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実録! ちむ様の レンタカーで食べるために走る! 
フランス縦断2000キロ!紀行   4
            
updated on 19 Aug.2001
30 Mar.2008 移動、整理再掲

 

 (2000年10月 ちむ様)
 
 
 

6日目   
朝、小川のせせらぎで目が覚めた、私達。出発の前に、村をホテルのワンちゃんと散歩へ出掛けた。泊まったl'Auberge du Moulinのある Soulages Bonneval 村は、集落と読んだ方がいいような、こじんまりしたところ。
 
時間が止まったような感覚の中、動いてるのは3人(2人と一匹か?)だけ。 犬ちゃんも何も言わないのに来てくれて、彼が私達を案内してくれてる。 一応初対面なんだけど。

主人と犬の後ろ姿があまりによかったので、写真を撮っちゃった。ホテルに戻ると犬は仕事は済んだとばかりに、どこかへ出かけて行ってしまった。なかなかニクイ奴!

 
さて、去りがたかったが、時間もないので御目当てのチーズナイフをゲットしに Laguiole へ。 

昨日は閑散としてたのに、今日はにぎやかになっていた。広場には、家畜を乗せたトレーラーが来ていて、ブーブー、メーメーと鳴き声が響いている。車の中で暴れていたので、私は少々ビビり気味。狭いところに押し込められたら、そりゃいやだろうな。 
 
主人は刃物屋を覗いて、買い物。Laguiole のナイフの背には、蝉かとんぼのような昆虫模様が彫られていた。見てるだけでも楽しいですよ。
 
用事も終わったし、食べ物探しで、さっそくチーズ売りの車を覗きみると、美味しそう! そりゃフランスだもの、種類も豊富だし、パンにのせて食べるのを想像しただけで、よだれが・・・。 旅行者にとって50gでも多いのに、つい100gとか買ってしまう。たべきれないんだけど、美味しいのがつらい・・・。 
 
 

 
 
 
ル・ピュイへ
 
本日は、目的地の行く途中に、ル・ピュイ・アン・ヴレイ観光をいれているため、少々早めに出発。 
 
高低さはあったものの、どんな田舎道でも舗装されてるのは、さすがです。思わず日本かいな?と思わせる岩場をとおりすぎ、高原(長野のイメージに近かった)を走ること、約3時間、赤い屋根が印象的な、ル・ピュイに到着。 谷間に家が密集している。たまたま移動遊園地とかも来ていて、巡礼の出発地はにぎやかだった。 
 

同行者は、食事レポートまとめに、カフェへ直行。私は、どうしてもノートルダム大聖堂の黒い聖母子像が見たくて、一人で散歩へ。巡礼地ということもあり、私は田舎を想像していたが、むちゃ都会! 
 
大聖堂目指して歩き出したものの、適当に行ったら迷ってしまった・・・。 フランスのアパルトマンは、高く作られていて、見えるはずの大聖堂が全く見えない。集合時間は一時間後だし、もしかして見られなかったら、どうしよいう! 焦る私の前方に、観光客らしき人! これはついて行くっきゃない。それでようやく入口が見つかった。  
  
教会って中にいるだけで、なぜか殊勝な気持ちに。あの厳かな雰囲気、についつい入ってしまう。パイプオルガンのところでは、パイプオルガンの講習かなにかをしていて、ちょっと立ち聞き。 
 
その後、いよいよ黒い聖母子像と対面。皆さん、静かに御祈りをしてった。外の音も殆ど聞こえず、しばらくボーッとした。
  
店で絵葉書を見たら、色々な衣装の聖母子像の写真が。私より衣装持ちでないかい? 
 
もうちょっと見たいのに、集合時間は刻々と迫る・・・。後ろ髪ひかれながらの出発に。
 

今日の晩飯宿に到着!
山越え、村越えて、St Bonnet le Froid 村Auberge de Cimesに到着。 
 
リヨンからだと、約1時間30分のところにある、小さな村。家が20軒あるかどうかだが、それでも、教会とカフェはちゃんとある。最初に来た時は、こんな所に二つ星があっても客が来るのだろうか?と思ったが、とんでもない! 
わざわざ食べにくるんです。

日本だと、こうはいかないよなあ。フランス恐るべし

 
私達は750Fの部屋に泊まった。(オフシーズンなので 100Fr安い) ベランダからは、夕暮れの山の風景が広がって、思わず深呼吸。
 
部屋は、ベットルームとリビングが、ちょっとした仕切りで区切られている。広々。トイレと風呂は別ですし、寒い地方なので暖房設備も、抜群。暖房設備があると、思い出したように、洗濯開始してしまう私達。 この風呂、実はガラス張り。もちろん見えないようにすることもできた。 
  
部屋の印象も、かなり洒落ていた。空調が、なんとダイキン。日本企業も頑張ってるのねと嬉しかった。満足度90%!
 


 
さささ、食べませう。 Auberge de Cimes
宿泊者だけが通る、朝食のサロンと涼しい廊下(自然のワイン貯蔵庫になってて、時間を忘れて見入ってしまう)を抜けると、レストラン。ここはきのこが名物。前回食べた時、大感激したので、今回も期待大。

うきうきしながら席へつくと、オーナーシェフが出てきて、少し話ができた。なかなかダンディな人。日本人の客はいなかった。 
 
 
 

ムニュ595F

牧草地と林の中をぬけると、村があらわれる。店を中心に約20軒の家屋で形成されていて、車で通ると1分もかからないで抜けてしまう、小さな村だ。

前回来たときの料理があまりにもよかったため、今回の再訪となった。

結果は、予想をはるかに越えてった。美味が、これでもかこれでもかと押し寄せてきて、その美味の中にいつまでも身をおいて、胃が疲れたら休んで、疲れがとれたらまた食べたい。

フランス人の胃がほしい。 そうすれば、あとふた皿は食べられる。これが素直な感想。 

料理はシェフおすすめの、きのこのコースを選択、ワインは地元のコンドリューにした。 尚、シェフは英語ができる。日本にも5回来たそうだ。メインまでで6皿あり、チーズとデザート2皿、と、皿数は多い。但し、チーズは腹いっぱいで食べられなかった。


栗とセップ茸にサラダ と ポワレした帆立・ハーブのサラダ添え

帆立の食感が、なぜか上等な鶏の胸肉を思わせるが帆立である。ポワレした後、少々置いて熱々ではなく、生温かい状態で供するのが、ポイントと思える。

軽い弾力性のある帆立が、マリネされて酸味を伴い、焼き汁を煮詰めたソース、あるいは、サワークリームと共に食すと、フランス料理の特長である、食材の融合のよる、違った美味に出会える

photo by Chimu


次にフォアグラの表面にアーモンドを使ってかりっとさせて、下にキノアというそばの実、boulgourという豆(と思います、辞書にも載っていません)を細かく切って、蒸したものを敷き、別々に味を含ませた、トランペットとジロール茸と共に出された。

ナイフをいれると、甘い香りが滴る脂肪分と共に立ち上る。それをきのこと共に食すと、透明感のある甘味がきのこの香りに増幅されて、ワインを飲まずには居られない。きのこの力によって、フォアグラの味わいを、頂点に引き伸ばした皿。


魚はすずきのポワレ

炒めたきのこを、香草入り ナージュ仕立にしている。フランスでは珍しく、皮付きで調理されている。 パリの「グラン・ヴェフール」や「ミッシェル・ブラ」など評判になっているような店でみられる、浅い火通しではなく、しっかりと火が通り身が香る。
 
きのこの ジュ〈汁)がソースによくしみだし、ともすれば、荒々しさがするすずきの香りを、きのこの香りが香草を伴って包みこみます。一度、マリネされ軽い酸味を伴うきのこに、身の味わいが濃いすずき。この皿のワインに、コンドリューは正解でした。さらに さわやかさが、加わります。

レンズ豆のラグー(煮込み)。

この店のスペシャリテ(名物・特別料理)には、トリュフのみじん切りが入っていた。うずらの卵をかき混ぜて、食べるようになっている。

玉子とトリュフの相性のよさが発揮され、素朴と洗練をあわせもつ、この店独特の味わいに飛躍している。本来は地方の土俗的な味わいが、レストラン料理に高められた典型だ。

その後、きのこのコンソメがでてきた。

濃い琥珀色(こはくいろ)からは、きのこの濃縮した香りが立ち昇る。スープ好きの日本人には、うれしいかぎり。一枚浮かんだ、よもぎ葉が印象的。まるで次の肉のために、ほっと一息つくように仕上げている。これがまた、食欲をおこした。

肉はダマ鹿

日本人には蝦夷鹿のような、繊細な味わいが好みだろうから、しっかりと鉄分があり獣くささがするダマ鹿は、好みが分かれると思う。

ダマ鹿のまわりに、いちじくのような味のするナツメヤシの実をつめ、パン生地と巻いて揚げたものを添えている。敷かれた、かぼちゃのピュレ(濾したもの)とあわせて食べるようにしている。 
ソースに血の味わいが濃く、甘味とあわせると、お互いの香りがひきたつように仕掛けられている。やはり、きのこのソテーがそえられていた。

30種類はあったか、チーズは満腹でパスした。
デザートにうつる。

先にフルーツの山と、アヴァンデセールと、プティフールがドンと出された。アヴァンデセールが、ココナッツアイスの下にフランボワーズのコンフィ(砂糖煮)を層にしたもの。見た目の予想通り、軽やかに酸味と甘味が交わる。 
 

アヴァンデスール

デセール
クレームブリュレフォンダンショコラ。卵黄の香り・キャラメルゼの軽やかに苦味を伴う香りが、一級のブリュレであることを示している。そしてショコラの自己主張する苦味と香りに、上にかかったクリームが、まろやかにしていた。
お茶を飲んでいたらレンズ豆の甘煮が一さじ、給仕人が満面の笑みと共に運んできた。 
 

まさに、これでもかこれでもか攻撃だ。レンズ豆で締めるなんて、このレストランにきたことを、最も印象つける出来事だ。パリではありえないことです。すでに我々は満腹を通り越して、食べ物が首あたりまでつまっている状態で、部屋に戻った。

(ちむ夫記す)


 
 
 
 
 


大食漢の同行者(でも細い。なぜじゃ?)が珍しく満腹になっている。プティフールは、ギブアップ。 最後の名物レンズ豆のほんのり甘煮。苦しいけどサービスの方ににっこりされちゃ、食べなきゃいかんわな。これがまた美味しいのだから困ったもの。

二人共、フォワグラ用のガチョウ状態。酔っ払って部屋に戻ると、ベッドの上にチョコレートと、おやすみなさいカードが置いてあった。嬉しいけど、もう食べられない〜 ここのは今思い出しても写真を見ても、よだれが・・・。
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

コンドリュー
ローヌ河の右岸、コート・ロティの南側。ここでAOCを名乗れるのは白ワインのみ。

葡萄の品種はヴィオニエ種。ラングドック地方等でもヴィオニエ種のワインは生産されているが、品質的には、コンドリューの物がもっとも優れているようだ。

味わいは、白い花をイメージさせるような、やわらかくかぐわしいもの。値段はけっこう高い。定評のある生産者は Guigal, Y.Cuilleron等。

注:
ヴィオニエ種 ローヌ河流域で栽培している珍しい品種。コンドリューで極めて上質の、かぐわしいワインを生む。できるだけ早く飲むこと。フランスのミディ地域、カリフォルニアでも人気があるが、量的にはまだわずか(「Hugh Johnson's 
Pocket Wine Book  第三版」)
 

セップ茸  Cepes
椎茸そっくりのきのこ。ボルドーなどが産地。ワインにあうことで知られる。高級キノコと思っておこう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ジロール茸 girolle
きのこ。フリルがある。マイタケに似ている。アンズ茸ともいうようだ。chanterelle シャントレルとか。
 

ポワレ
バターや油を使ってフライパンで焼いた調理法、調理したもの。。ポワロー poireau。 太い甘味のあるネギや お魚でよく用いる。まぁ ようは バタいため と思ってよし!
 

フォアグラ foie gras
ガチョウ(オア oie)、カモ(カナール canard)にえさを大量に与えて肥えさせちゃった肝臓。人間もこないなるんかぁと思うとおそろしいが。キャビア、トリュフと並んで三大珍味。

こってりとしている。コクのあるガチョウのフォアグラ(フォアグラ・オア)はテリーヌ に、鴨のフォアグラ(フォアグラ・カナール)はフライパンで両面を軽く火を通して香ばしくして食べる。ペリゴール地方名産。
 

ナージュ nage
フランス語で「泳ぐ」という意味らしい。
香味野菜(セロリとかタマネギ)を水から煮て、白ワインで風味付けしたブイヨン(=だし)をとる。これを用いて、魚・カニなどを料理する。
さらにその煮汁を煮詰めたのをソースに使う。さっぱりと風味がある。

ジュjus
ジュースのフランス語。汁。野菜/肉を煮込んだ時の煮汁、焼いた時の焼き汁。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

レンズ豆
大豆ぐらいの大きさの豆。グリーンとブロンドがあるらしい。フランスで一般的なのは 小粒なグリーン。南東部のオーヴェルニュ地方の特産。
 
 
 

ラグー ragout
煮込み。英語でいう stew。日本でいうシチュー。
 
 
 
 

コンソメ consomme
ブイヨン(だし)からつくる、澄んだスープ。脂肪分のすくない肉や野菜を加える。
 
 
 

ダマ鹿 daim
ヨーロッパに生息するしか。白い斑点。美味でしられる。
 

ピュレ puree
ペースト状にしたもの。ピューレ
 

アヴァン・デセール avant dessert
デザートの前(アヴァン)に出されるデザートのこと。
 

プティフール
フールは「窯(かま)」の意味だそうで、プティフールは「小さいオーブン」という意味。 一口で食べることのできる御菓子。 
 

コンフィ  confit
「漬ける」の意。肉料理 「鴨のコンフィ」などの場合、塩漬け肉を、脂で低温で煮込む。野菜は、砂糖水や酢に漬け込んで煮る。

クレーム・ブリュレ creme-bruler
名シェフ・ロブションが考案したといわれる、有名なデザート。卵黄、生クリーム、砂糖、バニラをよく混ぜて作ったクリームの上にブラウンシュガーをかけ、焦がす。デザートがわからないとき知っているととりあえず正体がわかりやすい。だいたいの日本人は食べられる。

フォンダン fondant
溶けてとろとろになったの意。砂糖に水や香料(チョコレートなどを加えることも)を加え、温めて泡立て、さらに 冷やして固めた。

キャラメリゼ
砂糖の焦がしたやつ。いっぱい食べるとしんどいので ほどほどに。
 
 
 
 

 

7日目
前日あれだけ食べても、寝てる間に胃はすっきり。

胃薬持ってきたけどあんまり必要なかったのは胃拡張の気配か? いよいよフランスモードになってきたのかしら? 配偶者は、さすがに少々二日酔い気味。朝食を食べにサロンへ行くと、ビュッフェ式。 

搾りたてジュースが3種、パンが4種類ほど、チーズも5種類(フロマージュ・ブラン含む)ほど、サラミ等ハムが3種類ほど、フルーツ、フルーツのスープ仕立て、ヨーグルト、ベークドケーキ、手作りジャムが2種類、はちみつ、コーヒー、紅茶等。 もしかしたら他にもあったかもしれない。

ジュースもジャムも絶品で二人共、大感激! 食べ過ぎて夕食に差支えるくらい食べた。

部屋で食べるとパンは食べ放題にはならないから、これはサロンで食べたほうがお得かも? 他の客はすでに出たのか、貸切状態でほんとゆっくり楽しんだ。今回の朝食のなかでは、本当にぴか一。これで100Frは、奇跡的な安さ。日本のホテルの比ではない!

つい店のサービスの女性に感激を伝えるも、つたない言葉でわかってもらえただろか・・・?
 
 

チェックアウトの際に、配偶者はちゃっかり厨房を見せてもらっていた。

散歩してみると、店は雑貨屋・カフェ・チーズ屋・八百屋・ともう一軒のホテル・レストランしかない。カフェには人が結構いたけど、皆どこに住んでるの? りんご(かじってみたかったの)とお土産のはちみつ飴・乾燥キノコを、雑貨屋で茸の写真が一杯ある、図鑑のような絵葉書を買って、お昼頃に出発しました。  

見慣れてきた景色ですが、山道を行くもまた楽し。高速に乗ると回りを見れない主人は、休憩で野草を見たりしてリラックス。空の色も日本とは趣が違うなあ。 田舎に住んでる私達としては、やっぱり地方の田舎巡りが、似合うような気がします・・・。
 

 

トゥルニュへ
山を降りると高速からはTournus まで一直線。途中、リヨン近くは車も多く、「パリに入る時とここはいつも混む」と主人は、スピードの出ない車と格闘中。さすがにスイス国境までいくのは、ちょっとしんどいので、途中で一泊することに。

Tournusは、リヨンから高速をゆっくり走って1時間くらいで着く。本日の夕食はこの町の”Terrasses”で予定、泊まる所が決まっていない。店がオーベルジュも兼ねていたので、値段を聞いたら290Fr+ガレージ代38Fr。即決した。

テレビもバスも付いてるし、狭いけど小綺麗だったので満足。これで安心して散歩に出発できるわ!

この町はソーヌ川のほとりにあって、日本だったらさしずめデートコースにぴったり。夕方だったから、尚更雰囲気が出てるんですよね〜。ずっと石畳が続いていて、ふと見上げると大きな教会が。後で本でみたら、かなり古い修道院(10世紀とか11世紀頃)で、夕日に照らされ素敵だった。 

向かいの建物のつたも見事! ちょうど旅もおり返しになるが、ずーっと車で周ってると大旅行のはずが、国内旅行の感覚になってくるのが、不思議だ。ついつい、不動産物件を真剣に眺めたりして。ここはブルゴーニュワインの産地に近いため、主人の興味はもっぱら酒屋。店で40分くらいは眺めてたか、ワインを5本も買って嬉しそうにホテルに戻りました。どうやって持って帰るつもりなんじゃろ? 

Terrasses
歩き回ってお腹がぺこぺこ。でも階段を降りれば、そこはレストラン。

“Terrasses”は一つ星(99年昇格)レストランではあるけれど、あまり気取らずに食べられそう。女性スタッフは、原色系の服で派手ではあったけど、似合っている。それにしても、満席でないかい? 人気あるんじゃなあ。

夕食は180Frのムニュにした。私は、メインにこの辺りが産地の、ブレス鶏のクリーム煮にした。日本でたとえると名古屋コーチンみたいなもの。地鶏で有名な所だ。やっぱり、その土地のものを食べるのが、一番美味しい。
 


 
Menu180F

トュルニュは、マコンの北にある古い街で、こじんまりと落ち着いた雰囲気。端から端まで、ゆっくり歩いて20分ほどでまわれる。

こんな小さな街だが、星付きレストランが2軒ある。

二つ星の方は、由緒あるレストランで高級店だが、この店は、ビブ・グルマンマーク付きでもあり、ビストロ的な楽しみのあるレストラン。地元の人が、ふらりと美味しいものを食べに来ている店だ。したがって、料理は、凄みとかシェフの創造性を感じるものではなく、気軽に食べてまわりの人達と会話をして、今日一日楽しかった、と思って店を後にする、という所。 


ワインは、地元のマコンの赤を選び、180Frのコースを。前菜・主菜とも3種類からの選択で、デザートも選択。

アミューズにトランペット茸の入った、ジャガイモのポタージュ。軽やかに、かすかに粉を感じる。前菜への期待がふくらむ。

前菜は、鴨とフォアグラのパイ包み。 さくさくと、パイがいい音を奏でる。マデラー酒と砕いたピスタチオを使ったソースも、美味。青臭い香りと脂肪の香りが、ワインとあう。 

彼女はトマトと白身魚のテリーヌ。トマトの酸味がきいている。主菜のロニョン・ド・ボー(子牛の腎臓)のディジョン風(粒マスタード入り)は、リクエスト通りのミディアムの火の通り。

肌色の切り口から、肉汁がクリームのきいたソースと混じわり、これまたワインが味を高めてくれる。ブレス鶏のクリーム煮は、シンプルだが、家庭料理にも通じる味でもりもり入ってしまう。

 

デザートは、ショコラ・ケーキのピスタチオソースヌガーグラッセのマンゴーソース

おもしろかったのは、いかにも「フランスのマダム」と日本人が思うマダムと、懐かしさを感じる、給仕人の女性の服装。

皮肉ではなく、フランスを実感した。因みに給仕は、全員女性。
(ちむ夫記す) 

 

マコン

マコン村があるブルゴーニュ・マコネー地区は,ボージョレのすぐ北に位置する丘陵地帯。赤、白ともにつくられますが、白ワインのほうが有名です。
 
なお、ブルゴーニュの赤ワインといえば、ピノノワールという葡萄品種からつくられるのですが、マコンではボージョレと同様、ガメイ種からつくられることがほとんどです。

いわゆる高級ワインよりも、気軽に飲めるワイ ンを多く産出する地域です。

 

レストランに了解を取って、またまた料理の撮影開始。デジカメだと、フラッシュをたかなくても、綺麗に撮れるので、周りの方にも迷惑にならずこりゃ便利! 料理は素朴なんだけど、めちゃ美味い。

撮りながら二人で食べてたら、隣の夫婦が「2人の写真も撮りましょうか?」と言ってくれた。主人はあまり写るのは好きでないのだけど、このチャンスを逃したら、一緒の写真が無くなると思った私は、満面の笑み!でお願いしてしまった。

とても気さくな夫婦。オランダから別荘に来たそうで、よくこの店を知ってたね!と驚いていた。 ミシュランのおかげだなあと、つくづく思う。おかげで、楽しい時間が過ごせた。 

 



 
 
 
 
 
 
 

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