ちながら階段の上り下りをしたのだった。
 

やっとのことで入国審査場に着いたら、今度は大行列をしているではないか。窓口が3つくらいしかなく、列もなく、3つの窓口を目指してダンゴ状態で大混雑。早くもフランスのお国柄を味わった気分。

やっとのことで通過したら、あとは順調に進めた。ターミナル1は70年代に描いた近未来世界のような建物で、とってもオシャレ。
 

ロワシーバスに乗ってオペラ・ガルニエまで行った。入国審査の混雑とは正反対に、車内はガラガラ。他のみなさんは、どうやって移動したのか。

車窓から街並みを眺めていると、小雨が降り始めた。オペラからホテルまでは徒歩だ。傘を差しながらホテル目指してまっすぐスタスタ歩いた。

ホテルは ピラミッド駅から3分のところにあり、どこへ行くにも便利。なによりルーヴル美術館まで徒歩圏内なのが魅力だった。造りや装飾がお洒落で、雰囲気も楽しめた。

従業員も片言の日本語で話してくれ、気さくに接してくれた。パリ観光の拠点として大満足のホテルだった。
 
 

買出し  
 

チェックインして部屋に入ったら18:30を過ぎて、外は真っ暗になっていた。

当初の予定ではメトロに乗ったり散歩したりしながら凱旋門のライトアップを観にいきたかったが、雨が降っていて移動の疲れもあったので、ルーヴルのピラミッドとセーヌ川だけを眺めに散歩しに行った。

モノプリで夕食を買って帰った。

夕食のメニュー、モノプリで買ったもの
・ワイン
・生ハム
・キノコの惣菜
・テリーヌ
・チーズ
・バゲット
・フルーツジュース
・3日分のミネラル・ウォーター


 
 
 
2日目  
 
朝食は、前夜の夕食で余ったバゲットや生ハムを食べ、ワインを飲んだ。昨日の移動の疲れが残っていて、同行者が体調を崩してしまい、しばらく休養することにした。

前半から無理をしてはいけない。ここはじっくりと復活を待つことにする。その間、私はガイドブックを見ながら、今日の予定を確認していた。

無事に、彼女の体調も復活し、10時過ぎに出発した。

今日も雨が降ったり止んだりで、傘を手放せない。それなのに、パリの人は、ほとんど傘を差さずに歩いていた。フード付コートは日本ではファッションの一部にすぎないが、パリでは生活に欠かせないというか、傘の代わりや防寒にフードをかぶっている人がたくさんいた

コートやスーツがびしょ濡れになってもお構いなしのようで、文化の違いを感じた。ずっと晴れだったら気付かなかったことだろう。
 
 

パレ・ロワイヤルからコンコルド  
 
まずはパレ・ロワイヤルまで歩き、回廊をバックに写真を撮った。その後、ルーヴルの正面を通ってカルーゼル凱旋門へ。

カルーゼル凱旋門からは、チュイルリー公園を挟んで、コンコルド広場のオベリスクとエトワール凱旋門が一直線に見えた。

彼女が 「(エトワールの)凱旋門はすぐ行けそうに見えるけど、歩くとかなり時間かかるよ」というので、まずはコンコルド広場まで歩いてみた。

コンコルド広場に着き、オベリスクを下から見上げたら、とても雄大で感動した。また、この広場に立って、フランス革命当時のこの広場に思いを馳せてみて、歴史の重さをずっしりと感じた。

広場にいたときは雨だけじゃなくて風も強く吹いていて、広場だけに吹きさらし状態で、あまりのんびりできずに、次に移動。急いでメトロの入り口に潜った。
 

コンコルド駅でカルネを買った。そのときに友人が駅員に地図はないか聞いてみて、もらった地図が手のひらに乗るほどのコンパクトな折りたたみメトロ路線図で、レイアウトも凝っていて、おしゃれだった。パリって全てにおいて、芸術が日常になっている。

シャンゼリゼ  
Franklin D.Roosevelt駅で降りて、シャンゼリゼ通りを歩きながら凱旋門を目指した。途中のヴァージンメガストアで地図(Plan de Paris)を購入した。区ごとに分かれていて、それぞれの区ごとに、区全体・メトロ路線図・バス路線図の3部構成になっている。見やすくて使いやすくて、とても便利だった。この地図は旅の最後まで大活躍することになった。
 

シャンゼリゼ通りを楽しみながら歩いていると、凱旋門がどんどん大きくなってきた。到着して見上げてみたら、大きいとは聞いていたが、私の想像以上にダイナミックで驚いた

開館時間前だったため、上るのは諦めてぐるりと1周したのが、装飾が丁寧で、浮き彫りが何重にも施されていた。凱旋門は、遠くから眺めたり展望台に登ったりするだけではなくて、触れるほど近づいて彫刻や装飾をじっくり鑑賞する楽しみ方もあるのだとわかった。
 
 

昼食
 
昼食は、エッフェル塔近くのカフェで食べようと計画していたので、購入した地図でバス路線を調べて、凱旋門から92番バスに乗り移動した。

バスでの移動は街並みを楽しめるし、メトロよりも生活密着感がある。途中のバス停から小学校の課外授業らしきグループが乗ってきて、車内は子供たちの声で騒がしくなった。日本だとイライラしそうなのに、広い心で受けとめられるのは、パリの雰囲気のせいか。微笑ましくも感じた。
 

エッフェル塔近くのバス停で降車して、7区 Cafe Constantに入りました。店内は地元の人たちで混雑していて、観光客らしき人はあまり見当たらない。この時点でこのカフェは美味しいに違いないと確信した。

席に着くのに15分近く待った。メニューを見たら、日本語どころか英語でも書かれていない。観光客に媚びない姿勢が私たちには逆に嬉しかった訳だが、挨拶程度のフランス語しかできない私たちにはメニューの意味がさっぱり分からない。パリ旅行最初のカフェで、いきなりの試練。
 

同行者が持ってきた電子辞書でキーになりそうな単語を調べ、あとはメニューの長さの雰囲気や値段で見当をつけて、何とか注文することができた。

店員が「飲み物はどうしますか?」と聞いてきたので、周りの客が飲んでいたスパークリング・ウォーターを頼みました。すると「いくついりますか?」と質問してきた。

「二人で1つお願いします」と答えた、いや、正確にはそう答えたつもりだった。ところが店員は、瓶を2本運んできたのだ。1つと頼んだつもりが、1つずつとオーダーしていたようだ・・・。

苦笑しながら乾杯して飲んでみると、とても美味しくて、感激。水でこの美味しさだったら、料理はどんなに美味しいのだろうと期待で胸が膨らんだ。

メニュー
 
・ツミレにポワソンのスープがけ
・ビーフの香草焼き

ツミレはホイップされ、ふんわりしていくらでも食べられてしまいそう。ビーフも、焼き加減やソースとの相性もバッチリで、添えられたマッシュポテトやサラダも、とても丁寧に作られていた。パリ地元料理の奥深さを早くも感じた。

ただ、店員がうっかりしてビーフに使うナイフをステーキ用ではなく普通のナイフを出してしまった。いくら切ってもなかなか切ることができず、次回はもう少しフランス語を勉強して、ナイフの交換くらい伝えられないとなあと思いながら、悪戦苦闘したのだった。

食後はエスプレッソを飲んだ。私は カフェ・ノワゼットを頼んだところ、初めての美味しさでまたまた感激し、このあとの旅程で飲むエスプレッソはずっと カフェ・ノワゼットをオーダーすることになる
 
 

cafe noisette 
濃いエスプレッソに、すこしだけミルクをたらしたもの。

ブラックはきつい、 量は沢山ほしくない、というときによい。日本人にむいたものの一つ。

メニューになくても、頼めるそうだ。

 

アンヴァリッド
 
次の目的地は、ロダン美術館。ちょうど雨が上がっていたので、1kmほどの距離を、散策しながら歩いた。

建物を眺めたりウィンドウショッピングしたりしてのんびり歩いていると、街に溶け込んでいるようでパリっ子になった気分。
 

ロダン美術館に行くにはアンヴァリッドを回っていくことになるが、予定にはなかったもののせっかくなので中を観ていくことにした。
 

私が歴史好きなので、ナポレオンの棺を見たいだろうと、同行者が気遣ってくれた。彼女のやさしさに素直に甘えた。

棺は、写真からイメージしていたのよりも大きく、荘厳な雰囲気に包まれていた。パリの街には今でもナポレオンが作った建物や地名が多く残っているように、ナポレオン本人も今日のパリに影響力を与え続けているように感じた。
 
 

アンヴァリッドを出て、ロダン美術館に向かって横断歩道を渡ろうとしたときに、信号機が他と違うのに気づいた。赤信号のマークが仁王立ちしているような威風堂々としたデザインになっているではないか。こういうところにこそパリのセンスが光っている。日本にもこういう遊び心があったら楽しいが。
 
 


何種類かのデザインの信号がある。仁王立ちバージョンも市内に散見される。 こちら写真あり
ロダン美術館
 
ロダン美術館に入り庭園を散策し始めたら、ちょうど雨が強くなってきた。ゆっくりと作品を鑑賞したかったが、折りたたみの小さい傘では耐え切れず、地獄の門といくつかの作品を眺めるくらいで我慢して屋内の作品を鑑賞することにした。

ロダンの塑像には、力がある。ロダンの気持ちが伝わってくるような、制作しているロダンの姿が見えてくるような気持ちになる。
 

館内には、ロダン以外の芸術家の絵画や塑像があり、全体としても芸術を楽しめるようになっていた。2階に飾ってある絵を観たときに私は驚いた。ゴッホの「タンギー爺さん」が飾ってあるではないか。タンギー爺さんは、私の好きなゴッホの絵の中の一つだ。ロダン美術館に収蔵してあるとは知らなかったため、衝撃的な出会いをすることができて感動も倍増。

ロダンの美術館なのにゴッホの名作が普通に飾ってあるなんて、パリは本当にすごい、このセンスにもっと触れていたい、と思った瞬間だった。
 
 
 

「タンギー爺さん」は何枚か同じモチーフのものがあり、1枚はロダン美術館にある。
 

たまに、大きいゴッホ展があると貸し出されることがあるので、注意。日本にも来た。 
 

ロダン美術館はほかにゴッホ2枚を所蔵。ムンクも所蔵。

 

シャン・ド・マルス公園
 
館内の休憩所で次の予定を確認してみると、大事なことを忘れているのを思い出した。昼食をエッフェル塔付近でとったのは、エッフェル塔をじっくり眺めたかったからなのだが、食事で満足してしまい眺めるのを忘れて移動してしまった。

せっかくなので眺めに行くことにして、徒歩で向かう。楽しみなので気持ちは前向きで、徒歩であろうと疲れを知らない。士官学校の前のシャン・ド・マルス公園の端からエッフェル塔を眺めました。写真で何度も見たことのある有名な景色。遮るものがなにもなくて重厚な塔を一望できて見とれてしまった。今日もずっと感動しっぱなし。


 
 
 
オランジュリー  
エコール・ミリテール駅からメトロに乗り、コンコルド駅で降りた。次の目的地はオランジュリー美術館。私はパリを訪れたい気持ちを数年間持ち続けていて、それでもずっと訪れずにいたが、訪れなかった理由というのが、オランジュリーが閉鎖されていたからなのだ。

工事が終わり再び公開されたため、やっとパリ旅行が具体化したようなものだ。それだけにオランジュリーはこの旅行のメインイベントの一つといえた。(メインイベントはいくつもあるが・・・)

「睡蓮の間」は最後に取っておいて、まずは常設展示と企画展を見た。常設展は小粒ながら厳選された作品が多く、絵画ファン向けのイメージがあった。

企画展では、ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの真作と贋作(贋作というよりオマージュしたもの)をテーマにそって共同展示していて、フランス語の題名を読めない私たちは「これはホンモノ?ニセモノ?」と混乱したりもしたが、いくつかは間違いなく本物とわかる作品もあった。

また真贋を気にしないで見ていると、ラ・トゥールが表現している人間らしさの奥深さを楽しむことができて、これはこれで楽しい企画展だった。
 

そして、いよいよ睡蓮の間に入った。すでに夕方になっていたため、外光を取り入れた睡蓮の間を味わうことはできなかったものの、人が少なくベンチに座ってゆっくりと楽しむことができた。360度を睡蓮に囲まれたこの空間には、言葉にならない感動があった。
 

睡蓮の見方は人によっていろいろあるが、私は水面そのものを眺める。水面に反射した光や雲・柳・草花などが風に揺らめいていて、そこからジヴェルニーの庭がどういう状況にあるのかを想像する。さらには、そこにいるモネをもイメージして、あの庭でモネと私が一緒に池を眺めている気持ちになる

オランジュリーの睡蓮の間はお勧め。パリを訪れたら時間がなくても立ち寄ってほしい空間。
 
 

オルセー  
 
オランジュリー美術館を後にして、今日最後の目的地、オルセー美術館に向かった。

外はすでに暗くなっていて、セーヌ川に架かるコンコルド橋を渡っているときに見えたエッフェル塔が、ちょうど19時のイルミネーションでキラキラ輝き始めた。橋の上だったので横風があり相変わらず雨も降っていたが、立ち止まってイルミネーションを眺めた。さながら花火のようで、雨や風があっても、とても良い雰囲気に浸れた。
 

オルセーに到着すると、まずはカフェを探した。昼食以降はカフェに入っていなかったので、かなり疲れが溜まっていた。カフェでは私はカフェ・ノワゼットを、彼女はエスプレッソを飲んだ。パリではカフェでたくさんゆっくりしようと思っていたのに、かなりのハードスケジュールになってしまったのは、反省だ。これでも厳選したが、予定を詰め込みすぎたようだ。
 

疲れと閉館までの時間を考慮して、印象派の主要作品に的を絞って鑑賞することにした。と言ってもオルセーは印象派がメインなので、見たい絵もたくさんあるのだが・・・。

オルセーには超メジャー作品がいくつも常設してある。日本だったらこの中のどれか一点を目玉にして企画展を開催したらそれだけで盛り上がることだろう。フランスと日本には芸術に対する土壌にこれだけの違いがあり、パリ市民をとてもうらやましく感じた。

閉館時間ギリギリまで満喫して、メトロ ソルフェリーノ駅からマドレーヌ経由で ピラミッド駅まで乗り継ぎ、モノプリで惣菜を買ってからホテルに戻った。
 

夕食
・スパークリングワイン
・生ハム
・チーズ
・バゲット
・フルーツジュース



 
 
 
 
 
 

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