タイトル | : Re^2: 語学力について |
記事No | : 108 |
投稿日 | : 2006/02/21(Tue) 14:54 |
投稿者 | : トベロラカシ |
こんにちは。
>一般的には、少しでもなじみやすい方を勉強されるのが良いと思います。
同感です。
言葉はクラスを表しますので仕事のうえでは重要な要素の一つですが、旅行で訪れるだけならブロークン・フランス語ないし英語で大丈夫だと思います。
フランス人にとっても英語は外国語ですから、ペラペラの人もそうでない人もいます。それでも平均的な日本人よりは平均的なフランス人の方が他国語を話せるではないでしょうか。特にパリジアンや若い人はその傾向が顕著です。学生の選択語学は英語>スペイン語>ドイツ語の順となっていると聞いたことがあります。
フランス語以外が通じないのではなく、下手な英語や他国語が通じないのです。上手すぎるのも通じないことがありますが・・・
フランス語にしても、ヴェトナム系の悪い発音は理解されやすいのに、日本人の悪い発音はされにくい、という傾向があるように見受けます。つまりは慣れの問題で、私の同僚のフランス人は私の発音の癖を知っているので理解してくれますが、新人が来ると「?」という顔をされることがあるので、できるだけ正しい発音を心がけます。
他の外国人の話す言葉を聞いていると、一概に言ってはいけないのでしょうが、英国人はフランス語を話せる人が少なくないようで、英語アクセントのフランス語でしゃべっているのをよく耳にする一方、米国人はアメリカンでまくし立てている人が多いです。ゆえに最近のサーヴィス業に従事するフランス人(特にパリジアン)は鍛えられていますから、英単語をつなげば通じると思います。ホテルやレストラン、デパートやブティック、地下鉄駅や美術館の切符売り場窓口など観光客の多いところでは、まず大丈夫でしょう。
わからないふりをする人もいるでしょうが・・・ そのときはフンという顔をしていればいいのです。卑屈なるのは逆効果。言葉は丁寧で下手に出ているように見せかけながら、余裕のある態度を見せるのが一番。
因みに言えば、フランス人の喋る英語はどちらかというとアメリカンが、特に若い人には、多いようです。同僚の若い人たちも留学先がアメリカという人ばかり。
もちろん、挨拶くらいは覚えた方がいいし、メニューに並ぶ単語は(電子辞書でも何とかなるでしょうが)知っておくに越したことはありません。
気をつけないといけないのは、なまじフランス語で切り出して、「なんだこの人喋るんだ」と思われ、機関銃のようにまくし立てられることがあることです。
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