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 うちゃぎ様の 
2005年 レンタカー紀行
4

 28 Nov.2009

 

(2005年11月 うちゃぎ様)
 
 


 
   
1 21:55 成田〜    
エールフランス夜便
機中泊
2 〜パリ〜ローマ〜サルデーニャ島カリアリ カリアリ
Moderno
3 土  サルデーニャ(中部) オロセイ泊
Su Barchi
4 サルデーニャ島〜 フランス領コルシカ島 ポルト・ヴェッキオ  ポルトヴェッキオ泊
Hotel Belvedere
5 ポルティッチィオ ポルティッチオ泊
Le Maquis
6 アジャクシオ 同上
7 〜サルデーニャ島
ポルト・チェルヴォ(コスタ・ズメラルダ)
ポルト・チェルボ泊
Cervo
8 サルデーニャ北部 同上
9 オリビア〜ミラノ・リナーテ ミラノ泊
Spadari al Duomo
10 ミラノ・マルペンサ18:30→フランス パリ20:00
パリ23:15→
機中泊
11 →成田19:00  
 

 
 
7日目  
今日はボニフェチオからサルデーニャへ渡るフェリーの時間が夕方なので、朝は遅く起きる。

9時前にようやく起きだして朝食。

昨日はテラスでもぽかぽかと暖かかったのが、今日は風が冷たく、晴れ間もあるが時折雨も降り出したので室内のバースペースで。
ウェイターの話だとこの1〜2日でシロッコ(アフリカからの熱く乾いた風)から北向きの風に変わり、本格的な冬の到来で天気が不安定になるらしい。

出発の準備をして、雨がやんでいる晴れ間に出発。

一路ボニフェチオへ。行きとは道を変えて、途中まで海沿いの道を進む。夏場は庶民的な海リゾートになりそうな砂浜が、点在している。

途中で山のほうへ道がそれて、舗装していない道路を進む。あたりにはアルブーズという(日本で西洋ヤマモモといわれるらしい)赤や黄色の実のなる灌木が生い茂り、白く乾いた土に背の低い木や草が張り付いている。こういう灌木が密集して手付かずの状態で茂っている様を 「マキ Maquis」というらしい。

隣のサルデーニャ島とも違う風景が広がっていて、歴史とか文化の派生というものは近い遠いの距離だけでは図れないものがあるのだな、とあらためて思う。

お昼前になって天気はまずます。
 
 

ボニフェチオの港  
ボニフェチオの港には、14時前に到着。

17時発のフェリーなので売り場はまだ開いていない。駐車場に停めて、港から坂道をかなり登ったところにある町の中心へ。

このボニフェチオは昔からの要塞だったらしく、切り立った崖の一部をくりぬいて見張り台がある。

崖の尾根には万里の長城のような石の塀も張り巡らされていて人工的な割には岸壁と一体化しているからか、自然の造形物のように見える。

町から港を見下ろす場所にあったレストランへ入り、ランチ。軽く食べたいのでポロネーゼのパスタを頼むが、麺はのびている。

船でたったの1時間しか離れていない島で、しかもイタリア人も多く船で渡ってくると思われるのに、国が違うとパスタがアルデンテではないというのには感心させられる。

この町のイタリアの向かい側の町のサンタ・テレーザではアルデンテでとってもおいしいパスタが出てきたにもかかわらず。

カフェもゆっくり飲んでから店を後にして、入り江になっている港とは逆の見晴台へ。

とんでもなく高いところに張り出した崖っぷちにある見晴台だが、石でできた柵が高いので、真下が見えない。

白い波頭が見えるくらい荒れた海原に垂直に切り立った崖の岩肌はセメントのような灰色。鋭角に海に張り出したようすは軍艦のように見える。息を飲むような迫力ある風景は、圧巻。

小さな坂の路地を散歩。

15時半ごろ港へ戻り、乗船券を無事に購入。係りの女性が2日前に名前を書いてもらった予約台帳を取り出し、老眼鏡をかけて確認してから乗船券を発行してくれた。

フェリーの料金は人員の料金に、さらに車両の大きさで違ってくるが、行きの時より復路の方が車両の大きさを小さめに換算してくれたのか、少々安くなった。

車両の大きさの申告は車 のおおよその長さを言うだけ。かなりアバウト。

まだまだ出発までは時間がある。

坂の上の町へは戻らず、港沿いの暑い時期には観光客が大勢詰め掛けるだろうと思われるカフェやおみやげもの雑貨店、スーパーなどが並ぶ通りを、散歩。

スーパーでは、ミネラルウォーターなどを購入。

乗船  
 
16時過ぎごろからフェリー乗り場前にトラックなどが集まり並びだした。

ゆっくりと動くたびにメーメーと鳴く子羊が満載のかごを積んでいるトラックや、コルク樫の皮を高さ3メートル以上も束ねて山積みして荷台から転げ落ちる んじゃないかと思うくらいになっているトラックやらも、並んでいる。

フェリー乗り場口に他の車が並ぶと、港の入り口駐車スペースに停めている私たちの車が出せなくなりそうなので、急いで戻り、車をフェリー乗り場の列に並ばせて、車の中で待機する。
 

16時40分ごろ、サルデーニャのサンタ・テレーザからきたフェリーが到着。中の車がすべて降りてから、こちらは乗船。

船室に入ったころぱらぱらと夕立のような雨が降り出したが、外海に出るころには、西の水平線のかなたの雲間から夕焼けが見える。
外海は波があって、かなり船は揺れた。

1時間ほどでサルデーニャ島の港、サンタ・テレーザの明かりが見えてくる。港に着くころには、夜空に星や月も見えてきて晴れてきた。
 
 
 
 
 
 

ポルト・チェルボへ
今夜の宿、ポルト・チェルボへは車で30分強。
こうこうと照っている月明かりを頼りに田舎の丘の上をうねうね続く道を進む。

ポルト・チェルボの町に入り、まずは宿を探す。

コスタスメラルダ・リゾートの表示もわかりやすく、チェルボホテルもわかりやすくすぐに見つかる。

が、シーズンオフなので本館は閉鎖中。今回はこの本館 ではなくて、テニスクラブハウスという名の別館へ宿泊する。ところが、この別館の場所がわからない。

施設案内の看板も暗くて探しきれず、車から降りて、地元の人に聞くと、チェルボホテルの裏にある トリのシンボルマークがついている建物を指し示しながら、右手に回り込んで行けばいけるよ、と教えてくれた。

20時前には無事にチェックイン。
 
 
 

ホテルは白が基調で、テラコッタの床に分厚い綿素材のじゅうたんが敷いてあって、ゆったりとしたつくりになっている。コロニアル風とアラブ風を混ぜた感じ。

ロビーや廊下のコーナーにアクセントで置いてある黒い鉄でできたオブジェ風な暖かな色の照明が、いい感じ。

ロビーから奥にいくと、屋内プールがあり、この日の夜は近所の子供たちのスイミングスクールになっていて、とてもにぎわっていた。

ホテル内にレストランはないが、このちょっとした村を形成している コスタスメラルダ・リゾートのモール内にリストランテがあるのを教えてもらった。

夕食はそこへ。歩いて3分ほど。

オフシーズンなので客は少ないが、雰囲気はよい。高級感は少ないが、リゾートのカジュアルっぽい気安い空気がある店だ。

アンティパスト・ビュッフェと、鮪のカルパッチョ、蟹のパスタ、ボッタルガのパスタ、海の幸のフリットミストをおいしく食べる。

パンと一緒にでてくるパーネ・カラサウがここでも出てきたが、パリパリ度がいまひとつだった。


 
 
8日目  
あいかわらず、のんびりと9時ごろ起床。9時半ごろ朝食へ。

海は見えないが、緑の見えるレセプション横の朝食室でこの旅では初めてハムやチーズの並ぶ、ビュッフェスタイル。トースターもあって食パンを軽くトーストできる。少量ずつだが、種類をいろいろと食べてみた。

今日は、ポルトチェルボ周辺をドライブ。オフシーズンなので道端の店は軒並み、休み。

このポルトチェルボの町は半島状の付け根に位置している町で、小さな入り江がいくつも連なっている。

半島状の奥へドライブしてみるが、白くて小さな砂浜を湛える入り江だったり、黒い岩のゴツゴツした入り江ばかりが続き、夏場であればちょっとした駐車スペースに車を停めてのんびりと日光浴を楽しめたり、 岩の入り江にはボートを係留して泳いだりできるようになっているらしい。

車道は防風林として植えてあると思われる松林に囲まれて、海への見通しはいまひとつ。とぎれとぎれに林に抜けているところがあって、入り江越しに海原が見え る。

天気がすっきりとしていない上に風が強く冷たくて、海辺を散歩していても、のんびりとはできない。

時折、雲間から日が差すと白い砂にきらきらと輝くマリンブルーの海の色が冴え渡り、エメラルド海岸と言われる所以に頷くことができる。

岬の突端は小さな灯台を見つけた。近くに車を停めて歩いていくとその周りだけ砂地に草が細々と茂っているので、視界が開けて気持ちよい。

天気がよければ水平線のかなたにイタリアの本土が見えるのだと思う。

このあたりはアラブの王子様が海の色を気に入ってリゾート開発しただけあって、サルデーニャの中でもちょっと異色な雰囲気がある。
 
 

ポルトチェルボへ戻る。  
 
またポルトチェルボへ戻り、ホテル近くのマリーナを散歩。

係留してあるボートが大小さまざまで、白い船体が基本だが、船腹にさまざまな色でペイントがしてあって、見ていても飽きない。

マリーナを囲むように白い壁の ヴィラが階段状に立ち並ぶ。このヴィラもシーズン中は住人も増え、商店も開いてにぎやかになるのだろう。

今は、猫が日のあたるテラコッタの敷石の上でのんびりとお昼寝中。

俗な言い方をすれば、コスタスメラルダは、この地域一帯がテーマパークに近い雰囲気かも。

このポルトチェルボ近辺で開いているリストランテやバールはほとんどない。

とりあえすホテルへ戻り、隣接するモール内のバールで生ハム入りのパニーニやサルデーニャ産のビールをとる。

ホテル  
今回泊まっているチェルボホテルはコスタスメラルダリゾート内の一角にあるが、隣接してショッピングモールがあり、オンシーズンは高級ブランドからリゾー トちっくな土産物屋、日常に必要な薬屋などもそろっているらしい。

だが、今は11月。開いているのは最低限必要なバールや薬屋、スーパーのみ。

昼休み前のスーパーでボッタルガパウダーを買ったり、サルデーニャらしい絵付けの小鉢を買ったり。
 

いったん部屋へ戻り、近くのポルトロトンドあたりへドライブとも思ったが、結局、そのままコスタスメラルダ・リゾート内の小さな入り江を散歩して、部屋へ戻る。
 

明日、ミラノへ向けて移動するので、荷造りをする。

17時ごろスパへ行ってサウナを使いたいというと「準備するので15分ほど待って」と言われる。

スパの他の客が連れてきていた、白いふわふわのきれいな毛並みの子猫と遊んでいるうちに、用意が完了。
 

1時間ほどサウナに入ったり冷水を浴びたりして、リフレッシュする。
バスローブのまま部屋へ戻り、テラスで涼風に吹かれつつサルデーニャ産のビールで一息。

19時半過ぎ、に昨夜と同じリストランテ・イル・ポモドーロへ。

前菜にはトマト風味のムール貝を蒸したものとタコとポテトを炒めたもの、プリモピアット(第一の皿)は海老のトマト味のタリアテッレとピッツァ・フンギポルチーニ。

デザートは、オロセイの宿で食べて気に入ったセアダスを。

食後にカフェを飲んで、宿へ戻る。



 
 
 

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